
写真の右奥に見える白い建物は、
ガーデンハウスです。
18世紀には、きっとここで貴婦人たちが
アフタヌーンティーを楽しんでいたのでしょうね。
でも、ガーデン好きな私が一番興味を持ったのは、
実は、こちらの看板です。

18世紀のお庭を、どうやって再現したか?
ということが書かれています。
イングリッシュガーデンは、
ハーベイシャス・ボーダーが必須ですが、
その元祖とも言える、
18世紀のお庭の設計図(?)です。
ハーベイシャス・ボーダ-については、
こちらで触れています ↓
http://yewtree.seesaa.net/article/450350653.html
現代のハーベイシャス・ボーダーほど
カラフルではありませんが、
背の高いものが奥に、という
基本を忠実に守ったハーベイシャス・ボーダ-でした。

そして、広いベジタブルガーデンもありました。

今、この写真を見ると・・・・
私がボランティアをしている
駅のベジタブルガーデンの悲惨な有様との落差に
悲しくなります。
植物も、誰の手にわたって、
どのように世話をされるか(愛情をかけられるか)によって、
ずいぶんと違う人生(野菜生?)を
歩むことになるんですね。
荒れ果てたベジタブルガーデンの写真は載せていませんが、
半野生化したイチゴの様子は、
こちらに載せています ↓
http://yewtree.seesaa.net/article/452679898.html
今は、イチゴも美しく整列した状態で茂ってくれて、
キレイな状態になりました。
しかし、まだ荒れ果てた野菜ベッドが3つもあって、
とりあえず剪定したり雑草を抜いたりして、
体裁を何となく整えてはいますが、
大改造が必要な状態なのです。
冬になる前にどうにかできればいいのですが・・・
なんだか話が逸れてしまいましたが、
最後にもうひとつだけ写真を紹介させてください。
こちら、トイレの入口なのです。

とても良い香りのするバラが咲いていて、
メインのお庭だけでなく、
こういうところも手を抜かずに
きちんと手入れしている姿勢に、
なんとなく気持ちが動かされました。
こんな広い庭とお屋敷を維持するのは
相当な苦労があると思います。
ボランティアの人たちの力なくしては、
私たちがこうして楽しむことはできません。
・・・などと思ったこともあり、
その後、私もボランティアをするようになったのでした。
微力ながら、この美しいイギリスを、
美しいままの状態で、
後世に残していく手伝いができたらいいな、
と思ったのです。
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