先々週のことなのですが、
近所を歩いていたら、
Charity Plants Sale と書かれた、
手書きの張り紙を見かけました。
私が住んでいるところから、
7軒くらい隣にある家のお庭で、
植物販売会が開催されて、
その売り上げはチャリティ団体に寄付される、
というお知らせでした。
これを見た時、
私が挿し木で増やしたバラや、
種から育てた大量の植物も、
一緒に販売してもらえたらいいな、
と思いました。
挿し木で増やしたバラは20鉢以上もあり、
テラスをかなり占有しています。
そのため、ボランティアで
お世話しているガーデンにある、
「Take me (ご自由にお持ちください)」
という看板の下に置いたほうが良いかもしれない、
と思い始めていたころだったのです。
無料でガーデンを訪れる人に差し上げるつもりでしたが、
せっかくならば、販売してもらって、
そのお金をチャリティ団体に寄付してもらったほうが
良いような気がしました。
1週間くらい悩んだ末に、
手紙を書いてみることにしました。
「Dear Neibougher(親愛なるご近所さんへ)」
という言葉で始め、
バラや他の植物の苗があること、
もしよかったら寄付したいと思っていることを書き、
私の携帯電話番号とメールアドレスを書いておきました。
ドキドキしながら投函したのが、
一昨日の朝です。
すると、昨日の昼頃にご近所の方から
「寄付して頂けるなら、ありがたく頂きます」
というメールが来ていました。
ああ、よかった・・・とほっとしたのも束の間、
販売会は明日なので、
販売してもらう植物のお色直しをしないといけません。
というわけで、昨日と今日は
仕事から帰ってきた後で、
バラの鉢を拭いてキレイにして、
土の上にバーク(木片)を撒いて、
バラの名前と特徴や育て方を書いた紙を用意しました。
バラは、2年前に挿し木にしたもの、
約30cmくらいに伸びているバラを、
10鉢寄付することにしました。
さらに、畑に植える分を除いて、
余った分の野菜たちを小分けにしました。
こちらは、ソラマメ、インゲンマメ、サラダ菜です。
こちらは、さやいんげん、小松菜、サラダ菜です。
こんな感じで、
小さな苗を3つずつ
プラスチックの植木鉢に入れました。
結構な量になってしまいましたが、
少しでも募金が集まることを願っています。
本当は植物を寄付するだけのつもりでしたが、
「よかったら準備を手伝って欲しい」と言われたので、
明日は少し早めに行って、お手伝いするつもりです。
この記事へのコメント
たま
ビジネスにならなくてもボランティアで他人を助けられればいいですね!
ガンバ!
ココレイコ
チャリティに参加されるんですね!
ご近所さんに連絡をされて、イチイさんの大好きな植物を通してどんどん世界が広がっているようで私もとても嬉しいです。
忙しいと思いますが充実した時間になるといいですね!
ミルモ
それは凄く良い事ですね、沢山売れて寄付金が集まるといいですね。苗とかも立派に育ちましたね、イチイさんの育てたバラが咲くのが楽しみですね(*^-^*)・・・今日もむちゃ暑いです、首とか日焼けしてしまいました。今年は暑くなるのが早いですよ。体調に気をつけてね。・・・またね。
なおみ
今年は瑞々しいお野菜を、たくさん食べられそうですね。
植物を育てることはイチイさんにとって、別の意味でも栄養補給。
やはり庭付きの家を選んだのは、正解なのですね。
日本のボランティアは、時間とお金に余裕がある方が参加しているという印象です。私が他人のためにしていることといえば、毎月銀行引き落としで、ほんのわずかな寄付をしていることぐらい。
イチイさんは、時間もお金も余っているわけではないのに、顔の見えない誰かに、躊躇わずに持っているものを与えられる。
私たちは時々、大丈夫?と心配になるけれど、同時に、心も身体も引きこもってばかりいた以前のイチイさんが、こんなに逞しくなったことを、奇跡のように嬉しく思っています。
今は難しいですが、身軽になったら、私も出来ることをしてみたいと、強く思いました。
Sara
しかもそれをチャリティーに出せるなんて、本当に素敵なことです。
私も近くに居たら、買いに行きたい!
ソラマメとか生ったら嬉しいだろうなぁ。
準備のお手伝いも依頼されたとのこと、そのご近所さんがお金持ちだから高飛車な人でなく、お金持ちだけに心にもゆとりのある、植物を愛する優しい人たちだとイチイさんの好意が報われるなぁと思います。
楽しんでチャリティ会ができたことを願ってますー。
イチイ
はい、私は好きなことをしているだけなのに、それが人の役に立つなんて、素晴らしいことだと思いました。いつか、私もそういうチャリティセールをやってみたいです。
イチイ
またご近所さんと知り合いになれて、嬉しいです。あまり人との距離が分からない気がしますが、それでも少しずつ世界が広がっているようで、嬉しいです。
イチイ
Aさんが地元の園芸クラブに入っていることもあり、割と多くの人たちが来ていました。いくら集まったのかは分かりませんが、ノドカで平和な1日で、楽しかったです。
日本は暑さが厳しいと思いますので、帽子や日傘などで熱中症を予防されてくださいね。
イチイ
私のボランティア先も、お金持ちのリタイアした人が多いです。私のように働いている人も何人か来ましたが、たいてい数か月すると来なくなってしまいます。毎週コミットするのが、難しいのだと思います。友達の少ない私でさえ、ときどき毎週行くのが大変なときがあるので・・・
そうですよね、引きこもっていたころとは別世界に生きているようです。でも、若い頃に人づきあいをしなかったせいで、人との距離感が分からずに困ることがあります。もう一つのコメントで書いてくださった「全力を出す」ということも、たぶん人との距離感・付き合い方が分からなくて、つい「YES」と言ってしまったり、最初は無理だと思っても「頑張れば何とかなるかな?」と思って、無理をしてしまったと後でグッタリしてしまうのかもしれません。
ただ、そうやって一度無理をすると、次はもう少し無理ができるようになると言いますか、「前回、これができたんだから、きっと今回も出来るはず」と思ってやってみると、前ほどグッタリせずに出来るようになっていることがあります。少しの無理は、自分の世界を広げるためには必要なのかもしれないと思いました。でも、無理しすぎないように、気を付けますね。いただいたアドバイスも実践してみます。こんな風に具体的に教えて頂けて助かりました。慣れるまでは大変かもしれませんが、頑張ってみますね。ありがとうございます。
イチイ
Aさんは、切った植物を捨ててしまうのが可哀想で、挿し木にしたり、欲しい人にあげたり・・・そんなことをしてるそうで、私と同じだなぁと思いました。 園芸クラブにも誘ってもらえたので、ちょっとお邪魔してみようと思います。販売会は、知らない人ばかりで気疲れしましたが、ボランティアで培った経験を活かすことができたような気がします。疲れましたが、楽しかったです。