上司に話しました

先週からお騒がせしている同僚のことについて、
昨日、上司と話をしました。

こちらの同僚のことです ↓

皆さんのアドバイスを受けて、
まず、話す相手を選びました。

直接の上司(マネージャー)は
「不思議ちゃん」と陰で呼ばれていて、
人の話を聞かないタイプと言いますか、
自分の聞きたいように話を聞く人なので、
私が話した内容が正しく伝わらない可能性があると思い、
その上の上司に話をしました。

マネージャーを飛び越したことで、
もしかすると何か言われるかもしれないと思いましたが、
その話をした上司は、
私を無視している同僚の上司でもあるので、
一応、筋は通るのではないかと思ったからです。

勘違いされた「告げ口」が、
本当のことになってしまう・・・

と悩みはしましたが、
昨日の午前中に行った病院で言われた、
先生の言葉が背中を押してくれました。


話は前後するのですが、
ここのところ胃腸の調子が悪いので、
昨日の午前中に診療所へ行ってきたのです。

普段は、そんなに早く
診療所の予約が取れることはないのですが、
先日、診療所に電話したときに、
ちょうど予約のキャンセルがあったらしく、
その枠に入れてもらえたのです。

そこで、金曜の午前中に会社を休んで、
診療所へ行ってきました。

10時15分の予約だったのですが、
いつもは30分くらい待たされるのに
なんと、10時くらいに診察室に呼ばれました。

胃の調子を説明して、触診してもらい、
そこで、会社でストレスを感じていることを
先生にポツリと話したら、声が詰まってしまいました。

すると、先生はこう言いました。

「どうしたの?大丈夫?
ちょうど君の前の人が来なかったから、
時間はたっぷりあるから、
何か辛いことがあるなら話してみたら?」

英語だし、会社の事情を知らない人だし、
言っても通じるかどうか分からないけど・・・
と思いつつ、ポツリ、ポツリと
会社で無視されている状況を話しました。

話しているうちに涙が出てきてしまい、
先生は箱ティッシュをもってきてくれました。

先生も「それは、上司に相談したほうがいい」
と言ってくれたのですが、
私が上司に言うことで、
彼女が解雇されてしまうかもしれないと思うと
どうしても言うことができない、と答えました。

