世界で1つだけ変えることができるとしたら?

このときにも書きましたが ↓
http://yewtree.seesaa.net/article/472905694.html
随分前から、何か資格を取りたいと思っていました。

でも、どんなものがいいのか分からず、
時間を見つけてはコースを見たりしていました。

最初はガーデニングとか
趣味の資格を考えたのですが、
もう少し『挑戦した』という達成感が味わえそうな
『頭を使う』資格を検討しています。

勉強が好きというわけではないのですが、
この年まで
いい加減にダラダラと生きてきてしまったので、
『私にも何かができる』ことを
証明したいと思ったのです。

若い頃には『無理だ』と思って諦めていたことは、
今は、もっと『無理』になっているものばかりで
いまだに具体的にどの資格をとるか決めていません。

たとえばハーバリスト(薬草師)とか
ロンドンのガイドとかが面白そうなのですが、
たいていのコースに入るための条件として、
最低限の学力があることを証明しないと入れません。

日本で英語の実力を測るテストに TOEIC がありますが、
それの義務教育版みたいなもので、
国語(=英語)と数学のテストを受けて、
一定の点数(Pass Rate)を取った、
という証明書が必要なのです。

「これだ!」と思う資格が見つかったら
すぐに申し込めるようにと思って、
そのテストを受けておくことに決めたのが、
今年の1月でした。

それから密かに勉強をしていました。

毎日コツコツと・・・というわけではなく、
気が向いたときに集中して勉強する程度でしたが、
それなりにコツを覚えて、
点数を取れるようになってきました。

そこで、これまでは数学の勉強をしていたのですが、
先週から英語の勉強に切り替えました。

リーディングの勉強を済ませて、
模擬試験でもそれなりの点数が取れるようになったので、
今日から、ライティングの勉強に入りました。

そして、ライティングのテキストを見たら、
第1問目は、こんな問題でした。

Your have a job working on a youth magazine. You have to write an article based on the title One thing I would chnage in this world.
(あなたは若者向けの雑誌社で働いています。『世界で1つだけ変えられるとしたら』というタイトルで記事を書いてください)

・・・・・このページを前にして、
気づいたら30分以上経っていました。

100%完璧ではないまでも、
英文はそれなりに書くことができます。

でも、何を書いたら良いのか分からないのです。

自分に問いかけても、思いつかないのです。

「変えたいことがない」というよりも、
そんな気持ちを持ったことがないうえに、
「どうせ何も変わりはしない」という諦念が強すぎて、
想像力が働かないのです。

器用な人は「SNSをなくして苛めを撲滅」とか、
適当なことをでっち上げて書くことができるのでしょうが、
つい真面目に考えてしまう性質の私は、
書けそうなことが、何もを思いつきません。

頑張って思いついたことが幾つかあったのですが、
こんな会話が自分のなかで交わされて、
結局、決められませんでした。


オゾン層破壊をなかったことにする、とか?

・・・いや、専門用語が多すぎて無理だわ。


人種差別をなくす?

・・・いや、採点者は白人なんだから、
微妙な話題はやめておこう。


ほかにも、「戦争がなかったら」とか、
「飢饉をなくしたら」とか考えたのですが、
段落ごとに分けて、
それなりの説得力のあることを
書かないといけないので、ちょっと無理そうです。

このまま考えていても時間の無駄だと思い、
今日は、もう勉強しないことにしました。

なんでも重く考えすぎなのかもしれませんが、
思わぬところで、勉強に躓いています。

こちらは、我が家で咲いている
「ジェームズ・L・オースチン」というバラです。

AC912103-0EE2-4D29-95DF-E70E2A1F4E3D.jpeg
デビッド・オースチンさんの
息子さんの名前を冠したバラで、
日本でも売っています → ジェームズLオースチン

バラを見ながら考えていますが、
いまだに何も思いつきません。

こういうところが、
寄る年波に勝てない(頭が固い)
ということなのかもしれません・・・

この記事へのコメント

  • アラフィフの派遣

    わざわざ若者向けって書いてるんですね。
    実際に売ってる雑誌に何書いてるか、みたら? 本文読まなくても、見出しとか目次だけでも。
    2020年06月02日 07:18
  • colon

