とても几帳面な人

近所の公園の庭仕事を手伝い始めてから、
週末この公園を訪れる人たちに
きれいな状態の植物を見てもらえるように、
毎週、金曜の夕方か土曜日の朝にお庭に行って
枯れた花や葉っぱを切っています。

今朝も、ジムへ行く前に立ち寄って作業していたら
管理人のJさんがやってきました。

実はJさん、イギリス人とは思えないほど几帳面で、
とても細かい性格をしているのです。

たとえば、ゲートにかかっている南京錠は、
必ず番号が「0000」になっています。

暗証番号式の南京錠なのですが、
普通は鍵を開けたり、その逆に鍵をかけた後、
ぐしゃぐしゃっと適当に回して
暗証番号以外の番号にしておきますよね?

それを「ぐしゃぐしゃ」とするのではなくて、
必ず「0000」にするのです。


そんな几帳面なJさん、
私を見かけると、こう話しかけてきました。

「イチイ、実は梯子があるんだけど、使ってみるかい?」

「え? 梯子?」と思った直後に、ピンと来ました。

実は、アーチの上のほうとか、
私が背伸びしても届かないところに
枯れたバラの花がいくつか残っていたのです。

きっと、それが気になるんだな・・・と思いつつ、
Jさんが梯子を出してくるのを見ていました。

坂になっているので不安定ではありましたが
なんとか大きな木に梯子をかけて、
目立つところにある枯れた花を切りました。


でも、高く伸びているツルバラが、
梯子でも届かないところで枯れていました。

「ちょっと待ってて」

そう言うと、今度は大きなハサミをもってきました。
こんなタイプのハサミです → 刈り込みばさみ

梯子の上でバランスを取りながら、
思いっきり腕と体を伸ばして、
どうにか枯れた花を切ることができました。

でも、これ以上バラが伸びたら、
梯子と刈り込みバサミでも太刀打ちできなそうです。

昔、日本のテレビ通販で見た
「高枝切りハサミ」があればいいのに・・・と思って、
家に帰ってネットで調べてみましたが、
イギリスでは売っていないようです。

こういうハサミなのですが → 高枝切りバサミ
こんなふうに、高いところの枝を切ったら、
そのまま切った枝を掴める仕組みになっています。

イギリスで売っているのは、
せいぜい80cmくらいの長さですし、
「そのまま枝を掴める」というタイプでもありません。

日本は、こういう「かゆいところに手が届く商品、
工夫を凝らした商品が多いような気がします。

もしかしたら、
この商品を日本から輸入して販売したら、
結構売れるのではないかと思ったりもします。


そして、そんな几帳面なJさんは、
私が花枝切りを終えても、
嬉しそうにお庭を歩き回っていました。

IMG_1360.JPG

やっぱり、このお庭が好きなんだなぁ・・・

と微笑ましい気持ちになりながら
ジムに向かったのでした。

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