『いらない』のは『あなた』じゃなくて『仕事』

今日は近所の公園をお散歩しました。

緑が鬱蒼と茂っていて、
草の香りのする空気が美味しかったです。

身体の中の暗い考えをすべて吐き出すような気持で
深呼吸していると、なんだか気持ちが軽くなりました。

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リストラされて仕事がなくなってから、
意識して規則正しい生活を送っています。

と言いますのも、
以前リストラされてしまった会社の先輩から、
きちんとタイムテーブルを作るか、
毎日のルーティーンワークを決めて
きちんと生活を送ったほうがいいという
アドバイスをもらったのです。

その理由は、だらけようと思ったら
どこまでもだらけることができるから、
ということもありますが、
自分で決めたルーティーンをきちんとこなすことで
小さな自己満足を得ることができて、
ほんの少しだけ自分を肯定できるから、というものでした。

彼女は Sence of Rejection と表現していましたが、
リストラされると「拒絶された感じ」、
つまり自分を否定されてしまったように感じてしまうので
その Sence of Rejection を少しでも軽くするために
自分で自分を肯定することが大事なのだそうです。

そういった小さな肯定を積み重ねていくことで
Sence of Rejection が少しずつ軽くなる、
と話していました。

たぶん、リストラされた人にしか
分からない感覚かもしれませんが、
この Sence of Rejection は
心を挫くのに十分な破壊力を持っています。

私も、自分を全否定されたかのような、
「お前は役に立たない。お前はいらない人間だ」
と言われたかのような、
そんな気持ちになりました。

でも、先輩がこう言ってくれたのです。

「自分を否定されたように感じると思うけれど、
『いらない』と判断されたのは『あなた』じゃなくて
『あなたの仕事』なのよ。そこを勘違いしてはダメよ。

これは気休めなどではなくて、
事実だから覚えておいて。

『あなた』がいらないわけではなくて、
いらなくなったのは
『あなたがしていた業務』なんだからね」

私の心を軽くするために言ってくれたのだとは思いますが、
これを聞いて少しだけ気持ちが楽になりました。

そして、意識して自分を否定しないようにしています。

もちろん、自分の行いに反省すべき点は
多々あったと思います。

でも、「反省」はしても
「否定」はしないようにしています。

「ああ、あんなことしなければよかった」と
過去の自分の行為を否定するのではなく、
「次に似たようなことがあったら、こうしよう」
と次回に活かすよう考えるようにしています。

こんな風に書くと簡単そうですが、
もともとが自己否定の考え方に浸かっていたため、
気を抜くと、自分を否定したり、
「あんなことしていた自分がバカだった」と
自分を責めてしまいます。

そのため、常に意識して、
自分の思考を矯正するようにしています。

そんなことを繰り返しているうちに
少しずつ自分を否定する気持ちがわいてくる
回数が減ってきたような気がします。

考え方の癖を矯正するための
リハビリみたいなものかもしれないと思いつつ
意識して気持ちをポジティブにしています。


ところで、昨日はウィア・ガーデンの動画を載せましたが、
お花だけを撮った画像もありますので、
そちらも載せておきますね。





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