改装後のナショナルギャラリー

ロンドンのナショナルギャラリーは、
金曜日の夜だけ21時まで開いています。

週末に行くよりも人が少なくて、
ゆっくりと見ることができるので、
ときどき会社帰りに立ち寄っています。


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こちらの建物の向かって左側は
Sainsbury Wing という建物で、
イタリア ルネッサンス期の絵画と
同時代のオランダ絵画が収められています。

このセインズベリー・ウィングは、
少し前まで改装していました。

改装前は上のほうに飾ってあって、
じっくりと見ることのできない絵画があったのですが、
改装が終わった後は、
高いところに飾ってある絵画が1つもなくて、
背の低い私でも隅々まで見られるようになっていて、
とても嬉しかったです。

もちろん、見上げるくらい大きな絵は
天井の高いところから吊るされていますが、
それほど大きくない絵画は、
以前よりも低い位置に飾られていました。

たとえば、私の好きなこちらの絵ですが、
以前は3mくらいの高さに飾ってあったので、
背伸びして、両腕を伸ばして撮っても、
こんな感じで下から見上げた写真になっていました。

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改装後は、2mくらいの高さに飾られていて、
目線で見れるほど低くはないのですが、
それでも以前よりも近くで見ることができました。

下の写真は、昨日撮ったものです。
こちらは背伸びせずに、
頭の上くらいで両腕を構えて撮った写真です。

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あまり違いが分からないかもしれませんが、
以前よりもずっと近くで見れたので、
時間をかけて隅々まで堪能できました。

こちらの絵はフィリッポ・リッピ作で、
このときにお話しした絵です ↓


そして、昨日も書きましたが、
ラファエロの絵画の大半が1つの部屋に集められていて、
しかもその部屋のモチーフは宗教画でした。

さらに心憎い演出と言いますか、
ラファエロの先生にあたるペルジーノの絵画も
同じ部屋に飾られていました。

私は、優しくて、柔らかくて、
ふんわりとした雰囲気をもつ
ペルジーノの絵画も好きです。

たとえば、こちらのマリア様の絵を見ていただければ、
私が言わんとしている、柔らかで幻想的な雰囲気を
感じて頂けるのではないでしょうか。

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ひとつひとつの絵画をじっくり見ていたら、
あっという間に時間が経ってしまいました。

足が疲れてきたので帰ることにしましたが、
こんなことができるのも、
美術館が無料だからこその話です。

こんなに素晴らしい絵画を無料で公開するなんて、
心の底から、有り難いと思います。

この記事へのコメント

  • ミルモ

    イチイさん(^o^)/

    マリア様を見てると優しさが伝わりますね(’-’*)ここに来れば 時間がすぐたつね。無料でこんな所が有るのも凄いね、建物も素敵だ( ・∇・)・・・足は大丈夫かな?寒いだろうし身体を冷やさないでね。・・・♪v(*'-^*)^☆またね。
    2018年11月18日 00:32
  • イチイ

    ミルモさん、ありがとうございます。
    はい、疲れたと言っても大したことないので、大丈夫です。来週からまた寒くなるみたいなので、気を付けますね。ミルモさんも体調には気を付けてくださいね。
    2018年11月18日 06:52
  • たま

    コレはすごいですね、日本だと東京で5000円以上取られますね、それを無料で楽しめるなんて素敵ですね、良かったですね、無料で良いものを楽しめるのは良いですね
    2018年11月18日 07:13
  • イチイ

    たまさん、ありがとうございます。
    本当ですね。寄付を求める箱が出入口にありますが、誰も寄付していません。ときどき小銭を寄付しますが、たまに10ポンド札(1500円くらい)を見かけるので、寄付する人は寄付していくのだと思います。
    2018年11月18日 20:00