今日、「あれ?」と思うことがありました。
話せば長いことながら、
できるだけ簡単にお話ししますと・・・
まず、このときに他人の尻拭い仕事を
嫌々ながら引き受けることになりました ↓
その後も、忙しい合間を縫って、
こまごまと調べたり、会議をしたり、
嫌々ながらも、できるだけ考えないようにしながら
頑張って仕事を片付けています。
そんななかで、1ヶ月半くらい前に、
過去の杜撰な状況について指摘され、
内部監査の人たちに説明しに、と言いますか、
お詫びをしにいく羽目になったのです。
この時も、私の上司は「我関せず」だったのですが、
下っ端平社員の私だけが詫びても形にならないので、
隣の部署のチームリーダーが見かねて、
一緒に行ってくれました。
このチームリーダーがイタリア人女性なのですが、
彼女の知り合い(イタリア人)が内部監査にいたので、
とりあえず、ひどく怒られることもなく、
何とか事なきを得たのでした。
そして、チームリーダーの知り合いの人、
仮に J さんとしておきますが、
彼はかなりのヘビースモーカーらしく、
私がランチで外に出るたびに、
ビルの外でタバコを吸っているのを見かけたので、
通りがかるたびに「こんにちは」とか、
「お元気ですか」とか、挨拶をしていました。
そして、あるときJさんたちのチームが
会社帰りにパブで飲むことになったとき
隣のチームリーダーと私も来ないか?と、誘われたのです。
お世話になった部署と言いますか、
これからもお世話になるかもしれない部署だったので、
(何しろ過去の状況がひどすぎるので、
これからもお詫びしなくてはならない可能性が大きいのです)
今後のための お付き合いのつもりで、
会社帰りに ほんの1杯だけビールを飲みに行きました。
そのときに、Jさんと携帯番号を交換したのですが、
パブで飲んだ後、こんなメッセージが来ました。
「今度、『僕と2人だけで出かけよう』って誘ったら、どう思う?」
でも、Jさんは若干32歳だということを聞いていたので、
これは単に からかっているだけだと思ったので、
「あはは :)」とだけ返信しました。
ご存じだとは思いますが、
:) は英語のスマイルマークです。
首を左に傾げて見ていただくと、
笑っているように見えるからだそうです。
ちなみに、:( はムッとしたときの顔、
:S は困ったときの顔です。
話が逸れてしまいましたが・・・
その後も、時々携帯にメッセージが来たり、
ビルの外で会って「こんにちは。お元気ですか?」などという
やりとりはありましたが、
それも、せいぜい1週間に2-3回のことでした。
そして数日前に 、Jさんから
「イタリアに里帰りする」とメッセージが届いたので、
「楽しんでくださいね!」と返信したら、
休暇中でヒマなのか、頻繁にメッセージが来て、
まるでチャットのようになりました。
そして、適当に返信していたときに、
こんな風に言われたのです。
「前に、一緒に出掛けようって言ったのになぁ :( 」
「あれ? そんなこと、言われことあったっけ?」と思いつつ、
最近は、知り合いの人とランチやパブ飲みに行くことが多くなってきたので、
それと全く同じノリで、
「じゃ、今度一緒にどこか行きましょうか」と返信したのです。
そうしたら、すぐに返信が来ました。
「やったー!どこに行きたい?」という返信が・・・
ここで、「あれ?」と思ったのです。
これまでの、私の数少ないパターンだと、
「どこそこのお店が美味しいから、行こう!」とか、
「誰かの講演会があるから、行こう!」とか、
「〇〇さんの誕生日飲み会だから、来て!」とか、
何かしらの目的があって、誘われていました。
しかも、経済学の講演会以外は、
グループ行動でした。
今回も、そんな感じのつもりで「行きます」と答えたものの、
これは2人だけで出かけるわけで、
これって、もしかして相手はデートのつもり、
だったりするのでしょうか・・・?
考えてみれば、私は彼の年齢を知っていますが、
彼には「私は、あなたよりもずっと年上よ」
とだけしか言っていません。
アジア人は若く見えることもあり、
彼は、私がアラフィフとは思っていないような気がします。
きっと彼よりも、彼のお父さんのほうが
私と年齢が近いくらいなので、
もしこれがデートだったとしたら、犯罪だ!
