四連休の初日、
先週の土曜日のことを書かせてください。
ボランティアしているガーデンで
新たに野菜畑を作ろうという話が持ち上がったのが
1ヶ月くらい前のことでした。
2週間くらい前に、
ボランティア仲間が
どこかから小さなトラクターを借りてきて、
土を耕していたのですが、
そこは駅のプラットホームの外れにある場所で、
駅を作った時の残骸、
コンクリートの塊やレンガなどをまとめて、
その上に土をかぶせて隠して(?)いたような場所なので、
耕すたびに大きなコンクリートが出てきて、
とても大変でした。
それでも、何とか畑となる予定の場所のうち
一部の準備が終わったので、
ガーリック(にんにく)を植えることになったのです。
こちらは、ボランティア仲間のMさんが、
まっすぐになるように棒を使って、
ガーリックの種(実?)を植えているところです。
土曜日はガーリックだけでしたが、
これからジャガイモとマメも植える予定です。
Mさんの話ですと、
マメは土壌改善に役立つそうです。
窒素分を土壌に放出してくれるらしく、
ここのような固い粘土のところに植えておくと
翌年他の野菜を植えやすくなるそうです。
マメの種はMさんが用意してくれたのですが、
さすがにこの荒れた土壌に
直接植えるわけにはいかないので、
私が持ち帰ってシードトレイで育てることになりました。
シードトレイというのは、
こういうトレイのことです → シードトレイ
3種類の Broad Bean(ソラマメ)で、
それぞれ60粒ずつ入っていましたが、
さすがに180粒育てるのは多すぎると思い、
30粒ずつ3つのトレイに植えました。
そのほかにも、
青じそ、ルッコラ、サラダ菜、
マリーゴールド、スイスチャード、
イチゴ、キュウリ、小松菜 などなど・・・
といった種をシードトレイで育てているので、
我が家のテラスはシードトレイで埋もれて、
足の踏み場もない状態です。
それでも、芽が出たときの嬉しさと、
日に日に大きくなる様子を眺めるときの
充実感が好きなので、
芽が出るのが待ちきれません。
そのあと、午後はテラスで
自分の植物の世話や、
他の種まきをしていたのですが、
いつの間にか大家さんの猫がやってきました。
眠そうに寝そべっている姿を見て、
できるだけ静かに作業していたのですが・・・
しばらくしたら私の近くに寄ってきて
クンクンと臭いを嗅ぎはじめました。
どうしたんだろう?と考えを巡らせてみると、
そうやらボランティアしているガーデンから、
挿し木にしようと摘んできた
キャットミントを探しているようです。
ネコが好きだから
「キャットミント」という名前だとは聞いていましたが、
半分寝ていたネコが、
わざわざ探しに来るくらいの好物だとは知りませんでした。
そして、いつの間にか、
テーブルの上に載せた紙コップにさしておいた
キャットミントを見つけて、
齧り始めました。
毒ではないので大丈夫だと思いますが、
いつもは大人しいネコなのに、
こんなことをするなんて、
よほど美味しい匂いがするのでしょうね。
この記事へのコメント
ミルモ
ニンニクって簡単に出来るのかな?畑を掘り返したらコンクリートが出てくるのね、水捌けは良さげだね(((^_^;)猫ちゃん可愛らしいね、マタタビとかやったら喜びそうね。イチイさんの畑が楽しみだね(*´ー`*)
イチイ
私は育てたことがないのですが、Mさんによると、こういう荒れた土地でも育つらしいです。コンクリートと言いますか、瓦礫と言ったほうがいいかもしれません。日本人の知り合いに「こういうところって、イギリスっぽいですよね。見えるところだけキレイにしておいて、中身はどうでも気にしないという・・・」と言ったら、「まさにその通り!」と同意されました。こういうのって、本当にイギリスっぽいです。