密かな対抗心

一昨日の土曜日、パリの北駅の到着して、
そのままホテルに向かい、
荷物を置いてから、街中に繰り出しました。

実は、パリ出張の時にお世話になった、
以前働いていた会社の同僚(パリ支店勤務の日本人女性)と
ランチをご一緒することになっていたのです。

あのときはユーロスターのキャンセルで
予定が大幅に狂ってしまい、
パリ支店でセミナーを手配していた女性に
いろいろと助けてもらったのです。

そのときのことは、こちらに書いています ↓
http://yewtree.seesaa.net/article/455311200.html

あのときはスケジュールが詰まっていたので
ゆっくりお礼を言うこともできなかったので、
この機会にお礼をしたかったのです。

でも、パリのことはよく分からないので
手頃な値段のビストロを探してくれて、
しかも、予約もしてくれました。

ホテルからレストランに向かうと、
そこはノートルダム寺院のほど近くにある、
マレ地区と呼ばれる界隈でした。

パリの市庁舎がすぐ近くにあって、
ロンドンのギルドホールを見慣れていているせいか、
きっとギルドホールみたいな建物なのだと思っていましたが、
その何倍も大きい市庁舎を見て、
「なんと立派な!」と呟いてしまいました。

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こちらは横から見たところです。

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正面から見ても、横から見ても立派です。
見上げた首が、痛くなりそうでした。

多分、後ろから見ても同じように立派なのでしょうが、
後ろへ回ってぐるりと一周すると、
結構な距離を歩くことになりそうだったので、やめました。


ロンドンも国会議事堂は大きくて立派だけど、
あれは「国会」で「ロンドン市」のものではないからなぁ・・・
うーん、負けた!

・・・などと、無意識のうちに、
パリ市庁舎に対抗しようとしている自分に気づき、
思わず笑ってしまいました。

1年ちょっとの間に、
私は随分ロンドンが好きになったようです(笑)


こちらは、セーヌ川です。

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なんとなく、イメージしていたよりも幅の狭い川でした。

これもきっと、ロンドンのテムズ川に慣れてしまって、
つい「幅が短い」と思ってしまったのだと思います。

そして、日本にいた時と比べて、
自分の「感覚」が随分違っていることに驚きました。

去年、出張で来たときには、
タクシーからセーヌ川越しにオルセー美術館を見て、
「大きな川だなぁ」と思ったのです。

人は、環境によって、毎日目にするものによって、
見るものに対する印象が変わってくるのですね。

たぶん、たまさんがよくおっしゃっている
「自分を変えたいなら環境を変えるのがいい」というのは、
こういうことなのかな?と思いました。

このセーヌ川に対する印象が
前に抱いたときとは異なる印象を抱いたように、
普段目にするものが変わってきて、
以前とは違うものを常に見聞きする習慣がつくと、
そうでないものを見た時に、
以前は それを見た時に感じなかった違和感を感じたり、
前とは違う印象をもつようになります。

それは、いうなれば自分のなかで、
その物事に対する見方が変わっているということで
きっと自分のなかの価値観といいますか、
行動の基準となるものが、
以前とは変わってきている証拠ではないでしょうか。

そう考えると、
毎日、できるだけ良いもの、
良いことに触れていたいものですね。

こう考えてみると、もしかすると
志を高くして常に自分に言い聞かせるよりも、
自分がなりたい環境に身を置くほうが、
ずっと楽に自分を変えられるのかもしれませんね。

ただ、良いものに囲まれるのは、
自分の力だけだと難しい部分もありますし、
運とか、偶然という要素もからんでくるので、
そう簡単には行かないかもしれませんが・・・

ただ、それを意識して、
できるだけ「良くないもの」を避けるようにするくらいは、
私にもできるかもしれないな、と思いました。

次回は、パリジェンヌの元同僚おすすめの
パリのビストロを紹介させてください。

この記事へのコメント

  • リラ

    日本と同じ島国なのに、ユーロスターでフランスまで行けるなんていいですよね?イチイさんも1年少々でイギリスでの生活なじんできたんでしょうね?
    2017年12月05日 16:38
  • イチイ

    リラさん、ありがとうございます。
    はい、たぶん今住んでいる場所が好きなので、余計にイギリスびいきになっているのかもしれません。
    日本にいるよりも、周りを気にせず、落ち着いて暮らせるので、私はこの国が大好きです。
    2017年12月06日 06:47