レイコック寺院の庭は広く、
鬱蒼とした森もあれば、
お花が並んでいるところや温室もありました。
こちらは Brewary(醸造所)として使われていたそうですが、
白いパラソルの向こうで揺れている白い花、
木組みの家の白い壁という統一感があって、
素敵だなと思いました。
こんな家に住めたら、
毎日のガーデニングが楽しくなりそうです。
こちらの黄色い花は、
イギリスでは「black eyed susan」と呼んでいますが、
日本語だと「ルドベキア・ヒルタ」と呼ばれているそうです。
Black eyed suzan(黒い瞳のスーザン)
という名前の方が情緒があって、
私はいつも英語名で呼んでいます。
こういう明るい色の花が
一面に咲いている様子を見ると、
なんだか元気が出てきます。
こちらは、Goldenrod という花で、
セイタカアワダチソウの仲間らしいです。
なんだか黄色い海のようで、
花穂が風に揺れている様が、
まるで小波が寄せているように見えました。
こちらは秋の花壇の定番、
Japanese Anemome です。
ハチがたくさん飛んでいて、
このハチも、足に黄色い蜜をつけています。
働き者のことを Busy bee と表現しますが、
まさに面目躍如な働きぶりで、
Busy Bee だらけでした。
こちらは一回り大きなハチですが、
随分のんびりした動きで、
同じハチでも種類が違うと
性質や行動がぜんぜん違うようです。
温室の一角には、
多肉植物の鉢植えが置かれていました。
これを見て、なんて賢い花壇なんだ!と
感心しました。
多肉植物は背の低いものが多く、
花壇に植えても平面にしかなりませんが、
こうして高さの違う植木鉢に植えたり、
植木鉢の下に石を置いて高さを出したりすることで、
立体的な花壇になっています。
花壇の横では、猫が睨みをきかせていました。
悪さしないように見張っているのかも?
久しぶりに森の中を歩きましたが、
緑の香りを胸いっぱいに吸い込むと、
ああ、こういうのを欲していたんだな・・・
と思いました。
コロナウイルスのおかげで、
出不精になってしまいましたし、
外出もおっかなびっくりではありますが、
冬になる前に、少しでも多く
緑に触れる機会を持ちたいです。
この記事へのコメント
こゆきん
さすが本場のお庭は違いますね。
しかし、この猫さんは、なんか風格ありますね。
日本には居ないタイプの猫かも?
こちらのブログは犬より猫が結構出てくる気がします。
イチイさんは猫派かな?私は猫大好きです(*^^*)
ミルモ
黄色がとても綺麗ですね、蜂と花の色もぴったしな感じだね。こんなに近くで蜂が蜜吸ってる所見れて、イギリスは自然が多いってことだね。猫ちゃんの目付きが悪いね、でも可愛らしいね。・・・またね。
モグラ
今日ふらっと入ったお店で「春の準備は秋に」のモットーで球根コーナーがありました。クロックスやチューリップ、いくつかのお花の球根がミックスしてあるタイプなど、いろいろ見つけて楽しい気分になりました。迷ってしまったので、まだ買わなかったのですが、だんだんと涼しく、暗くなっていく秋に、春の準備をする楽しさがあるのだと知り、今からワクワクしています。
イチイ
実は私は犬の方が好きなのですが、大家さんや近所の人たちが猫を飼っているのです。それと、犬はすぐに保護されてしまうので野良犬を見たことはありませんが、猫の場合は飼い猫か野良猫か分かりづらいから、保護する専門機関に保護されない事が多いのかもしれません。
このネコ、通路の真ん中に陣取っていてまるで番人のようでした。おっしゃる通り、風格がありますよね。
イチイ
はい、同じ黄色でもテクスチャと言いますか、素材感が違うので面白い風景になっていました。ガーデナーさんの想像力とデザイン力の賜物ですね。
私がボランティアしているガーデンでもハチやアブが沢山います。最初は怯えていましたが、今は完全に無視して作業できるようになりました。無視していれば、近くにいても大丈夫みたいです。
イチイ
そうなんです。平面をカラフルに彩るような多肉植物のガーデニングはよく見かけますが、こういう立体感があるものは初めて見たのでクレバーだなぁと感心しました。
私も今年は白系のチューリップと水仙のミックスを作りました。鉢上げして球根を撮るときに取り違えたら困るので、基本的には同じ花で揃えたいタイプなのですが、よく考えてみたら球根は一目瞭然で違いがわかるので混ぜても大丈夫だと思い直しました。MIXタイプだと1つの鉢で途切れずに花を咲かせることもできますし、気に入った組み合わせがあったら試してみると良いかもしれませんね。