私のご近所さん

今朝は7時過ぎにお散歩に出ました。

いつも玄関に陣取っている酔っ払い、
『アミーゴ!』のEさんもいないし、
朝の新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込みながら
公園へ足を踏み入れました。

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思っていたよりも人が多かったのですが、
この時間は、早朝だけに
本当に近所の人しか来ていないようで、
みんな、ちゃんと2mの距離をとって
節度を守ってお散歩していました。

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細い道を歩いているときに
向こうから人がやってくると、
どちらともなく自然に
左右に広がる芝生に足を踏み入れて、
お互いの距離が2m以上になるよう、
誰もが周りのことを気遣いながら歩いていました。

そうよ、これなのよ!
この界隈は、こうでなくちゃ!

そう思いながら歩いていると、
気分も明るくなりました。

実は、私が住んでいるエリアはお金に余裕のある人や
マイナーな芸能人や画家などが多く住んでいるので、
ご近所さんたちは、
基本的にマナーの良い人たちばかりなのです。

そんなこともあって、
マナーのなっていない人たちのことを
このときに「近所の人ではない」と判断したわけです ↓

見晴らしの良い丘の上に立つと
遠くにシティが広がっています。

車も少ないのでスモッグがなく、
普段は見えないカナリーワーフのほうまで見渡せました。


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「うーん」と伸びを一つして、
ゴミ拾いを開始しました。

先日書いたとおり、
あまりにゴミが多くて胸が痛んだので
ゴム手袋とスーパーのレジ袋を持参していたのです。

とくにここは見晴らしがよいので、
沢山のゴミが落ちていました。

ゴミにウイルスがついているかもしれないと思い、
ゴム手をしてゴミ拾いをしつつ、
のんびりと公園をお散歩しました。

1時間弱歩いただけなのに、
レジ袋2つ分のゴミが拾えました。

しかも、その大半が犬の糞が入ったビニール袋か、
ビールの空き瓶なのです。

気分良く酔っぱらって、
空き瓶だけ捨てていくなんて、
本当にモラルを疑います。

しかも、犬の糞がそのまま落ちているなら分かりますが、
犬の糞を拾ったなら、
なぜそれをゴミ箱まで持っていかないのか、
不思議でなりません。

さらに、驚いたことに、
ゴミ拾いをしていたら、
ジョギングをしていた人に声をかけられたのです。

「あの、もしかしてゴミを拾ってるの?」

そう声を掛けられて振り向くと
後ろから走ってきた女性が
足踏みしながらこちらを見ていました。

外出していないせいで
まともな英語を1カ月以上も話していないこともあり、
咄嗟に何と答えたら良いのか分からず、
戸惑いながらこう答えました。

「え。ええ、あまりにゴミが多くて・・・」

「まぁ、ありがとう!
私も、走りながら『ゴミが多いな』って思ってたのよ。
私も明日からゴミ袋を持参しようかしら」

「ありがとう」なんて言われるとは思わず、
驚いてしまいました。

驚いて「No Worries」
(いいえ、なんということもないですよ)
としか答えられなかったのが、
ちょっと残念です。

でも、やっぱり私以外の人たちも
普段よりも「ゴミが多い」と思っていたのだな、
と改めて思いました。

そして、さらに歩いていくと、
向こうから犬を2匹連れた年配の女性が
声を掛けてきました。

その女性も近所に住んでいるようで、
ちょうどそこで出くわしたらしい
ジョギングしている女性と立ち話をしていたのですが、
私がゴミの入ったレジ袋を持っているのを見て、
こう言ったのです。

「あら、あなたもゴミ拾いしてるの?」

「ええ、なんだかゴミが多くて・・」

「本当よねぇ。ほら、私もゴミ拾いしてるのよ」

と、ニッコリ笑いながら、
手に持った青いレジ袋を高く掲げました。

そうなのです。

やっぱり、ご近所の人たちは
私と同じように思っていたのです。

私の近所の人たちは、
この公園や近隣エリアを大切にしているから
ゴミを放置するなんてこと、
するわけがないよね、と改めて思いました。

しないどころか、
こうやって自主的にゴミ拾いして、
荒らされた公園を元に戻そうとしているわけで、
そういう人は私たち以外にもいると思います。

やっぱり、私は良いところに住んでいるなぁ、
と安い家賃でアパートを貸してくれている
大家さんに改めて感謝しました。

他の人にもゴミ拾いしてほしいと思っていたわけではなく、
少しでも自分の好きな場所をキレイにしたかっただけなのですが、
同じように、この地を大切にしている人たちがいることを知って、
なんだか嬉しかったです。


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