とすら思えてきます。
移り気なイタリア人のことですから、
気楽な気持ちで誘っただけだとは思いますが、
なんだか「行く」と答えた後に、
我に返って、うろたえています。
これって、デートのお誘いなのでしょうか。
それとも、気軽に声を掛けただけで、
私の考えすぎなのでしょうか。
考えすぎのような気がしますが、
でも、万が一にも相手がそんな気持ちだったら、
かなり まずい気がします。
今さらながら、適当に理由を付けて断ろうかな?
と思ったりもしましたが、
これからもお世話になるかもしれない人なので、
ここで心象を悪くしては、
仕事がやりずらくなるかもしれません。
一体、どういうつもりなのか・・・
若者の考えることは(イタリア人の考えることは?)
よく分かりません。
ところで、Jさんの故郷は海辺で、
夕陽がきれいだと言っていたので、
「もしよかったら、夕陽の写真を送ってください」と言ったら、
この写真を送ってくれました。
イタリアの街並みって、お洒落ですね。
下の写真の街灯なんて、
クルンとカールしていて、とても上品です。
この写真、空港から自宅へ向かう途中、
わざわざ車を一時停止して撮ってくれたそうです。
親切な人なのだと思いますが、
いったいどういうつもりなのか、
考えれば考えるほど分からなくなります。
・・・などと、ブログを書いているそばから、
Jさんからチャットもどきのテキストが届いています。
これは、いったいどうしたものか、
まともに返信し続けていたら、
一晩中チャットしそうな勢いです。
こういう状況に慣れていないので、
このまま無視しても良いのか分かりません。
そして、イタリア人の考えることも、
よく分かりません・・・・
この記事へのコメント
たま
ナンパする人は信用できませんよ
なおみ
ほらほら、自分の魅力リストに「若い同僚にデートに誘われた」って、追加して下さいね。
そうですね~日本の感覚だと、欧米(しかもイタリア男しかも年下)人にデートに誘われたら、色々考えちゃいますね。
あまり考えすぎると、緊張して右手足が同時に出て歩いちゃいますから、「私は●才だから恋人にはなれないけど、友人にはなれる」って宣言しちゃうとか?先に言ってしまえば楽になるかも?
ここは察するスキルではなく、伝えるスキルで、頑張って下さい!
それでも、もしかしたら・・・ってことはありますよね。
人生は何が起こるかわかりませんから。
ミツミ
あまり気になさらず、お友達が増えるかも?くらいに楽しまれてはどうでしょう?
気がすすまないのなら、ほかの方も誘ってみんなで楽しみましょう♩でも構わないですし、もしそんなおつもりなら、ごめんね、友達で、ってにこにこしながら仰ればよいかと^_^
人の輪が広がるとどうしても予期しないことが起こりますが、それもまたいいことかもです。
ちなみにチャット状態のメッセージは、私は好きではないので、寝不足で眠いので寝ますね、か、家事しないとなので失礼しますね、て返して、あとは返信しません。
コンロ
最近のイチイさんのブログ、とても明るくて楽しい感じでいいですね。
私も同じぐらいの年齢ですが、楽しませていただいています。
イチイさんの周囲の空気?みたいのが、いい感じになっているので、
こういうお誘いもあるのかなと思います。
同じぐらいの年齢の私が言うのも何なんですが、デート。
と肩ひじ張らないで気楽に飲みに行くレベルで行ってみてはどうでしょう?
もしかしたら、単純に日本に興味があって、日本人のイチイさんと飲みたい!
