イギリスの歯医者のヤブさ加減に呆れました

先日ブログで書きましたが、
ロックダウンが緩和されたため、
歯医者へ行ってきました。

冷たいものがしみるときがあって、
もしかしたら虫歯かも?と思ったのです。

実は、私は歯磨きには特に気を付けていて、
日本にいたときから、
超音波歯ブラシを使っていて、
大人になってからは
虫歯になったことがありません。

日本で働いていた頃は
今よりもずっと貧乏でしたが、
虫歯になった時には、
歯の治療費のほうが高くつくことを知っていたので、
できるだけのことをしようと思い、
当時、3万円もした『ウルティマ』という商品名の
超音波歯ブラシを使っていました。

イギリスでは『音波』歯ブラシは売っていますが、
『超音波』歯ブラシが売っていないため、
今使っているものは、
歯ブラシと電圧変換機を
日本から取り寄せました。

ウルティマは製造中止になっていたので、
今は、こちらの歯ブラシを使っています → スマイルエックス

私の親は子供にものを教えることをせず、
歯磨きの仕方とか、
食べた後は歯を磨くとか、
そういう基本的なことを
きちんと教わらなかったのです。

小学校へ行って
歯磨きを学校で習うようになってからは、
自分できちんと歯磨きをするようになりましたが、
それまでは、虫歯だらけだったのです。

そのため、私の歯は3分の2以上が
銀歯か詰め物が入っていて、
それらは、すべて9歳までに治療したものです。

物心ついてからは、
一度も虫歯になっていません。

子供のころは虫歯になっても、
貧乏だったことから
酷くなるまで歯医者に連れていってもらえず、
ほぼ全部の虫歯がクラウンになっています。

そういえば、歯医者に行った後、
治療費(クラウン)が高いと言って、
「なんで虫歯になったんだ!」と怒られて、
殴られたりもしました。

そして、子供のころから、
笑うと見える銀歯がイヤで仕方なく、
いつか白い歯にしようと考えていました。

ブログには書いていなかったと思いますが、
イギリスに来て1年目に3つ、2年目に3つ・・・と、
少しずつ銀歯を白い歯に変えていたのです。

虫歯治療ではないから
本来であれば歯科保健は効かないはずでしたが、
歯医者さんが融通を付けてくれて、
保険利用の本人2割負担にしてくれたのですが、
それでも白い歯1本あたり300ポンドくらいずつ払ったので、
今まで2500ポンド(約38万円)くらい払いました。

今はまだ、左右ともに上の歯が銀歯ですが、
下の歯は全て白いセラミックの歯に変えました。

その後、家を買うことになって
歯の治療費よりも優先すべきことが重なり、
銀歯を白い歯にすることは後回しになっていました。

前置きが長くなりましたが、
今日、歯医者さんに行ったら、
虫歯ではないことが分かりました。

でも、セラミックのクラウンのうち、
一部が欠けていることが分かりました。

しかも、1本だけでなく4本も・・・・

そうなのです。

イギリスに来てから、
少しづつ、お金をかけて白くした、
あのセラミックの歯が4本も欠けていたのです(悲)

一番新しいクラウンは、
2年も経っていないはずです。

でも、撮影してくれた口内の写真を見ると、
あきらかにヒビが入っていたり、
欠けているのが分かりました。

と言うよりも、4本の歯すべてが、
きちんと歯に嵌っていないのです。

たとえば、こちらの歯ですが、
まず右下に出っ張っているところがあります。

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そして、被せたところ(上半分)の白色が、
元の歯(下のほう)と全然色が違います。

なぜ右下部分が出っ張っているのかは、謎です。

この部分は、もともともう少し大きかったようで
(写真でいうと左側に広がっていた)、
その一部が欠けて、この部分だけ残っているそうです。

歯の中、特に奥歯は
自分で細かいところまで見ることができないので、
出っ張っていることも、
クラウンの色が歯の色と全然違っていることにも
気づきませんでした。

この状況を見た歯医者さんも、
驚いた様子で、こう言っていました。

「うちの歯医者なら、
これはクオリティ的に許されないけどねぇ」

ショックでした。

数年かけて、
多額のお金を費やして白くした歯なのに、
全部ムダだったわけです。

そして、さらにショックだったのが、
その歯の治療費です。

治療費と言いますか、
虫歯ではないので
厳密に言うと『治療』ではないのですが、
欠けた4つのクラウンを取り換える費用が、
なんと、1本あたり1600ポンド(約23万円)といわれました。

合計で、約100万円近くになります。
もちろん、私にはそんな大金は出せません。

このときにも思いましたが、↓
イギリスでの歯の治療費は
歯科医院によって違うようなので、
おそらく他の歯医者さんに行ったら、
もう少し安く済むような気がします。

私が行った歯医者さんはプライベートで、
待合室も、こんなにお洒落で、
いろんなところにお金をかけていそうでした。

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色々と考えたのですが、
欠けたままだと虫歯になる可能性が高くなりますが、
今のところ虫歯ではないので、
NHS(国民保険)の歯医者さんの予約が取れるまで
待とうかと思っています。

NHSの歯医者さんだったら、
銀歯かもしれませんが、
おそらく1本あたり400-600ポンド(6~11万円くらい)
で済むはずです。

とはいえ、NHSの歯医者さんからは
「予約はキャンセル待ち」と言われ、
いつ予約が取れるのかすら、分からない状況です。

このまま自宅勤務が許されるなら、
1ヶ月くらい日本に帰って、
短期アパートでも借りて、
テレワークをしながら歯の治療をしたほうが
かかる費用が安く済むような気がしますが、
仮に100万円が70万円になったとしても、
そんなお金を払う余裕は、
今の私にはありません。

地獄の沙汰も金次第、
という言葉が身に沁みました。

お金があればプライベートで治療でき、
お金がなければ、いつ取れるとも知れない
NHSでの予約を待ち続けなければなりません。

言っても仕方のないことですが、
私が小さい頃に、
親が歯磨きの大切さを教えてくれていさえすれば・・・と、
今では忘れたつもりの、
ことあるごとに私に暴力をふるっていた親への
恨みが甦ってきそうになりました。

もしくは、銀歯のまま
変えないでいたほうが良かったのかもしれません。

でも、口を開けるたびに
ギラギラと光る銀歯が並んでいるのが見えるのがイヤで、
大きく笑うこともできなかった頃を思うと、
今は遠慮なく口を開けて笑えるようになったので、
自分のコンプレックス克服の助けになったと思えば、
白くしたことに後悔はありません。

いずれにせよ、多額の出費は確実なので、
頭の痛い話です。

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posted by イチイ at 21:05Comment(8)イギリスの実情