すると、シャキシャキした話し方をする、
南米系と思われる若い男性の先生は、
こちらがビックリするくらい、
あっさりと こう言ったのです。

「冷たい言い方かもしれないけれど、
僕の患者は君なんだから、
彼女のことなんて、どうでもいいんだよ。

僕の患者は彼女じゃなくて君なんだから、
僕の義務は、君の健康について考えることなんだよ。
だから、彼女の健康とか進退とか
僕には関係ないんだよ。

そもそも、それで解雇されたなら、
彼女のこれまでの行動の結果だよ。

僕は、医者としてストレスを軽減するために
上司に言うことを勧めるよ」

聞いた直後、一瞬思考が止まりました。

「彼女なんて、どうでもいい」と、
すっぱりと、はっきりと言い放った、
その潔さに、あっけにとられたのです。

でも、こう言われたときに、
「告げ口」をすることに対する
免罪符を得たような気がしました。

自分でもズルいとは思いますが、
「医者がそう言うんだから」
「私は、私を守らなくてはならないんだから」
そんなふうに自分を納得させることができたのです。

その先生は、ひとしきり話を聞いてくれた後、
2週間後に診察の予約を入れてくれました。

「その時までに状況が改善するよう、
上司に言うんだよ」

そう言いながら、
先生は私を励ましてくれました。


そして、いざ上司に話してみたら、
「肩透かしを食った」というと
言い過ぎかもしれませんが、
あっさりと話が終わりました。

というのも、彼女には前歴があるため、
今回も同様のことが起きていたことを、
上司も気づいていたようなのです。

考えてみれば、彼女が大きな声で、
同僚や他の部署の人たちに
「イチイが告げ口した」と触れ回っていたので、
上司の耳にも入っていても当然です。

しかも、その態度の豹変ぶりに驚いたことを話したら、
こう言われました。

「ああ、そうなんですよね。
あの人、こちらがビックリするくらい豹変するんですよね。
その状況、分かります」

おそらく、私の前任者たちが、
同じことを上司に訴えていたらしく、
上司も、彼女の問題を認識していたようです。

あまり人のことを悪く言うのは嫌なので、
彼女の冷たい態度などを説明する手間が省けて、
とても助かりました。

また、ミスのフォローについて話したときも、
こう言われました。

「彼女は、なぜか自分はミスしないと思ってるからね。
実際は、半分以上にミスがあるんだけど」

・・・なんだ、何もかも知ってたんだ。

そう思ったら、肩の力が抜けました。

そして、その上司はこう言ってくれました。

「これまで気をつかって、
上手く関係を保ってくれたことには感謝しています。

あなたが悪いとは思っていないので、
自分を責めないでください。

すぐにどうこうすることはできないけれど、
彼女の性格を加味したうえで、
こちらでも対応を考えてみるから、
あまり一人で抱え込まないで、
何かあったら、いつでも話してください」

これを聞いたときに、
この上司に話して良かった・・と思いました。


たぶん、これまでの私だったら、
「もう、いいや・・・」と思って、
状況を変える努力をする前に、
転職先を探していたと思います。

実は、「ダメだ」と思い詰めて、
派遣会社に履歴書を送ったりしたのですが・・・

でも、そちらへ逃げる前に、
今の状況を改善するために出来ることはあったんだな、
と改めて思いました。

すぐに状況は変わらないかもしれませんが、
少なくとも、私が完全な悪者と思われていないことが分かって、
気持ちが楽になりました。

皆さんにも色々と励まして頂いて、
感謝しています。

どうもありがとうございます。

これからも無視され続けるのかもしれませんが、
それでも、分かってくれる人は分かってくれている、
と信じることができたので、
なんとか頑張れると思います。


そういえば、診療所で胃痛のために、
2種類の薬を処方してくれたのですが、
その合計金額が18ポンド(約3千円)もしました。

診療代は無料だけど、
薬代が100%負担なのが辛いです。

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この記事へのコメント

  • たま

    専門家のアドバイス通りにやってよかったですね、トラブルメーカーは必ずトラブル起こすことで人間関係を壊していきますからね、周りの人がやめることのないように本人に自覚させないとね!反省させないと変わりませんよ。
    とにかく前に勧めてよかったですね、自分の中で処理しないで第三者がアドバイスしてくれてよかったですね。
    今後も解決するようになればいいですね。良かったね!
    2019年01月27日 08:59
  • ミツミ

    こんにちは。
    いいお医者さんに出会えてよかったですね。
    あと、普段のイチイさんのしてきたことの積み重ねでもあるのではないかと。
    もう少し周りのひとを信じて甘えてみてもよいのかな、と思いました。
    助けてほしい、と本人が言わないと動きづらいこともありますし。。
    手助けさせてほしいと思います。
    早く体調がよくなりますように。
    2019年01月27日 09:07
  • コンロ

    こんにちは。
    このブログを読んで、思わず胸が熱くなりました。
    私は・・誰にも相談できずに10年以上いた職場を離れることになって。
    辞める時に、他の人が色々私の状況を言ってくれて
    「もっと前に他の人色々言っておけば、ここまで勝手に自分を追い詰めることもなかったのに。」
    と後悔したことを思い出しました。
    今回イチイさんが、偶然にも普段待たされるはずの診察時間が逆に早くなり、しかも相談できるようになったのは、神様・・というのは変ですが。
    イチイさんがキチンと頑張って来たという事もあるのでは?と思います。

    あと、こういう追い詰めるような人は、自分だけがかわいいんです。自分だけが悲劇のヒロインで、自分だけが世界で一番不幸だと言わんがばかりのアクションを起こします。
    他人なんてしったこっちゃない。そういういうタイプだと思います。
    こういう人を思うなんて・・今思えば、あの時の私はバカだなって。
    イチイさんには、私みたいなバカになって欲しくないと思います。

