巡礼の地として有名なアッシジに来ています。
この町はNさんが大好きなのだそうで、
彼女は数え切れないほど来ているそうです。
行く前から色々と教えてもらっていたおかげで、
とても助かりました。
と言いますのも、
最寄り空港からアッシジまでは、
公共バスが1日2便しか走っていません。
空港に到着してすぐにバスが出るわけではないので、
タクシーでアッシジまで行くことになります。
時間にして15分くらいなのですが、
「空港からアッシジまでは30ユーロの定額料金だからね」
とNさんに聞いていました。
空港に降り立つと、
タクシー乗り場の前にこんな看板が出ていました。
Nさんの言った通りだな、と思って、
タクシーに乗り込みました。
なんと、タクシーの運転手さんは、
運転しながら携帯を操っていました!
たしかに田舎道で車通りがほとんどないのですが、
イギリスだったら、いたるところに監視カメラがあって、
こんな様子を撮影されてしまったら、罰金ものです。
でも、このときの私は
周りの見慣れぬ景色に目を奪われていて、
Nさんに言われていたことを
すっかり忘れていました。
「タクシーに乗る前に、
ちゃんと料金を確認しないとダメだよ」
アッシジの町が近づいてきたころ、
気づいたらタクシーのメーターが動いていました。
気づいたときには27ユーロで、
料金が、ぐんぐん上がっていきます。
現地に到着したとき、35ユーロでした。
あれ? 30ユーロの定額じゃなかったっけ?
と思いつつ、50ユーロ札を出したら、
15ユーロしかお釣りをくれませんでした。
確かにメーター通りの料金ですが、
Nさんは30ユーロと言っていたはず、と思い、
「30ユーロじゃないのですか?」と言ってみました。
運転手さんはイタリア語で何か言っていましたが、
料金の看板を撮影した写真を見せると、
しぶしぶ20ユーロのお釣りをくれました。
空港前のタクシー乗り場で拾った正規のタクシーなのに、
運転手さんも人がよさそうに見えたのに、
やっぱりイタリアは油断してはいけませんね。
でも、Nさんが30ユーロだと教えてくれていなかったら、
きっと何も考えずに35ユーロを払っていたと思います。
35ユーロはメーター通りの料金だから、
きっと「騙された」とは思わずに、
普通に支払ってしまう観光客が多いのでしょうね。
この記事へのコメント
ミルモ
タクシーは何処の国でもせこい運転手が居るね。メーターが上がる所で止まったりね (;゜゜)聞いてて良かったね(*^^*)写真撮ってて良かったね。かもに去れるところだ。携帯しながら運転は危ないし、事故しなくてよかった。楽しい旅行になりますように(*^▽^*)・・・(⌒∇⌒)ノ"またね。
イチイ
おっしゃるとおりです。イギリスではタクシーに乗ることがないのでわかりませんが、他の国は要注意だなと思いました。