最近、忍耐が足りなくなっています

昨日の夕方、ジムへ行きました。

私の好きなインストラクターのクラスで
とても楽しみにしていたのですが、
沢山の人がスタジオに来ていて、
隣の人との距離が60cmくらいしかないくらいの
イモ洗い状態となっていて、
とても運動できるような状況ではありませんでした。

普段なら、周りに気を付けながら運動して、
なんとか楽しめたと思うのですが、
昨日の私は気持ちに余裕がなくて・・・

ちょっと動いたときに
隣の人とぶつかりそうになった瞬間、
反射的に「もう、いい!」と思い、
なぜか泣きたいような気持になりながら、
途中でスタジオを出てきてしまいました。

しかも、「インストラクターの人に悪いことをした!」
と、スタジオを出てから後悔する始末です。

そして、今の私は、気持ちに余裕がないのだ、
ということを認識しました。

気持ちに余裕がないと、
周りにも迷惑をかけてしまうので、
やはり、今の状況をどうにかしないと、
仕事以外のところでも悪影響が及ぶことを、
今さらながら、自覚しました。

皆さんのアドバイスを読んで考えた末に、
やはり上司に話すことに決めました。

感情的にならずに話せる自信はありませんが、
「自信がない」などと
悠長なことを言っている場合ではなく、
「どうにかしてでも、そうする」と
覚悟を決めないといけないのだと、
自分に言い聞かせています。


なんとか覚悟を決められた理由のひとつが、
昨日のブログへのコメントです。

実は、お恥ずかしいことに、
昨日は「薬をもらった。優しい人がいるんだな」
としか思っていなかったのです。

皆さんのコメントを読むまで、
その「優しさ」が自分に向けられていた、
ということに思い至らなかったのです。

皆さんに言われて、初めて、
「私のことを気にかけてくれていたんだ」
ということに気づいたのです。

変に聞こえるかもしれませんが、
「私に優しくする人なんて、いるわけがない」
という前提があったと言いますか・・

無意識のうちに
「皆が私のことを悪く思っている」と、
卑屈に考えていたようです。

もちろん、同僚の言い分を信じている人もいて、
そういう人には「イチイは、ひどい人だ」と
思われているかもしれません。

でも、そう思っていない人がいてくれるのも事実で、
それならば、まだ救いがあるような気がしたのです。


しかも、今日も違う同僚が薬をくれたのです。

歩いていて少し眩暈のような、
軽い片頭痛のようなものを感じたので、
こめかみに指をあてつつ席に戻ったら、
後ろの席に座っているKさんが、
「これ、よく効くから、飲んでみたら?」と
タブレット状の薬をくれました。

水に溶かすタイプのものだったので、
そのあと、水まで汲んできてくれたのです。

苦い薬で、決して美味しくはありませんでしたが、
その気持ちが嬉しくて、
飲んでいるうちに笑顔になっていました。

こんな風に優しさを私に向けてくれるのは、
心から、ありがたいことだと思います。

そして、その「優しさ」の存在を気づかせてくれたのが、
コメントを寄せて下さった皆さんなのです。

これは私の暗い性格が災いしているのだと思いますが、
ここ最近、頭に浮かぶことと言ったら、
こんなことばかりでした。

「私なんて、ダメ」

「みんなに嫌われた」

「きっと皆、彼女の話を信じてる」

「きっと、私のことを嫌な女だと思っている」

「もういやだ。逃げ出したい」

でも、こうして頑張って働いている様子を見ていて、
気にかけてくれる人たちがいてくれるなら、
その人たちの気持ちに応えるためだけでも、
顔を上げて、笑顔で仕事ができるようにならなくちゃ、
と思えるようになりました。

こんなふうに考えられるようになったのは、
皆さんから温かいお言葉を頂いたり、
アドバイスをいただいたからだと思います。

どうもありがとうございます。

私は、きちんと人づきあいをせずに
こんな年まで過ごしてしまったので、
「人づきあい」というものが、
よく分からないのです。

相手が常に気持ちよくいられるようにと思って、
先回りしてフォローしたり、
常に「彼女を立てる」ことで、
彼女との関係を保っていました。

人として相手を気遣うのは当然のことだとは思いますが、
でも、それだけでは足りないと言いますか・・・

それだけだと、今回のように、
すぐに壊れてしまう人間関係しか築けないのかもしれない、
と思いました。

私は、私なりに良い関係を築こうと努力していましたが、
その努力の方向が間違っていたのかもしれません。

かといって、どのように努力していれば
こんなことにならなかったのか?
ということまでは分かりませんが・・・

でも、「分かりません」で終わってしまうと、
また同じことのくり返しになってしまうので、
落ち着いて、じっくり考えてみようと思います。

ひたすら暗くなって閉じ込もらずに、
こうして、少しだけでも
前向きに考えられるようになったのは、
皆さんのおかげです。

どうもありがとうございます。


こちらは、今朝の空です。

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実際にはオレンジ色がもっと鮮やかで、
目が覚めるような色合いでした。

