ときどき霜が降りる朝があるというのに、
まだ朝顔が咲いています。
日当たりの良い場所ではありますが、
植物の生命力って逞しいですね。
こうも丈夫だと、
小学生にも育てられるのも納得だわ、
と思ってしまいました。
小学1年のときに
学校で初めて育てたのが朝顔でした。
今はどうなのか分かりませんが、
あのときに育てた朝顔、
青色の花が咲いて欲しかったのに、
濃いピンク色でガッカリしたことを思い出しました。
私の場合、昔のことを思い出すと、
必ずこういうネガティブなことに
結論づけられます。
「朝顔を育てた → 咲いて嬉しかった」
みたいな「嬉しいこと」に結論づくことがないのです。
親のせいで性格がヒネていたからだと思いますが、
何気なく思い出すこと全てが、
こんな風にネガティブな感情に繋がります。
きっと頑張って思い出せば
良いこともあるのでしょが、
何も考えずに、パッと思い出すことが
100% ネガティブなことにつながるので、
望郷の念とか、懐かしい思いが生まれないのです。
懐かしいどころか、
「あの状況から逃げ出せて本当に良かった」
という結論に必ずたどり着くので、
こちらに来て数年、
一度も日本が恋しくなったことがないのも、
そういうことに関係しているのかもしれません。