やっぱり、ソファは買い替えないといけないようです

一昨日、お客さんにソファを壊されたことが分かり、 ↓
今日、修理してもらえるかどうか心配で心配で、
昨日はあまり良く眠れませんでした。

いくら心配しても、
私がどうにかできるわけでもなく、
急いで帰って自分で処理できる距離でもないことは
重々承知しているのですが、
心配がずーっと脳髄にこびりついていました。

今日も、祈るような気持で
Jさんからの電話を待っていると、
11時8分に電話がかかってきました。

開口一番、「いやー、これは酷いね」との一言。

どうやら長方形のフレームが割れているのも問題ですが、
4本あるソファの脚のうち
1本が完全に外れているそうです。

そして、その状態でもソファを使い続けていたらしく、
他の3本の脚も座面に繋ぎとめているネジが壊れており、
緩んでいるというよりも、グラグラしているそうです。

つまり、脚が1本取れたソファを使い続けた結果、
完全に破壊されたというわけです。

「これは、直らないねぇ」

新しいソファを買わないといけないかもしれない、
ということは、ある程度覚悟していましたが、
今日の夕方から来るお客さんのことを考えると
とりあえず使える状態にしてもらわなければなりません。

「新しいソファを買うまでの間の応急処置でいいので、
どうにかできませんかね?
座面の下にレンガをおくとか??」

「いや、それだと座面が滑って、余計に危ないよ」

「そうですか・・・ 
昨夜、ソファの購入について色々と調べたのですが、
一番早い配達でも来週火曜でした。
それまでもつよう、何とかなりませんか??」

「うーん、ちょっとやってみるけど、
大丈夫だという保証はできないよ?」

「はい、構いません。
Best effort(精一杯の努力)をしていただければ
結果、ダメであっても仕方ないと受け入れます」

「分かった。じゃ、また後で電話しますね」

その後、Jさんから続報を待つ時間の
長いことったら・・・・・

実際には決して「長い」わけではなくて、
一刻も早く結果を知りたいと焦れる気持ちが、
時間を長く感じさせました。

結局、1時間後くらいに電話がかかってきて、
こう言われました。

「なんとか応急処置はしたよ。
これで、新しいソファが届くまでは
多分、大丈夫だと思うよ」

この言葉を聞いたとき、

はぁ~~~~~~~~~!!!

と、思いっきり安堵の溜息が出てきました。

それを聞いたJさんは、
笑いながらこう続けました。

「まぁ、ソファの上で
ジャンプしたり暴れたりしたら壊れるだろうけど、
常識的な使い方なら大丈夫なはずだ。
あとは、非常識なお客さんが来ないよう、
運を天に任せるしかないね」

「はい、ありがとうございます!」

そして、さらにこう言ってくれました。

「新しいソファを配達するときも、
配達時間の30分前くらいに電話をくれれば、
受け取って、新しいソファを組み立てて、
入れかえておいてあげるよ」

「えええ!!??いいんですか???」

日帰りで実家まで行かなければいけない、
しかも実家でゆっくりするどころか
ソファの入れ替えという
力仕事をしなければいけないだろう、
と思っていた私は、この申し出に驚きました。

Mさんといい、Jさんといい、
どうして私が「こうしてほしい」と思うことを
自ら申し出てくれるのでしょうか。

いいえ、「こうしてほしい」とすら思っておらず、
全部自分でやらなくちゃいけないと思っていたので、
誰かが私の代わりにやってくれるなどとは
夢にも思っていませんでした。

そして思ったのです。

「こうしてあげたら助かるだろう」と慮って、
口にしてくれる人に、この国で初めて会ったわ・・・と。

もちろん無料というわけではないでしょうから、
向こうも商売のチャンスと捉えた可能性もあります。

でも、本当に困っていた私にとっては、
とても有り難い申し出でした。

それに、仮に時給15ポンドで
3時間分くらい払ったとしても、
私が車で往復するガソリン代よりも安いです。

しかも、自分で往復8時間も運転せずに済むし、
運転に疲れて事故を起こす可能性も心配していたので、
その憂いもなくなりました。

なんだか胸が詰まって、
バカみたいに「有り難うございます!!」
としか言えない自分が情けなくなりましたが、
そんな私に、Jさんはこう言いました。

「大丈夫だよ。ここには M も僕もいるから、
もし、また何かあったら、いつでも連絡して」

もう、JさんとMさんには足を向けて眠れません。

その感動も冷めやらぬうちに、
昨夜のうちに目星を付けていたソファを注文しました。

本当は茶系のソファが欲しかったのですが、
茶色のソファは配達が28日になるようでした。

応急処置をしてもらったとはいえ、
いつまた壊れるか分からないソファなので、
1日でも早いほうが良いと判断し、
18日に配達してもらえる、
グレーのソファにしました。