きっと日本も寒いのでしょうね。

皆さんも風邪などひかぬよう、
お気を付けくださいね。



この記事へのコメント

  • くま

    >かといって、どのように努力していれば
    >こんなことにならなかったのか?
    >ということまでは分かりませんが・・・

    誰にもわかりませんよ。だから経験をつんで成長するのだと思います。
    今回の件も、イチイさんが思うようにしたらいいと思います。
    いくら他人にアドバイスを求めたところであなたの細やかな環境や
    機微は他人にはわかりませんから。冷たいようですがご自分で
    思うようにやってみたらいいと思います。
    海外でたったおひとり、マイホームを購入、断念するまでのプロセスをやってのけたイチイさんですからきっと大丈夫。
    どんな結果になってもご自分を労わってあげてください。
    2019年01月25日 09:08
  • たま

    人間関係の悩みは誰でもあります、しかし自分にメリットない人、ネガティブな人はトラブルのもとです、トラブルメーカーは人間関係を壊すのが楽しみです。それしか興味ないから!
    ポジテイブで明るく過ごせばいいです、トラブルメーカーと関わると時間無駄にするだけ!何もメリット無いですよ!
    前向きに心をポジティブに行動起こせばいいだけ!ネガティブな人と関わるのを避けて過ごせばいいですよ~~!
    ガンバ!
    2019年01月25日 10:14
  • JOYNA

    あらっ?イチイさんのまわりによい流れが起こって少し立ち直ってきている?私もちょっと安堵しています。

    イチイさんは自立していますよね。
    周りの状況や要望に合わせながら一人の人間として 時には熟せる以上の仕事をして報酬を得、健康に気を付けて収支に会った生活をしている。常に人に迷惑をかけていないか自分を省る、頼まれれば援助もしてげる…
    自分が抱えきれないことがあれば 人を頼って助けてもらいその感謝は忘れない。

    しかしそうじゃない人も居る。
    問題の彼女は現実から目を背けた変な自信があるんですよ。
    本当は人よりもかなり劣った自分の能力を把握していない。
    多くのひとからたくさんのものを奪っている。
    こういう人は自立しているとは言えない。
    何歳なのかわかりませんが ここまで来て気づけなかった彼女にもう同情はできないです。
    きっとあちこちで恨まれている。これは彼女が自分でなんとかしないといけないことです。

    人を助けても良いときは 相手の負担をよくわかったひとだけにしたほうが良いですよ。
    そのひとはきっと 困ったときには逆に骨を折ってくれたり、なにもせずとも心強くそばにいてくれる人です。

    自立した人々の間に思いやりの小川が網の目のように流れている。
    そんな中で暮らせたらよいですね。

    ずいぶん前ですが、震災の時、現地で話を聞いて印象に残ったことですが、
    波にのまれ、助けてくれと手を伸ばされたとき 瞬時に助けるほうも死ぬ覚悟でその手を取ったそうです。助けるって大げさかもしれないけど魂を少し分けてあげることに等しいのかもしれない。
    そのことを理解してくれなくて足蹴にされたらやっぱり傷つきますよ。

    ひとからきいた話ですが 英語でassistとということばがありますよね。
    このことばに人付き合いのヒントがあるような気がします。
    自分と助ける人は分離されていて一つにはならない。
    二人はそれぞれの背負うべき荷を背負い並んで歩く。
    どうしてもできないことがあれば助け合い、感謝しあう。

    できるだけしないほうがよいけど 相手までを背負うことは相当の状況です。
    そこまでしても 全く相手の人生のためにならないときもある。
    生きていく以上、人と人と助け合いは必要です。
    でもよ~く相手を見ないとね…

    イチイさんの援軍はいままで社内で思いやりをかけた人から寄せられているのかもしれませんね。
    少しづつでも笑顔が増えればイチイさんのことを思う人たちが喜びます。
    2019年01月25日 11:31
  • ココレイコ

