昨日のブログで、
私は自分を守るために人を区別するのも厭わない、
ということを書きましたが、
それを決意させるきっかけの1つになった出来事が
3週間くらい前にありました。
このときに書いた ↓
お隣さんの従姉妹から、
私の携帯にメッセージが入ってきたのです。
「だいぶ先のことだけど、
8月中に2泊空いてないかしら?
こちらは、いつでも大丈夫です」
これを読んだとき、
「やっぱり来たか・・・」と思いました。
実はあの時に相談した友達からも
こう言われていたのです。
「きっと味を占めて、次も頼みにくるわよ」
それに、この人たちを無料で泊めてあげた2週間後に
彼らの友人から無料で泊めてもらえることを
期待するかのような連絡がきていました。
このときには「サイトから予約してください」と返信したら、
その後、何の連絡もありませんでした。
似たものどうしといいますか、
図々しい人は図々しい人同士で
情報交換でもしているのかもしれません。
今回、隣人の従妹さんから連絡が来たのは
リストラされる前ではありましたが、
前回無料で泊めてあげたにもかかわらず、
「Thank you」の一言すらなく
携帯にもなんのメッセージもなかったので、
もし次に来たら無料にはしないで、
せめて割引にしよう、と考えてはいました。
そして、こう返信しました。
「すみませんが、8月はすでに満室なので、
今回はご期待に添えません」
実際、ほぼ満室だったので、
嘘は言っていません。
強いて言えば、
1箇所だけ2泊取れそうな日がありましたが、
その日が空いたままだったら自分が泊まりに行こうと
考えていた日でした。
しかし、私からの返信に対しては
なんの返信もありませんでした。
失礼な人だな・・・と思いましたが、
前回のことで分かっていたこともあり、
気にしていませんでした。
しかし、1週間くらい前に、
今度はその人からいきなり電話がかかってきて、
「8月は空いてないかしら?」と聞かれたのです。
「前回はありがとう」などといった言葉もなく、
しかも、満室だと返信していたはずなのに・・・
と戸惑いつつも、
「携帯に返信したと思いますが、満室なんです」
と答えました。
すると、こう言われました。
「OK. I thought it's worth to try」
(分かってたけど、とりあえず聞いて見ようと思ったの)
・・・・・・一瞬、言葉を失いました。
前回5万円相当の宿泊費を無料にしても
感謝の言葉ひとつなく、
今年も同じことを期待して連絡してきたことでも
よく平気で頼めるものだなぁ、と思いました。
しかし、不快感を隠して丁寧な返事をしたのに、
それについて返信をよこさなかった挙句に、
ダメ元と思って電話をかけてくるとは、
なんと厚顔無恥な人なんだろう、と思ったのです。
この電話でも「ありがとう」の一言もなく、
あたかも私が宿を融通して当然、
「なんで宿を提供できないわけ?本当に満室なの?」
とでも言いたげな態度に感じました。
1年前のブログにも書きましたが、
「良い人」と思われたくて知りもしない人に
無料で宿を提供してしまったことや
キャンセル料のことで何度も悩んだ過去を思い返して、
「このままではいけない」と思ってはいました。
でも、それはまだ漠然とした思いで、
「こうしよう!」という
具体的なものではありませんでした。
それは3週間前でも同じことで、
当時は今ほど切羽詰まってもいませんでしたし、
「失礼な人だな」と思っただけで、
厳しい人間になろう、と決心するには至りませんでした。
そのため、電話がきたときは
「次回空いていたら割引で・・・」
などと思ったりもしましたが、
今は、たとえ部屋が空いていたとしても、
正規料金でないと受けないつもりです。
人として最低限の礼儀も弁えられない人に尻尾を振って
それによって「良い人」と思われても
百害あって一理なしだと結論したからです。
こうして考えてみると、
1年前のいろんな事件から(もしかするともっと前から)
徐々に今の決断を導き出す道筋ができていたようにも思えます。
鈍い私は、薄々気づいていながらも、
見ないように、考えないようにしていました。
そして、ずっと放置していたために、
こうして大惨事となって
降りかかってきたのかもしれません。
馬鹿な私は、分かっていたくせに決断できず、
曖昧な態度のまま、のらりくらりと生きてきました。
たぶん、そんな毎日の積み重ねの
ツケが回って来たのだと思います。
全てのことは繋がっているんだなぁ・・・と思うと同時に、
自分の直感と言いますか、
「これってどうなんだろう?」と違和感を覚えたときは
きちんと正面から受け止めて考えないといけない、
ということを思い知りました。
ただ、1つだけ確かなことは、
ここまでの大痛手を追わなかったら、
馬鹿な私はきっと今でも「良い人」と思われたいと考え、
この女性にもどうにか融通をつけるようにしたと思います。
たとえばキャンセルが出た日があったら、
真っ先に連絡してあげるとか、
9月に宿を格安で提供するなどしていたと思います。
今後は厳しい対応に出ると決めましたが、
その対応を貫くためには、
悪くとられない言い回しを勉強したり、
上手な断り方を考えたりして、
円滑にことを進めるテクニックが必要だと思っています。
本を読むなり、他の人を見習うなりして、
そういうテクニックも身につけようと思います。
幸いにも、時間だけはたっぷりありますので・・・