とはいえ、18日も11時にお客さんがチェックアウトして、
16時に次のお客さんがチェックインすることを考えると、
配達が遅れたりしたら大変なことになります。

そこで、唯一 予約の入っていない日である
22日(土)に配達するよう手配し、
そのことをJさんに伝えました。

私が買ったソファは、こちらです。

sofa.JPG

ソファは安い買い物ではないので、
じっくり選んで
好きなものを買いたかったのですが・・・

このソファは大きさ(長さ)と、
10年間のフレーム破損補償がついていることだけが
決め手になって選んだものです。

フレーム補償に拘る自分に気づき、
今回のことは相当なトラウマになっていることを
実感しました(苦笑)

実際のところ、子供が跳ねたり、
大人が5人くらい無理やり座ったり、
私だったら絶対にしないような使い方をする人がいたからこそ、
こうして買って1年足らずのソファが壊れたわけですから、
メーカーが10年間のフレーム補償をつけるくらい、
フレームの強度に信頼がおけるソファでないとダメだ、
と思ったのです。

デパートで売っているソファで、
フレーム補償付きの素敵なソファもありましたが、
配達までに6-8週間かかることが分かり、
諦めました。

IKEAも見たのですが、
3人掛けソファは横幅が長すぎて(約210cm)
今、ソファを置いているスペース(約190cm)には
入らないことが分かりました。

さすが、北欧ブランド、
体格の大きな人向けなのかしら?等と思いつつ、
IKEAでの購入は諦めざるを得ませんでした。

色んな業者を見て、
最短で配達してくれる業者が扱っている商品のうち、
3人掛けで190cm未満の長さ、
そして、フレーム補償(大事!)で選ぶと、
これ以外に選択肢がなかったのです。

座面もフェイクレザーなので、
正直、あまり好みではないのですが、
背に腹は代えられません。

それに何より、「フレーム10年保証」というのが、
全ての気に入らない点を払拭する免罪符になりました。

それに、お値段が配送料込みで
約300ポンド(約5万円)なので、
ソファとしては安いほうかもしれません。

結局のところ、気に入ったものを買っても、
また1年もしないうちに
壊されてしまう可能性もありますし、
このソファで手を打つことにしました。

ちなみに、壊されたソファは
ソファベッドだったのですが、
今回買うのは、普通のソファです。

と言いますのも、定員4名の家として貸しており、
「ソファベッドあり」とは書いていないのですが、
掲載している写真を見て、
目ざとくソファベッドだと気づいたお客さんが、
こっそりソファに人を泊めていた節があったのです。

そう思った理由は、
ソファの背もたれがきちんとフックに留まっておらず、
壁にもたれかけただけの状態だったことが
何度かあったためです。

背もたれを倒してベッドにした後、
背もたれを元に戻す方法が(フックに掛ける方法が)分からず、
とりあえず壁にもたれかけさせている状態のときが
何度かありました。

ちなみに予約で1人追加するごとに
30ポンドの追加料金がかかることにしていますが、
もちろん、そんな申告はありませんでした。

でも、お金のことよりも、
こうして背もたれを無暗に動かしたり、
使い方が分からないがために、
無理な方向に力を入れてベッドにしたり、
ソファに戻したりしていたために、
フレームが壊れやすくなっていたのかもしれない、
と考えたのです。

そのため、今度はそういう悪戯(?)ができないよう、
ベッドにならないソファにしました。


そういえば、ソファを壊した(と思われる)Aさんですが、
その後、まったく連絡がありません。

ソファが壊れたままのことについて文句もなく、
洗面台のプラグを外してあげたことに感謝することもなく、
完全無視です。

むこうも、こちらが淡々と
「1年未満で壊れる理由が分からない」と書いたから、
それ以上、何も言えなかったのかもしれません。

でも、何も言わなかったということは、
おそらく・・・ いえ、やっぱり、Aさんが壊したのだと
密かな確信を覚えました。

しかも、Aさんの出て行った後で
掃除をしてもらった Eさんから、
「キーボックスに鍵が返されていないし、
ビックリするほど汚い状態で出て行っている」
というメッセージが届きました。