    この扱いずらい女性同僚は大変だとは思いますが、今のイチイさんなら
    大丈夫。応援しています。
    2019年01月27日 09:48
  • なおみ

    イチイさん、お疲れさまでした。

    では、私からイチイさんに「免罪符」をひとつ。
    【本音】≠【悪口】(ノットイコール) ですよ。

    本音は本心から言うことでしょう?
    イチイさんがピアノを弾きたいのも本音。
    ひどく傷ついてるのも本音。
    悪口に聞こえるのが心配な時は、事実を淡々と言うのがポイントです。
    心を許せる友ができたら、少しずつ本音を混ぜてみて下さい。
    「私はこっちの方が好きだな」くらいから
    「そういう考え方もあるかもしれないけど、私はこう思うの」とか
    そしてついには、
    「ホント頭にきちゃう、聞いて聞いて!」
    「失礼しちゃうわ、なんでそんなこと言うのよ!」
    こんなふうに、お腹がよじれるくらい笑って話せるようになりますから。時間がかかるかもしれないけど。イチイさんなら大丈夫だと思います。
    他愛ないことで、お腹がよじれるくらい笑えるのは、私も数年に一度です。ん~あまり笑ってないなあ。顔くしゃくしゃにして笑いたいなあ。



    2019年01月27日 14:00
  • ミルモ

    イチイさん(^o^)/

    それは良かったね(*^^*)これからはちゃんと相談しないとね。一人で悩んでても何も解決しないしね。他の人にも同じ事してるんだから、その人は変わらないですよ。自分が大好き人間です( ̄0 ̄;少し前進したね。病院の先生も良いことおっしゃるね(´∇`)胃の調子はどうかな?ちゃんと薬飲んで休養しないとね。お菓子ばっかり食べてたら駄目ですよ。お粥とかでも作って食べてね(^ー^)体冷やすと内臓にも悪いしね、気を付けてくださいね。薬代むちゃ高いね、日本みたいに薬を沢山出されたら、何万も掛かるだろうね( ̄▽ ̄;)一人で悩まないでね。・・・(o・・o)/~またね。
    2019年01月27日 14:09
  • ちほ

    良い医者に出会えましたね。心と身体は一体。自分の心の聖地にずかずか踏み込んでくる人を許してはだめです。ご自身のこと大切にしてくださいね。
    2019年01月27日 21:03
  • イチイ

    たまさん、ありがとうございます。
    どうにか前に進んで、ほっとしました。他の人たちも見ていてくれたことも、ありがたかったです。無視されると悲しくなりますが、できるだけ仕事に集中して、あまり気にしないように心がけますね。
    2019年01月28日 05:45
  • イチイ

    ミツミさん、ありがとうございます。
    これまで人とかかわらないように生きてきたせいで、人との距離感とか、助けを求めるタイミングとか、そういうことが分かりませんでした。でも、「助けて」と言わなくても、私のことを気にしてくれる人は、それに気づいて助けてくれるものなんですね。もちろん、私がちゃんとしたタイミングで助けを求めていたら、もっとスムースに事が進んだのかもしれないと思うので、今回のことは良い経験になりました。
    なんでもかんでも助ければ(フォローすれば)良いというわけではなく、また自分で抱えきれないと思ったら早めに誰かに頼ることも大切で、しかも「助ける相手」も「助けをもとめる相手」も、きちんと選ばないといけないのだと分かりました。見極めが難しい気がしますが、今からでも人を見る目を養わないといけないな、と反省しました。ミツミさんや皆さんの励ましやアドバイスに、とても助けられています。自分一人では、ここまでスムースに行かなかったと思うので・・・ どうもありがとうございます。
    2019年01月28日 06:00
  • イチイ

