ネコが来るようになった原因が分かりました

先週の火曜日から、
毎朝、大家さんのネコがテラスに来るようになりましたが、
その理由が、分かりました。

なんと、先週の月曜日、
大家さんのネコは、
通りすがりの犬に襲われたそうです。

私の家は大きな公園のすぐ近くにあり、
公園内はリードを付けずに散歩ができます。

本来は、公園を出たらリードをつけるべきですが、
公園を出てもリードをつけないまま
犬と一緒に歩いている飼い主も、たくさんいます。

先週、月曜日の出来事らしいのですが、
近所のご年配の女性が飼っている犬
(スタンダードプードルくらい、大型です)が
大家さんのネコに頭からかぶり付き、
そのまま首を5~6回振り回して、
その勢いでネコを壁に向かって、
投げ飛ばしたそうです。

こちらで何度か写真を載せていましたが、
大家さんのネコは呑気者で、
私が帰ってくると玄関先で伸びています。

そんな無防備な状態のところへ、
急に犬が襲ってきたのです。

自宅にいた大家さんが、
鳴き声を聞きつけて
急いで駆けつけたときには、
犬はネコを咥えたまま、
グルグルと首を振っていたそうです。

しかも、お隣のEさんと一緒に、
犬を取り押さえようとしたときに、
大家さんもEさんも、犬に噛まれたそうです。

大家さんの左手人差し指には生々しい傷があり、
その指は紫色にうっ血して、腫れていました。


しかも、犬を取り押さえて、一件落着・・・

というわけにはいかず、
今度は、捕まえた犬を玄関先につないでいたら、
なんと、お向かいに住んでいるご年配の男性が、
「暑いなか、日向に繋いでおくのは、動物虐待だ!」
と文句を言いに来たそうです。

飼い主の老女(近所に住んでいます)は、
よく犬を勝手に散歩させていて、
そのときも犬だけが歩いていました。

老女が犬を探しに来るまで
日向に犬をつないでいたので、
それが動物虐待だと、
まったく無関係の近所の人に、
文句を言われたのだそうです。

動物虐待と言われれば、
たしかに犬は汗をかかないから暑かったでしょうし、
虐待にあたるのかもしれません。

でも、それを言ったら、
虐待した張本人は犬のほうで、
猫だけでなく、大家さんも、Eさんも虐待された側です。

しかも、南向きの玄関先には木陰などはなく、
強いて言えば、家の中に入れてあげれば日陰になりますが、
猫や人を噛む凶暴な動物を家の中に入れるなんて、
正気の人間だったら、
恐ろしくて出来るはずもありません。

結局、年配男性が騒ぎ立てたことから、
近所の人たちも出てきて、
公園の警備員も駆けつけてきたそうですが、
警備員は「まぁまぁ」となだめるばかりで、
老女も犬もお咎めなし だったそうです。