これまで Eさんからは「汚い」などという
コメントをもらったことがなかったので、
よほど汚かったのだと思います。

「鍵を返していないのは、ソファの腹いせか?」と疑いつつ、
Aさんの携帯にメッセージを送ったら、
すぐに「Handyman に渡した」と返信がありました。

疑いすぎかもしれませんが、
ソファ以外のことはすぐに返信するところを見て、
「やっぱり、ソファは確信犯なのか?」と
さらに疑いを濃くしました。

しかも、Handyman の Jさんは
11時過ぎに家に来たはずなので、
Aさんは既定のチェックアウト時間を守っていなかった、
ということも分かりました。

なにからなにまで、
いい加減な人はいい加減なんだなぁ・・・

そんな風に思いながらも、
この怒涛の2日での疲労が尋常ではなく、
身も心もグッタリしています。

もう、本当に、
何度パニくったか分かりません。

我ながら頑張ったと思いますが、
それも全部、Mさん、Jさん、
そしてメールを添削してくれた友達のおかげです。

自分ひとりだったら、絶対に行き詰っていました。

人づきあいの苦手な私ですが、
こうして信頼できる人や
惜しみなく助けてくれる人をもてた幸運を思うと、
頭が下がる思いです。

この記事へのコメント

  • ミルモ

    イチイさん(^o^)/

    お客によって備品や部屋の使い方も違うね。新しいコンロとかも、すぐ汚れて壊されそうだ。外国は部屋を出る前に、少しかたずけとかしないのね。物を壊してもそのままだし。客を選べまいしね。

    新しいソファー、10年も保証があるよね。
    今度は頑丈そうだね、大事に使ってくれると良いね。

    何かあった時に頼れる人が居るのは、心強いね。色々勉強になったと思いましょう。
    次に繋げれば良いしね、頑張って(*^O^*)
    ・・・またね。
    2020年08月16日 12:13
  • 大夫の監

    おおーっよくぞ乗り切りなさいました。さすが、ご立派です。
    2020年08月16日 16:30
  • ココレイコ

    イチイさん、おはようございます。
    いや〜、今回のソファーの件は大変でしたね!読んでいる私までハラハラドキドキ(死語)していましたが、当事者のイチイさんは生きた心地がしなかったことでしょう。よく頑張りましたね!

    イチイさんも以前に書いていらっしゃったと思うのですが、イチイさんは人に恵まれていますね。残念なお客さんにソファーは壊されてしまいましたが、そのおかげでと言ったら語弊があるかもしれませんが、この先AirB&Bのビジネスをしていく上でいい出会いがあったのではないでしょうか。

    ソファーの配達がスムーズにいくといいですね。でも多少スムーズでなくても最悪けが人が出なければいいくらい鷹揚に構えていた方がイギリス生活では気疲れしないでいいかもしれませんね。
    2020年08月16日 23:36
  • たま

    大変ですね、日本だと損害請求できるようになっていますよ。被害がおきければそれだけ損害請求できてクレジットから引き出せる仕組みですが・・・
    そうなっていないのですか?自分が損するだけの仕組みではも借りませんよ。気をつけて!
    2020年08月17日 06:23
  • イチイ

    ミルモさん、コメントをありがとうございます。
    なんとか落ち着きそうで、良かったです。新しいソファ、結局キャンセルすることにしました。Booking.com はお客さんの評価レビューがないので、おっしゃるとおり選べないので難しいところです。
    MさんとJさんには呆れられてしまいそうですが、なんとかなって良かったです。
    2020年08月18日 03:54
  • イチイ

    大夫の監さん、ありがとうございます。
    乗り切ったと思ったものの、また新たなる試練です。どうしてこうなのでしょうね? トラブルが多いような気がして、なりません。
    2020年08月18日 03:55
  • イチイ

    ココレイコさん、ありがとうございます。
    ほんとうにハラハラドキドキで、寿命が縮まる思いでした。ソファの配達は、スムースではなかったような、スムースだったような感じですが、なんとか落ち着きました。どんなソファなのか、写真でしか見ていないので不安は残りますが、「ソファはソファだから、壊れていないだけマシ!」と自分に言い聞かせています。そうですね、ケガ人が出なくて良かったです。
    2020年08月18日 03:59
  • イチイ

    たまさん、ありがとうございます。
    Booking.com に聞いてみたのですが、とりあえず壊れた状態の写真をもとに、クレームをしてくれるみたいですが、強制的に弁償させることはできないようなので、お客さん次第です。でも、きっとお客さんは否定して、出さないんだろうなって思います。今後のために、予約者には補償デポジット100ポンドを課すことにしました。滅多にあることではないと思いたいです。
    2020年08月18日 04:01