航空小包が送れませんでした

いろいろなことがありすぎて、
何からお話したらいいのか・・・

イギリスからでるときのこと、
日本にきてからのこと、
本当に色々とありすぎて
ただ、その中で嫌な思いをしたことばかりが
頭の中に強く残っているのです。

「そんなんじゃいけない」と思いつつ
気持ちを切り替えることができなくて、
どんどん悪いことを引き寄せているような
そんな気がしています。

気持ちを切り替えるのって
若いときなら「まだ次があるさ」と
思えるかもしれませんけど
こんな年齢になってしまっては
「もうだめだ」以外に言葉が出てきません。

何事もうまくできない自分が
欠陥商品のように思えて、
涙が出そうになります。

・・・と言いますか、
実際に普通の人生を歩めていない時点で
私は欠陥商品なのでしょう。

日本で平和そうに歩いている家族連れを見ると
「なんで自分はああなれなかったんだろう」と思います。

通勤電車で黙々と苦痛に耐えている人たちに混じっていると
「こんな毎日、いつまで続けなければいけないのだろう」
と思ってしまいます。

普通に結婚して家族を持つこと、
通勤電車で会社に通勤すること、
そんな大勢の人がしていることを
できていない自分が社会不適合者のように思えて、
私はいったい何のために日本に来たんだろう、
と思ってしまうのです。

イギリスでしっかりした地位が
あったわけでもないのですが、
それでも、ボランティア先では温かく迎えられて
地域の一員として社会に貢献している自分、
というものがありました。

そういったアイデンティティのようなものが何もなくて、
自分を見失いそうになります。

周りの人は気まぐれに手を差し伸べてくれたかと思うと
すーっとその手が離れていく・・・

そういったことを何度か受けていると、
誰を、どこまで頼ったらいいのか、
分からなくなりました。

そして、実際に
不動産屋さんなどに騙されたり、
騙されそうになったりした私は
もう誰のことも信じられないと思うようになり
自分なりの判断でことを進めていたら
フィッシングメールに引っかかって
お金をさらに失う羽目になりました。

ほんとに、何をどうしたらいいのか、
途方に暮れながらも、
這いずるようにして過ごした
1か月余りでした。

こんな漠然とした話し方だと、
何がどうなったのか、わかりませんよね。

順を追って話していきたいとは思いますが
頭がぐちゃぐちゃで、
順を追っては話せないかもしれません。

でも、誰かに聞いてほしい気持ちも強いので
少しずつお話させてもらいたいと思っています。

たぶん、これまでのように、
ここで少しずつお話することで、
自分の気持ちがまとまっていくような気がするので・・・


話は全然変わりますが、
グラストンベリーのCさんに
日本で見つけた小物を送ろうと思ったら
今は航空便の小包は受け取れないそうです。

船便になると言われて、
送るかどうか迷いましたけれど、
Cさんのために買ったものを
自分で持っていても仕方がないと思って
船便で送りました。

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無事に届くといいのですが・・・
なんというか、これを受け取ったら
きっと喜んでくれるだろうと思える人なので
彼女の笑顔を思い出しながら送りました。

優しい人の笑顔を心に思い浮かべるだけで
自分が何か良いことをしたかのような、
なんか少しだけ許されたような、
救われたような気持になりました。

許されたような気持になった自分を
とても不思議に思います。

なにから許された?

日本に来たのに
何もかもがうまくいかない自分に対する償い?

そんな風に自問自答しても、
答えは出てきません。

そして、荷物がカウンターの向こうに置かれると
ちょっとだけ許されたような気持ちは消えて
また重たくて暗い気持ちが押し寄せてきて
泣きたくなるのを我慢しながら郵便局を出ました。

いつか、笑顔で日本で暮らせる日がくるのかしら?
と思いながら、残り少なくなったお昼休みを気にして
急いでオフィスに戻りました。


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posted by イチイ at 21:38Comment(8)日記