ロイヤルオペラハウスのフランケンシュタイン

今日はロイヤルオペラハウスで、
「Frankenstein」を見てきました。

インターバルのときも、
こんなふうに不気味な絵がカーテンに写っていました。

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そして、次のインターバルでは、
こんな絵に変わっていました。

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Liam Scarlett(リアム・スカーレット)という
元ロイヤルバレエのダンサーが振付した舞台で、
フランケンシュタインのお話です。

フランケンシュタインの本を読んだことがないのですが、
原作のとおりにステージ化したそうです。

実は、私はリアム・スカーレットの舞台を
過去に何度か見たことがあります。

このときに見た舞台の、
最初の作品の振付家もリアム・スカーレットでした。

彼は23歳のときに
ロイヤルオペラハウス最年少の振付師となり、
今は32歳くらいのはずです。

ダンサーとしてもキャリアを積んでいたそうですが、
振付のほうに転向した男性です。

こちらには書いていませんが、
かつてロイヤルオペラハウスの Insight というイベントで
彼のトークと、リハーサルを見たことがあります。

頭の中に舞台のイメージが完璧にできていて、
ダンサーの細かい動きを修正していましあt。

そして、口頭で指導するだけでなく、
自分でも実際に踊ってみせたりして、
他の振付師とは少し違っていました。

柔らかい物腰の若者でしたが、
完璧主義なんだろうな、という印象でした。

その時の印象を裏付けるかのように、
とても計算された舞台でした。

具体的に言いますと、
たとえば舞台の上に伸びる真っ黒な影が
フレームのようにダンサーたちを縁取って
鮮やかな衣装を着たダンサーたちが、
まるで映画のワンシーンのように見えたり。

男性の群舞では、
彼らが着ているロングコートの裾が
柔らかな弧を描いてクルクル回っている様子は、
踊っている男性たちを際立たせてくれて、
はっとするようなダイナミックさを感じたり。

ダンサー一人一人の踊りのテクニックもさることながら、
舞台全体として見た時の色合いや雰囲気が
とてもドラマチックでした。

ただ、最初のほうが暗くて・・・

話の内容が暗いからかもしれませんが、
最初のほうが地味で暗いステージだったので、
「暗いまま終わったらどうしよう」と思いました。

また、人がバタバタと死んでいくのですが、
その死に方がドラマチックと言いますか、
あっさりと死んでいくのです。

バレエは悲劇が多く、
よく主人公が死んでしまうのですが、
クラシックバレエでは、
まるで落ち葉が散るように、
儚げに命を落とす人が多いのに、
この「フランケンシュタイン」では、
バタバタと死んでいくのです。

なんとなくミュージカルっぽいと言いますか、
見る人にアピールするような、
メリハリのある演出のような気がしました。

こちらが、カーテンコールです。

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舞台の中央で両手を広げているのが、
フランケンシュタインです。

後ろのほうの席なのでよく見えませんでしたが、
タイツみたいな衣装で、
こういう衣装もクラシックバレエっぽくない気がしました。

もしかしたら好き嫌いが分かれる舞台かもしれませんが、
私は、いろいろな意味でとても印象に残ったので、
また機会があったら見てみたいと思いました。

この記事へのコメント

  • ミルモ

    イチイさん(^o^)/

    フランケンシュタイン、映画と舞台は全然違うんでしょうね?内容とか?こんな舞台もたまには良いですね。色んなのを観て楽しみましょう。ドクロのカーテンは凄いね( ゜o゜)・・・またね。
    2019年03月15日 17:33
  • ミルモ



    同じコメント二回送ってしまったかも?そうだったらごめんね(^-^;)
    2019年03月15日 17:36
  • イチイ

    ミルモさん、ありがとうございます。
    映画を見たことがないので分かりませんが、原作に忠実だと案内書に書いてありました。ドクロのカーテン、すごいですよね。いろいろなシーンがとても印象的なバレエでした。
    2019年03月17日 07:53