ここ数日、25度を超える日が続いています。
イギリスでは、よく9月に1週間くらい
暑い日が続くことがあり、
これをインディアン・サマーと呼んでいます。
こうも良いお天気が続くと、
どこかに出かけたい気分になりますが、
お金を節約しなくちゃいけないし、
車の運転は怖いし・・・・
などと二の足を踏んでいます。
とはいえ、来週は車で実家へ行くつもりです。
1年以上行っていないので実情は分かりませんが、
どうやら窓や床の一部が壊れているようなのです。
クレームと言うほどではありませんが
お客さんからのレビューでコメントが入っていたので、
掃除人さんに様子を見てもらったところ、
やはりちゃんと修理したほうが良いと判断しました。
この時期はお金を節約すべきだとは思いますが、
今年の夏、頑張ってお金を稼いでくれた、
私の大切な家です。
毎年、稼いでくれたお金の10%くらいは、
家の修繕や改善に使っていこうと決めていたので、
家への感謝の気持ちを込めて、
予算内できちんと修理してあげようと思っています。
窓枠や台所のフローリング張替えとか、
直したいところは沢山あるのですが、
それらを一気にするだけの経済力はないので、
とりあえずお客さんから指摘のあった2か所、
床と窓を修理しようと思い、
修理してくれる人を手配しました。
そして、もしそれらをした後で予算が余ったら、
ベッドのマットレスを買い換えるつもりです。
ベッドは買って2年くらいなのですが、
実はあり得ないほど安い値段のものを買ったため
マットレスが柔らかすぎて寝心地が悪い、
というコメントが多く寄せられていたのです。
ベッドが評価の平均点を下げているようだったので、
メンテナンスという意味では必ずしも必要ではないものの、
お客さんからの評価のメンテナンスという意味で、
少し投資したほうが良いと考えています。
ただ、むやみにお金を使うわけにもいかないし、
かといって安いものにばかり飛びついて
「安物買いの銭失い」になっても困るので
(これまでに何度もそんなことがありました・・・)
優先事項や評価とのバランスを考えながら
上手にお金を使うようにしないといけません。
将来の展望が見えない状況だと、
こういったときに困りますよね。
全くお金を使わない(修理しない)という選択もありますが、
今、修理しないことで、そこから大きく床が割れるとか、
今なら窓の蝶番の修理だけで済むところが、
窓を全部取り替えないといけないほど悪化するとか、
そういう可能性もありますし・・・
それに、今年は黒字になりましたが、
黒字だと来年の税金が高くなってしまいます。
イギリスの税制度は4月5日が年度初めなのですが、
今年の4月4日までは赤字だったので、
今年(これから)払う税金はそれほど多くないと思います。
でも、今年は幸いなことに黒字だったので、
来年の4月5日以降に払う税金が高くなります。
だいたい売り上げの20%くらいを
翌年に税金として払うことになってしまうので、
そんな事態を避けるために、
今年の売り上げを少なくしておきたいと思ったのです。
もし、失業しているときに
税金だけ何十万円も請求されたら
払いきれる自信がありませんから・・・
その時までには就職できていると信じていますが、
万が一のことを考えると、
今年は売り上げを設備投資に回して、
純利益を抑えたほうが良いと判断しました。
とはいえ、これもバランスと言いますか、
冬場のシーズンオフを乗り越えられるだけの資金を確保し、
さらに自分の生活費の足しになる分を確保したうえで、
残った分を設備投資することになります。
今みたいな状況では、
こうして自分のために(自分の生活をよくするために)
何かできないか?と考えることは楽しくもあります。
イギリスはいつも一筋縄ではいきませんので
何かトラブルがあるかもしれませんが、
がんばりますね。