って思っているだけかもしれませんし。
そこで、年齢のことを何気に言ってみて、そこの反応がどうなるかわかりませんが、彼の感じで、年齢でそっぽを向く感じぽくなければ、
いい飲み友達が一人増えた!でいいと思いますよ。
この年齢になると、なかなか知り合いが増えにくくなってきますし。
せっかくの機会ですから、いいのでは?って。
安易に言ってしまいますが。
ミルモ
出逢いが有るのは良かったけど、18歳違うと考えてしまいますね(・・;)やっぱり将来の事を考えられる人で無いとって思ってしまいました。イチイさんにその気が無いなら、思わせ振りになると困るしね。イタリヤ人は 情熱的とか言いますね?仕事関係の人だと顔も会わすしね。外人に社交辞令はわからないかな?無いと思うけどストーカーとかになったら困るね(゜゜;)はっきり言わないとね。・・・☆⌒(*^∇゜)vまたね。
桜の花びら
しばらくコメント出来なかったけどずっとブログは読んでいました。
様々な事を自分で選択し乗り越えていらっしゃった様ですね。
私も最近考え無抜いて結果を出した事がありました。(自分の体の事ですが💦)
どちらを取っても後悔するかもしれない。
しかし、どれだけ考えても先の事はわかりません。
でも、自分自身で悩みぬいて出した結果と言うのは先々どうなっても納得出来ると信じています。
今更ながら…。
ところで!
素敵な出逢いがあったようですね❗️
ワクワクしてしまいます。
(イチイさんが彼の事をどう思っているかはわからないですが…)
後日談楽しみにしています!
イチイ
私も、あまり深く考えずに誘っているのだと思います。いずれにせよ年が離れすぎているので、良い同僚というスタンスで良いのかな、と思っています。
イチイ
魅力的だとは少しも思えませんが、誘ってくれたのは有り難いことなのだと思います。こちらに来てから、そんなことは一切なかったので・・・ 確かに考えすぎると、右手足が一緒に出そうです(笑)
そうですね。年齢を言うのは恥ずかしい(他の同僚にも知られてしまいそうなので)のですが、何か言われたら「ずーーっと年が上だから、恋人は無理です」と正直に言おうと思います。会計士の資格をとってイギリスで働いている人なので、私としては「若いのに頑張っているのね。偉いわね」と、頭をなでてあげたいような気持ちで、どちらかというと母親的な気分なのです。大人の男性相手に「頭をなでてあげたい」なんて言ったら失礼だとは思いますが、気持ち的にはそんな感じだということを、きちんと伝えようと思います。
イチイ
そうですね、チャットのときは「これで失礼しますね」で切り上げるようにします。こういうのに慣れてないから、ずるずる相手をしてしまいましたが、お互い都合があるのだから、それで良いのですよね。
Jさんのことは、あまり気にしないことにしました。実際に年齢を言うかは分かりませんが、もしものときは「ずっと年上だから、恋人なら若い人を探してください」と言おうと思います。
おっしゃるとおり、人の輪が広がると思わぬことが起こるのですね。ある意味、日々の生活に飽きることがないので、困りつつも、これはこれでいいのかもしれませんね。
イチイ
そうですね、イタリア人はアニメ好きが多いと聞きますから、単に日本人とか日本の文化に興味があるだけかもしれません。それにしても、「どこに行きたい?」と聞かれたときに、真っ先に「どうせなら、ジムか経済額のレクチャーに行きたいな」と思ってしまったくらいなので、私と言う人間はほとほとロマンスとは程遠いようです。
私みたいな人間と友達になろうとしてくれる人は貴重ですし、おっしゃるとおり年齢を重ねると、同年代の人たちが落ち着いてしまっていることもあって、なかなか新しい知り合いが増えませんよね。これも良い機会なので、友人を増やすつもりで臨もうと思います。
イチイ
改めて18歳差と聞くと、驚きますね。本当に親子の年齢です(笑) 私が18歳のときは生きるのが辛くて、世の中に溶け込めなくて、死にたいと思っていた頃です。そんなときにこの世に生を受けた人なのだと思うと、感慨深いです。
死にたいと思う人がいる一方で、新たに生を受けた人がいて、そして こうして立派な大人になっているなんて・・・ 「この人がここまで大人になるほどの年月をかけて、ようやく生きているのが少しだけ楽しくなってきたのか・・・」と思うと、どれだけの年数を費やしてしまったのだろう、と後悔のようなものを感じます。それでも、まだまだ人生は続くはずなので、今からでも昔の無為に過ごした日々を取り戻すべく、がんばりますね。
