自分を罰したい

先週の金曜日、イギリスで仲が良かった人に
こう言われました。

「自分の気持ちを観察して、
自分が喜ぶことをやりなさい。

『こうしなくちゃ』とか『こうあるべき』という
概念を一切排除して、
本当に心の望むままのことをしなさい」

そう言われて以来ずっと考えていたのですが、
特に「これがしたい」ということが見つかりません。

実は2つほど見つかったのですが、
それはどちらもできません。

1つはイギリスでないとできないことで、
もう1つは人道的というか倫理的にできません。

そして、ここ3日ほど
「したいこと、したいこと・・・」と
考えていたせいか・・・

たとえば料理をしているときに、
包丁でい左手の甲を思いきり刺したくなったり、
お茶を入れているときに、
熱湯を自分の頭からかけてしまいたい
衝動に駆られて、困っています。

自分で自分の衝動に驚きましたが、
実際に行動する前に気づいて、
心臓がドキン!と鳴るのが聞こえるくらい
ビックリして手を止める・・・
ということを繰り返しています。

気づいても、またお茶を入れるときに
熱湯を自分にぶちまけたい気持ちになるし、
そんな衝動にばかり駆られるので、
恐くなって、昨日から料理をしていません。

たぶん、自分で自分を責めているから、
無意識の自分が私を罰したいと思っているのかもしれない、
と思いました。

日本に来ることを決断したこと、
それ以外に大失敗した決断、
遅すぎて、取り返しがつかない決断・・・

最近は後悔することが多すぎて、
後悔しても「次こそ!」と思えず、
もうダメだ、と思うことばかり。

そんな澱んだ気持ちが積み重なって、
自分で自分を罰したいと思っているのだと思いました。

違う決断をしていたとしても
結果はたいして変わらなかったかもしれない。

早く決断していたら、
違った結果になっていた可能性が
限りなく100%に近かったとしても、
思った通りになったとは限らない。

そんなふうに自分に言い聞かせてはいますが、
間違ばかり犯してきた自分が嫌で嫌で、
それが耐えがたく、
自分を罰したいと心の奥底で
思ってしまっているのかもしれません。

自分を罰するならほかの方法で・・・と思って、
ひたすら腹筋や腕立て伏せをして
自分を痛めつけたりしましたが、
それも、あまりに辛くて長続きせず、
いったいどうしたらこの澱んだ衝動が消えるのか、
自分の感情を持て余しています。


今日は近所のピザ屋さんで
ピザをテイクアウトしてきました。

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イギリスのピザよりも一回り小さくて、
上品にまとまった具材が並んでいるピザを見て、
なんだかガッカリしてしまいました。

イギリスのピザが美味しかったというわけではなく、
ただ、思っていた通りのものではなかった、
というだけのことなのですが、
「それって、今の私の状況にとても似ているな・・・」
と思ったら、なんだか泣きたくなりました。

きっと、今、目の前にあることをそのまま受け入れ、
それを是として受け入れて、
それを最大限に活かしていくような生き方をしないと
遠くない将来に潰れてしまうかもしれない、と思いました。



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posted by イチイ at 17:53Comment(12)日記