結論として、
大家さんはお向かいの人に「動物虐待」と罵られ、
獣医さんの代金も、大家さんが払ったそうです。

ネコのキズは大事に至ることなく、
なんとか無事でしたが、
かなり怖い思いをしたことと思います。

しかも、その大騒ぎを聞きつけて出てきた
近所の人たちの話によると、
その犬は、2軒先のネコと、
はす向かいの家のネコも襲ったことがあったそうです。

つまり、前科があったのです。

その犬が、また猫を襲うことは簡単に予想できたのに、
老女は相変わらず、
リードをつけずに・・・と言いますか、
犬だけで勝手に散歩させていたわけです。


この話を聞いたとき、
いろいろと突っ込みどころが多くて、
何と言ったら良いのやら、
言葉が出てきませんでした。

大家さんとEさんも噛まれたのだから、
出るところに出れば、傷害事件になります。

でも、犯人が人間ではなく犬だから、
警察からは、相手にしてもらえないかもしれません。

しかも、「動物を虐待している」と話題がすり替わり、
警察沙汰にするのも有耶無耶になってしまい、
結局、泣き寝入りすることになってしまったのです。


そもそも、犬を放し飼いにしていた、
その老女が悪いと思いますが、
その方は孤独な生活をしているらしく、
犬が唯一の家族だと聞きました。

確かに、そんな老女にとってみれば、
その犬は、かけがえのない家族なのだと思います。

しかし、いくら気の毒な環境で暮らしているからといっても
飼い主としての責任は、果たすべきだと思います。

ネコで味を占めた犬は、
きっとまた、無防備なネコを襲うでしょう。

でも、次に被害に遭うのがネコじゃなくて、
赤ちゃんや小さな子供だったら・・・? と思うと、
ぞっとします。


私は、「犬と猫のどちらが好きか?」と聞かれれば
迷いもなく「絶対に犬!!」と答える人間です。

でも、猫を噛んだ、この犬のことが許せませんし、
いくら孤独で気の毒だとしても、
無責任な飼い主に対しては、怒りすら感じています。

初めてネコを噛んだのであれば、
そんな状況を予測できなかったのだろう・・・と、
「防ぎようのなかった事故」だと思えます。

でも、すでに被害に遭っているネコがいるのに、
何の対応もしなかった飼い主の無責任さ、
自分の犬は加害者であって、
何の痛みもないから気にも留めてない、
その無関心さに腹が立つのです。

もし私が彼女の立場だったら、
まずは心からお詫びをして、
せめて獣医代金は払うと思います。

いくら孤独とは言っても、
このあたりのアパートは
ワンルームの狭いアパートですら
6千万円くらいする高級住宅街なので、
そんなところに住んでいる人が
獣医さんに払うお金がない、
なんてことはないと思います。

仮に、お金がなかったとしても、
大家さんのところに詫びを入れに来るのが
筋だと思います。

でも、大家さんが獣医に行っているときに、
老女が勝手に犬を連れていったようで、
夕方には犬がいなくなっていたそうで、
結局、大家さんは飼い主の顔すら見なかったそうです。

大家さんは人が良いので、
「ご近所のことだから荒立てたくない」と思って、
結局、このまま泣き寝入りすることにしたそうです。

今日も、あの老女(と犬)は、
月曜日に起きたことなどは忘れて、
楽しく公園をお散歩しているんだろうな・・・と思うと、
なんだか、やるせなくなります。


・・・というわけで、
犬に襲われたトラウマから、
大家さんのネコは家の前で寝るのをやめて、
家の裏側にあたる、
私のテラスに来たのでした。

私の部屋は、日本でいう2階にあって、
真下にあたる1階のアパートには庭があります。

大家さんのネコも、
最初はその庭で休んでいたようですが、
下の階には何人住んでいるのか不明な、
南アメリカからの移民家族が住んでいます ↓

子供が2人いて、いつもギャーギャー叫んでいるため、
下の階の庭では ゆっくり休めないようで、
2階の我が家のテラスに来たようです。

てっきりお腹が空いていたのだと思っていましたが、
安息の地、くつろげる場所を求めて、
私のところにやってきていただけのようです。

今日も30度を超える真夏日なので、
テラスに並んでいる植木鉢の横で伸びています。
(ピンボケで、すみません)

06564FC9-7446-4C42-9F8E-895AB7540EEB.jpeg

死にそうな目にあったネコ、
きっとかなりのトラウマになったと思います。

家の中にあげることはできないけれど、
テラスで良ければ、
好きなだけゆっくり寛いでほしいです。

この記事へのコメント

  • リラ

    想像しただけでも、怖い恐ろしい思いをした大家さんの猫、ほんとに
    かわいそうでしたね。しつけのされてない犬なんでしょうね。
    日本だったら、逮捕され、慰謝料請求されると思いますよ。
    日本でもそうなんだけど、年を取ると自己中心的になっちゃうのかな、
    切れる老人とかで、テレビで放送されてました。老害とまで言われてます。せめて、自分はそうならないようにしなくては。
    2018年07月12日 13:42
  • イチイ

    リラさん、コメントをありがとうございます。
    こちらでも慰謝料を請求してもいいとおもうのですが、やはりご近所ということと、大家さんの人の良さに尽きると思います。切れる老人なんているのですね。老人は優しくて、穏やかな人が多いイメージでしたが、孤独な老人は性格がひねてしまうのでしょうか・・・
    2018年07月15日 05:23