    こんにちは
    今回もキレイなバラですね、我が家のミニバラは4種類、なかなか咲いてくれません。
    私は野菜作りを趣味で習っているんですが、今年は電車に乗れなかったので、比較的畑の近郊の仲間にお任せです。申し訳ない限りです。
    その仲間の1人がイギリスにパーマカルチャーを学びに行っていたので、4月位に行く予定でしたが、こんな事になってしまい、夢に終わりました。
    私より年上の方なのですが、若々しくていつでも何歳でも学ぶ事は素晴らしいと思います。
    私だったら動物が大好きなので、ウケを狙うより大好きな事を種にして、広げて行くかな。
    平日、BBC World Newを見てます。残念ながら同時通訳です。
    週が開けたらカミングス氏の話は殆ど無くなりましたね、日本と同じようにうやむやになるのでしょうか、イギリスにも忖度があったんでしょうか。
    少しずつ緩和されているイギリスの映像を見ますが、殆どの人はマスクをしていませんね。
    去年の今頃、フランスに行った時CMで感染症の時はマスクをしましょうと言っていました。年末にオーストリアに行った時は、顔を隠すと逮捕されるのでマスクは絶対しないように注意を受けました。そんな国々でも、大統領さえマスクをしているのに、イギリスはマスクはありえないのでしょうか。アジア人でマスクなんでしていたら怖がられちゃうのかしら。
    イチイさんもくれぐれも外出はお気をつけて。
    2020年06月02日 18:38
  • ミルモ

    イチイさん(^o^)/

    そのまま思う事を書いたら?そうしてるうちにね、色々出てきたりしますよ。でも生真面目に考えてしまう所がね、イチイさんの良い所ですよ(*^-^*)まだまだ何かを始めるのにね、遅くはないですよ。これって思う資格が見つかったら、挑戦してみましょうね。やる前から諦めてたら、何も始まらないよ。イチイさんは何でも出来ます、頑張ってね。・・・またね。
    2020年06月02日 21:32
  • イチイ

    アラフィフの派遣さん、ありがとうございます。
    はい、このテストの対象年齢が16歳だからだと思います。結局、Victory over Japan Day (イギリスの終戦記念日の名称)を変えたいと書きました。若者向けかは分かりませんが・・・
    2020年06月04日 19:24
  • イチイ

    colonさん、コメントをありがとうございます。
    ご無沙汰していますが、お元気でしょうか。パーマカルチャーって初めて聞きました。イギリスにはエコを訴える人が多いのですが、こういうものもあるのですね。ちょっと難しいかもしれませんが、実現したら皆に優しい社会になりそうですね。
    イギリスの知識人の間ではカミングス氏の能力が高く評価されているようです。人間性はともかく、実務的に使えるものは使うという考えなのだと思います。それによって国民の感情が逆なでされても、それは優先順位が低いということなのでしょう。colonさんはいろんなところへ旅行に行っているのですね。羨ましい限りです。

    イギリスはもともとマスク文化がなかったこともありますが、ボリスさんがずっと「マスクは効果がない」と言い続けていたから、みんなそう思っているのだと思います。これも、今おもうと医療機関へマスクが回らなくなると困るから、あえて国民の意識操作をするためにそう言っていたんだなって分かります。だって、アメリカとか他のヨーロッパでも公共交通機関利用時はマスク着用が義務付けられていますから・・・ いろんな点で、私もボリスさんには騙されていたような気持になります。colonさんも気を付けてくださいね。
    2020年06月04日 19:30
  • イチイ

    ミルモさん、ありがとうございます。
    結局、Victory over Japan Day (第二次世界大戦終戦日)の名前を変えたいと書きました。これを聞くたびに、嫌な気分になっていたので・・・ 失礼なネーミングですよね。
    いろいろと落ち込むことも多いのですが、がんばりますね。
    2020年06月04日 19:31
  • サマンサ

    地道にコツコツ勉強されているイチイさん、本当に素晴らしいです。
    私は、若い時に、得意でもないのに英語の仕事を何かしようかと考えて
    スクールなどに通って勉強しましたが、結局、好きでも得意でもなく、
    あっさりギブアップしたものの、やはり少しでも英語ができるようになりたいと、勉強したりしなかったり・・・で全くなににもなっていないのが悔しいですが、それでも学びつづけることは少しでも進歩を感じられるので、年齢に負けず、がんばってください。応援しています。
    (年齢が近そうなこともあり、私も刺激を受けてます!)

    アイディアに詰まった時は、いったんそれを忘れて、リラックスしたり、好きなことに取り組んでいるとふと思いつく、ってよく言われているので、意外とボランティア中に思いつくかもしれませんよ!
    2020年06月05日 18:24
  • イチイ

    サマンサさん、コメントをありがとうございます。
    私も、実は若い頃に経理の資格を取ろうとコース代だけ払って通いきれなかった前例があります。若い頃は、親から教わるべきことの大半を教わっていなくて、自己管理とか計画を立てて勉強することとか、方法が分からなくて続けられませんでした。今でも苦手なのですが、少しずつ継続する方法を身に着けることができました。もっと若い頃に知っていれば・・・と思いますが、こればかりは仕方ないですよね。50歳で資格なんて、文字にしただけで引かれそうですが、できるところまで頑張ります。
    作文のテーマは、結局「Victory over Japan Day」の名称を変えたいという内容にしました。これで良かったのか分かりませんが、添削結果待ちです。
    2020年06月15日 22:21