
せっかくマラケシュに来たので、
なにか記念に買っていきたいなと思って
マーケットに行ってみました。

ディプレイが鮮やかでしたが、
客引きがすごくて、少し怖かったです。
値段が書いていないので、
お買い物するには交渉しなくてはなりません。
このバッグのお値段を聞いてみたら、
180ディルハム(約1800円)と言われました。

Nさんの話だと、
80~100ディルハムくらいまで
値切れるとのことでしたが、
それほど欲しいとは思わなかったので、
「そうですか」と言ってお店を出ました。
すると、値切ってもいないのに
「いくらなら買う? 160でどう?」
・・・値切っていないのに、
いきなり値段が下がりました。
別に欲しいと思っていなかったので、
そのままお店を立ち去りましたが、
どうして最初から安く提供しないのでしょうね?
値切るのが楽しいという
観光客が大半なのでしょうか。
アトラクションのように、
その値切り交渉を楽しむ人が多くて、
お店の人もそのつもりで
高い値段でふっかけているのでしょうか?
よく分かりません・・・
こちらのお店では、
コブラの皮が売っていました。

Nさんから、お店や人の写真を撮ろうとすると
撮影代をせびられることがあると聞いていたので、
遠くから、こっそり撮った写真です。
コブラの皮って初めて見ましたけど、
何のために買うんでしょうね?
形的に、マフラー?
でも、温かくなさそうですよね。
床に引くラグマットにはできないし、
たんなる飾り?
それとも、ハンドメイドでなにか作るために
生地として売ってるのでしょうか?
いろいろと疑問が湧き出てきましたが、
お店の人に聞く勇気も根性もなく・・・
スークと呼ばれるマーケットは入り組んでいて
迷路のようになっていました。
地図を見ても定かではなく、
いつの間にか道に迷ってしまいました。
でも、それはそれで地元の人たちの
生活ぶりが伺えて、良かったです。
というのも、たぶん、
ああいう真面目に働いている人たちを見ていなければ
マラケシュの人はズルい人ばかりだ!と思って、
きっと悪い印象しかもてなかったと思うから。
見ていて、少し胸が痛くなったといいますが
人を騙してお金を儲けるのではなく、
一生懸命地道に働いている人も多いんだな、
って思えるようなところもあったので・・・
次のブログで、私が見た、
裏道のマラケシュを紹介させてください。