    イチイさん、ここのところ、大変な思いをされてきましたね。私もここのコメントのみなさんと同様に、イチイさんのことをわかってくれている人は、割とたくさんいるんじゃないかと思います。イチイさんが面接をした時にもその同僚の彼女が問題で前任者が辞めていったと会社側としてわかっているので、イチイさんの周りや他の部署でも彼女の悪評はイチイさんが仕事を始める前からわかっていたと思います。なので、今回の誤解で彼女がギャーギャー騒いでも、それを間に受ける人は少ないんじゃないかと思います。そして、イチイさんの文章からイチイさんが彼女との友情を築けなかったことでご自分を責めてらっしゃるようですが、彼女のような人とまともな人間関係を築くことは不可能に近いことじゃないかと思います。更に私は彼女が今回のことで解雇になったとしても、それは身から出た錆で、イチイさんがどうということではないと思いますよ。たとえ今回解雇にならなかったとしても、またいつかトラブルを起こして将来的にそうなると思います。だって会社側は彼女のために何人も人が辞めて、その度に新しい人を雇って一からトレーニングして、金銭的にも損失が大きいと思います。今後は出来るだけ関わらないように距離を置けたらいいですね。なかなか難しいとこもあるかと思いますが。。応援しています!
    2019年01月25日 11:38
  • JOYNA

    追加です。

    助ようとしているひとが よい人間になろうと努力しているひとかどうか? 

    その点は特に大切なことだと思います。

    見極めが一番難しいところですが… 
    まぁ見間違ったらすぐに手を引くことです。
    助けると自分が決めたことですから 苦しいけど自分で心の折り合いをつけないとね。
    私も反省ばかりの人生ですよ。なかなかうまくいかない。(笑)
    2019年01月25日 12:05
  • ミルモ

    イチイさん(^o^)/

    敵味方ってねどんな人でも居るんです、イチイさんをちゃんと見てる人は居ますよ(*^_^*)しんどい時は一度頭の中を空っぽにしましょう、上司の人に相談をして少しでも良い方向に、むかしましょうね。風邪が長引いてるみたいね、身体を温めて消化の良い食事をしてくださいね。綺麗ですね( ´∀`)お空もイチイさんを見てますよ。・・・(^ー゜)ノまたね。
    2019年01月25日 12:56
  • なおみ

    こんにちは、イチイさん。

    ココロがささくれてどうしようもない時は、呼吸が浅くなっているそうです。私は普段から浅いので、パニクった時は意識して深呼吸するようにしています。深い呼吸は免疫力を高めるそうですよ。
    吐ききるようにすると、大きく息を吸いますので、酸素も充分に取り込めるみたいです。

    そっか、イチイさんは相手の気に入るように振る舞うんですね。
    それを全員にしていたら、しんどいでしょうね。
    本音はね、言っても良いのですよ。
    もちろん信頼できる相手にですが。
    たとえばNさんに、お試し下さい。
    「あら貴女がそんなこと言うなんてビックリ!」って笑うかもしれないですが、多分ちょっと嬉しいと思いますよ。

    上司に話す件ですが、話す順番を事前に箇条書きにして頭の中を整理しておくと、伝えやすいと思います。
    なるべく事なかれ主義じゃない方の上司を選んで下さいね。
    そして、話した後のことはくよくよしない。
    やるべきことをやって、この問題は下駄を預ける。
    開き直りも、生きていく上では必須アイテムです。
    ではでは、イチイさん、ファイト!






    2019年01月25日 15:18
  • やまこ

    お久しぶりです。体調が悪いと気持ちの余裕もなくなりますよね。
    まずはお大事に。そして以前から同じことをコメントしてるように思いますが、相手に気に入られようと卑屈に近い気遣いをすると相手にナメられて逆効果ですよ。公平に適切にNOを言う人がフラットな関係を築くことができるのです。その上での個人的な厚意が、例えば今受け取っているお薬です。気にかけてもらっている、その厚意のささやかさと示し方を学習なさってください。
    2019年01月26日 15:26
  • イチイ

    くまさん、初めまして。コメントをありがとうございます。
    今回のことでは色々と考えさせられました。日本では、こういう強烈な個性の人は滅多に見かけないので、何事もなかっただけなのかもしれませんが、外国に来ると色んな人がいるので対応にも試行錯誤しています。とりあえず上司に話したので、あとは様子を見たいと思います。
    2019年01月27日 06:12
  • イチイ

    たまさん、ありがとうございます。
    上司に話をしたのですが、やはり彼女の性格は問題視しているようです。ただ、過去の経緯で高血圧の診断書を提出しているそうで、彼女のことを注意して血圧が上がって卒中でも起こされたら大変なことになるため、大きく注意することが出来ず、周りが彼女の合わせるしかない状況のようです。できるだけ関わらないように気を付けようと思います。
    2019年01月27日 06:17
  • イチイ