イチイ
いろいろと大変だったようですね。考え抜いた結論とのことですが、その「考える」行為すら辛かったのではないかと思います。と言いますのも、私自身が大きな決断をすべく考えないといけないとき、無性に逃げたくなったり、思考が停止してしまったり、無意識のうちに後回しにしてしまったりして、なかなか決められなかったので・・・
おっしゃる通り、今の自分が精いっぱい考えて出した結論なら、将来の自分は必ずそれを理解してくれるはずですし、それについて後悔することはないと思います。「その時の最善策をとったんだ」と思えて、そしてそれは後々の自信につながると思います。「自信」という言葉のとおり、自分を信じて、前を向いて進んで行ってくださいね。私も転んだり、立ち止まったり、後戻りしたりしながらも、がんばって前を向いて歩いて行こうと思います。場所も立場も違いますが、気持ちが同じだと思いますので・・・お互い、がんばりましょうね。
Jさんのこと、後日談があるのかすら分かりませんが、何かあったらお話しさせていただきますね。
Kyon
イタリア人男性からのお誘い素敵ですね。イチイさんの誠実なお人柄を見ていらっしゃるのだと思います!デートの報告楽しみにしてます。
ペンギン
イチイ
サバイブと聞くと頼もしい感じがしますが、驚いたり、困ったり、立ち止まったりしながら、必死に匍匐前進しているような気分です。デートをするかは分かりませんが、「友達ね」と逆宣言したので、とりあえずは落ち着きました。
イチイ
フランス大統領の奥様のこと、知りませんでした。25歳差って、すごいですね・・・びっくりしました。Jさんは恋人になることはないと思いますが、いやはや、人生って何があるか分かりませんね。
あん
こんにちは。
初めてコメントします。
ブログは、気になって良く読ませて頂いております。
とても正直な方だなと思います。
イチイさんは、自分で気が付いていないだけでとても魅力的な女性なのだと思います。以前、ハイヒールが履きたくなって買ったというお写真が有りましたが、知的・セクシー・可愛いさを感じさせるイイお写真でした。
イタリア人だからとか、18歳も年下だからと先入観で、まだ始まってもいないことを決めつけて、ブロックしてしまうのはとてももったいないと思います。外国の方は、日本人よりも先入観が少なく、ピュアなところも有りますよ。
イタリア人の青年も、夕日の写真を送ってと言ったら送ってくれたり(遊びだけだっら、母国に帰っているときにそんな写真送ってくれることはないと思うけど・・)何処かに行こうかとイチイさんが言えば、
ヤッターと言ったり、可愛いじゃないですか・・!?
きっとデートもしないうちに、イチイさんから断られてショックだったのでは・・??
生理的にダメという男性以外は、誘われたらデートしてみるのもいいと思います。健康的にピクニックとか・・ロンドンは寒いのでしょうか・
ネ!?
イチイさんは、これからも益々、魅力的になってくると思うので、このお誘いを断っても、別のお誘いがまた有るとは思いますが。
何だか私はこのイタリア人を応援したくなりました。
イチイさんに触発されて、D・カーネギーの本を図書館で借りてきました。人を動かすはなかったので、道は開けるを借りて今読んでいます。
人生を楽しんで下さい。私も楽しみます。では☆
イチイ
正直すぎるのかもしれません・・・ でも、こちらに書くことで自分の気持ちや、するべきことを再確認できるような気がしています。ハイヒール、目線が高くなって、姿勢が良くなったような気がして、買って良かったと思います。これまでは苦痛の素くらいにしか思っていなかったので、意外でした。
イタリア人のJさんは、その後もまめにショートメッセージが届きます。Please とか、Give me a chance とか・・・ 良い人なのかもしれませんし、なんとなくメッセージが来るのを待っている自分に気づいたりして、自分が何をしたいのか分からなくなってきました。
「道は開ける」という本もあるのですね。今の本がなかなか読み進まないのですが、終わったら読んでみたいと思います。お互い、人生を楽しめるように前を向いて、明るく進んでいきましょうね。