マラケシュ フナ広場の夕日

マラケシュの2日目の夜は、
Nさんおすすめのレストランに行きました。

お食事はまぁまぁとのことでしたが、
前の日に酷い目に遭った身としては、


法外な値段をふっかけられていない

ウェイターにチップをせびられない

温かいお料理が食べれる


というだけで、とても美味しく感じました。
(なんだか、満足殿レベルが低いですね・笑)


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しかも、オリーブなどの前菜とパン、
飲み物、メイン、デザートで90ディルハムです。

例の「ぼったくり」レストランの
3分の1のお値段でした。

でも、ここはマラケシュのなかでは高級なほうの
レストランになるようです。

ぼったくりレストランのことは、
こちらに書いています ↓
http://yewtree.seesaa.net/article/446386553.html


しかし、このレストランの売りは、
お料理ではなく、こちらのパノラマビューです!

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マラケシュ旧市街の中心、
フナ広場を眼前に見ながら食事ができます。

ラッキーなことに、
広場側の一番端の席を確保できたので、
右手には、ほんの数m先にモスクの塔があり、
サーモンピンク色の壁が夕日を浴びて
より一層鮮やかなオレンジ色に染まっていました。

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そして、食事をしながら、
日が暮れていくさまを
飽きもせずに眺めていました。

完全に太陽が地平に沈むと、
一瞬、ぱっと地平線の際が明るくなって・・・

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ほどなくすると空が完全な藍色になって
眼下に広がる熱気と喧騒が
さまざまな色の光に照らされて、
ひときわ活気を増して見えました。

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静かなレストランにいると、
広場にいる人々の陽気なざわめき声が遠くに聞こえ、
遠い世界の出来事のような、
映画の中の世界のような、
自分と同じ空間にあるとは思えないほど
別世界の出来事のように感じました。


今回の旅行は色々とありましたが、
結果オーライといいますか、
最後に刻々と変わる街の様子を眺めながら
ゆっくりした時間をもてたので、
良い旅行だったな、と思えました。