    JOYNAさん、ありがとうございます。
    彼女は43歳になるはずです。「相手の負担をよくわかったひとだけ」ということ、なんとなく分かります。人には分け隔てなく接するようにしようと思っていましたが、自分に好意や優しさを向けてくれる人と、攻撃してきたり、協力してくれない人に対して同じように対応するのは、優しくしてくれる人たちに失礼だということに気づきました。たぶん、それと同じように、相手を選ばないといけないのでしょうね・・・
    友達は多ければ良いというわけでもないのでしょうが、もしかすると独りでいるのが寂しくて、つい誰にでも良い顔をしてしまうのかもしれません。助け「合う」という言葉は、二者の存在があることを意味していますよね。陰であろうと、表であろうと一方的に手伝っているのは、きっと助け合いではなくて、ある意味不健全な関係しか築けないのかもしれないと思いました。「生きる」というのは、ただ毎日を過ごしていくだけでなく、どういう人と付き合って、どういう対応をしていくか、ということを常に意識していかないと、こういうことになってしまうのだということに、ようやく気付きました。気づかせてくださって、ありがとうございます。
    2019年01月27日 06:54
  • イチイ

    ココレイコさん、ありがとうございます。
    少し冷静になってきたせいか、確かに彼女が常に誰かと衝突していることを知っている人は多いので、事実を分かってくれている人はいるような気がしてきました。急に手のひらを返されたように冷たくされて、気が動転して、彼女がいろんな人に触れ回っていることをしって、ちょっと偏執的に「私のことを悪く言っている」と思っていたような気がします。
    誰とでもきちんとした人間関係を築くのは、大人として当然のことだと思っていましたが、それによって私の精神状態が悪くなったり、仕事でミスをしてしまうのであれば、良い関係を築くのを諦めたほうが良いと思いました。まだ完全に割り切れたわけではありませんが、皆さんに距離を置くようアドバイスをいただいているうちに、そうしても良いような気がしてきました。まずは自分の仕事をきっちりやること、彼女との人間関係は、良い関係が築けたら儲けものくらいの気持ちでいようと思います。
    2019年01月27日 07:04
  • イチイ

    JOYNAさん、ありがとうございます。
    彼女は、良い人間になろうと努力しているというよりも、自分は良い人間だと信じて疑いをもっていないように思います。これまでの話から、何かあっても常に「周りが悪い、自分は正しい」ということを主張していたので、自分に自信があるのかもしれません。
    ただ、こうやって陰でフォローしても彼女は増長するだけだと分かったので、ミスを見て見ぬふりするのは心苦しいのですが、あまり積極的にかかわらないようにしようと思います。
    2019年01月27日 07:06
  • イチイ

    ミルモさん、ありがとうございます。
    そうですね。なんだか久しぶりにグラストンベリーへ行って、頭を空っぽにしたくなりました。頭も仕事も手一杯で、きちんと考えられない状態のような気がします。風邪、もう少しで治りそうなので、週末はゆっくり休もうと思います。
    2019年01月27日 07:07
  • イチイ

    なおみさん、ありがとうございます。
    実は、相手の立場を考えて、相手のために行動することは当然のことで、皆そうしているのだと思っていました。そのため、若い頃は悲しい思いをすることが多かったです。そうではないのだ、ということに気づいてからも、無意識のうちに培った性質が抜けず、まず自分よりも相手を考えてしまうところがあって、言いたいことがあっても「ま、いっか」と飲み込んでしまうことが多いです。本音を言うと、人の悪口になりそうで、なんとなく言いだせずにいます。嫌なことは忘れたいと思っているせいもあるかもしれません。ブログを書き始めて、自分の気持ちを言うことに少しずつ抵抗を感じなくなってきましたが・・・
    アドバイスをいただいたとおり、話す順番を箇条書きにして上司に話してみました。箇条書きと言っても、結局2つしかなかったのですが、「最近、誤解を受けたため無視されていること」と、「彼女のミスのフォローは、彼女の機嫌が悪くなるので暫くできない」ことでした。後でブログに書きますが、あまり話すまでもなく、上司は彼女の性格を分かっていたようです。おっしゃるとおり、やることはやったので、後は上司に任せたいと思います。アドバイス、ありがとうございました。
    2019年01月27日 07:57
  • イチイ

    やまこさん、ご無沙汰していますが、お元気でしたか。コメントをありがとうございます。
    確かに、これまで相手を立ててきたせいか、完全に下に見られている(舐められている?)ように思います。「そんな(目下の)イチイががミスを指摘してきた、生意気!」と思ったようなので・・・
    そうですね、なかなか難しいですが、いろいろと考えながら学習していきたいと思います。
    2019年01月27日 08:01