イタリアでのことを全て書ききっていないのですが、
2泊3日の旅行を終えて、ロンドンに戻ってきました。
空港から市内までの直通バスに乗ったのですが、
空港を出て20分ぐらいしたところで、
バスが止まってしまいました。
どうやら、故障等ではなく、
ドライバーが長時間運転し続けていたために、
バスに備え付けられているレコーダーが自動作動して、
バスが機能を停止したようです。
ドライバーさんの話では、
運転を開始するときにバスにディスクを入れるそうで
そこに時間や走行距離などを記録しているそうです。
そして、法律で決められている
規定以上の距離や時間以上運転してしまうと、
疲労による事故の危険性が出てくるため、
それ以上の運転ができなくなるそうです。
交代要員の運転手さんが、
今からこちらにやってくることになり
30分ぐらい高速道路の路肩で待つことになりました。
すると、3人の男性が運転手さんのところに行って、
食ってかかり始めました。
確かに、自分の労働時間を
きちんと管理していなかったのは不手際かもしれませんが、
前のサービスが渋滞等で思ったより時間がかかったため、
通常だったら市内までは運転していけるはずだったそうです。
運転手さんのせいなのか、
バス会社の管理不足なのか分かりませんが、
これだったら30分後に出発するバスを待って、
それに乗った方が早くロンドン市内到着したはずです。
そんなふうに思うと
食ってかかっている男性たちの言い分もわかるのですが、
こうなってしまった以上は、どうしようもありません。
食ってかかっても仕方がないのになぁ…と思いつつ、
彼らの剣幕に釣られて
他の乗客までもイライラしてきているのがわかりました。
こういう時は、
騒いでも状況が良くなる事は無いのに、
どうしてこんなことをするのでしょうね?
こんな風に思うのは、
事なかれ主義の日本人だからでしょうか。
それとも、彼らはこれを理由に
運賃の返金でも要求しようとしているのでしょうか?
とりあえず高速道路で
運転手さんが来るのを待っています。
この記事へのコメント
ミルモ
止まっちゃたのね(ーー;日本人は理解できて優しいしんですよ。きっと(・・?国民性だね。文句言ってもバスは走らないしね。事故するよりましですよ。のんびり行きましょう( v^-゜)・・・♪v(*'-^*)^☆またね。
たま
そのくらい厳しくないと事故になりますからね。仕方ないですね。安全に帰ってきてくださいね
こゆきん
バスが走行出来なくなることを予想出来る事態であるなら、今回は運転手さんにも非がありそうですね。
たかが30分、されど30分、急いでいる人からしたら、怒る気持ちもわからないでもないかも。
でも、海外だと、時間にルーズで、適当ってイメージがあったけど、
イギリス人も、遅れることには腹を立てるのですね~。
イチイ
そうなんですよね、事故を起こすよりもずっといいのに・・・と思いました。もしかしたら文句を言っていた人は、彼女の手前、かっこよいところを見せたかったのか、虫の居所が悪かっただけなのかもしれません。
イチイ
無事に帰ってきました。でも、また風邪をひいてしまいましたが・・乾燥した空気にやられてしまったようです。日本でも問題になったりしていたのですね。安全運転が第一ですから、仕方ないと思うのですが、文句を言う人はどこにでもいるんだな、と思いました。
イチイ
はい、こちらの人は時間にルーズなので、こんなことで怒るんだ・・・と、少し意外に思いました。何と言いますか、最近の若い人たちは、自分たちに100%非がないと分かっているときは、えげつない攻め立て方をする人がいるような気がします。どうしようもないことを責めても何も変わらないのに、やはり怒りをぶつける相手が目の前にいると、感情を抑えられないのでしょうね。