    コンロさん、コメントをありがとうございます。
    過去に苦しい経験をされたのですね。私も、危うく同じ轍を踏むところでした。実際、派遣会社に履歴書を送ったりして「逃げ」の姿勢に入っていたので・・・ 私はコンロさんのように長く勤めてはいないので、きっとコンロさんのご苦労とは比較にならないとは思いますが、それでも大変でした。コンロさんは、きっと優しすぎたのかもしれませんね。どんな人にでも良いところはありますし、人に対して厳しくするのも気持ちがしんどかったりしますし・・・ 生きていると色んなことがありますが、お互い、負けないよう前に進んでいきけたらいいですね。
    これからも彼女と仕事をしていくのは大変だと思いますが、彼女の感情に呑まれないよう気を付けようと思います。
    2019年01月28日 06:06
  • イチイ

    なおみさん、ありがとうございます。
    確かに・・・ 言われてみれば、本音が悪口とは限らないですね。なぜ、これまで本音=悪口と思っていたのか? と考えてみると、たぶん自分の性格に自信がない(自分は性格が悪いと思っている)からのような気がします。でも、今回のことについて自分の本音を考えてみると、「悲しい」「どうしたらいいか分からない」というものであって、それは悪口ではないことに気づきました。
    日本にいた頃は感情に蓋をして、諦めきった人生を送っていたので、そのせいで感情とか本音を表現する感覚が鈍ってしまったのかもしれません。少しずつ自分の感情を捉える努力をしてきましたが、これからは自分の本音を確認して、少しずつ表現していくことも頑張ってみたいと思います。
    2019年01月28日 06:14
  • イチイ

    ミルモさん、ありがとうございます。
    確かに自分が大好きな人なのだと思います。ある意味、そう思えるのは羨ましい限りですが、不思議でなりません。
    ある同僚(彼女の性格を知っている人)が、「あの人は Anger Management のコース(怒りをコントロールするコース)にでも行ったほうがいい」と言っていました。大人になっても自分の感情をコントロールできない人がいるのは驚きですが、これまでそうやって生きてこれた彼女の環境が羨ましいです。とても恵まれた環境で生きてきたんだろうな、と思いました。かといって、自分がそうなりたいか?そういう環境で甘やかされたいか?と聞かれたら、彼女のようにはなりたくないので、NOと答えると思いますが・・・
    薬代、大きな病気になったら大変だなって思いました。保険の契約更新のときに、薬代も保険対象になるプランがないかどうか調べてみようと思いました。
    2019年01月28日 06:21
  • イチイ

    ちほさん、ありがとうございます。
    そうですね、ついつい勢いとか流れに呑まれて無理をしてしまうところがあるので、これからはきちんと相手を見るよう、そういう目を養うよう心掛けようと思います。
    正直なところ、「自分を大切にすること」の意味をはき違えていたような気がします。たとえば、頑張ったら甘いものを買って食べたり、たまに旅行に行って美しいものを目にしたリ、そういうことが「自分を大切にする」ことだと思っていました。でも、きっとこういう日常生活の中で、敵意から身を守ったり、助けを求めて自分を追い詰めたりしないようにすることが、自分を大切にすることなのかもしれないと思いました。
    2019年01月28日 06:24
  • BlueDal

    私も同僚から無視などの虐めをされた経験があるので、辛さがよくわかります。イチイさんが落ち込むのは当然です。職場を去りたくなるお気持ちもわかります。とにかく抜け出したくなりますよね。
    でも、一人で抱え込む~退職 はダメです!
    医師の指示がすばらしいですね。イチイさんがどうすべきか、ハッキリ言ってくれて。こういう時、力強い味方がいないと自滅します。
    話のわかる上司がいるのも良かったですね!
    イチイさんは悪くないし、こんな理不尽なことを一人で抱え込む罪なんてありません。堂々と、自分を守ってください。どうぞお大事に。
    2019年01月29日 12:50
  • イチイ

    BlueDalさん、コメントをありがとうございます。
    同僚からいじめられたことがあるのですか、それはお辛かったでしょうね。私の場合は70人くらいいる部署なので、極力顔を合わさないようにしていれば、1日に顔を合わす回数が2-3回で済むのが幸いだったと思います。
    本当に、お医者さんは「そんな冷たいこと言っていいの?」と思ってしまったくらいです。でも、偽善とか妙な同情がない分、かえって安心してしまいました。上司も分かってくれて、良かったです。
    2019年01月30日 06:31