ロックダウンになってから、
ボランティア先がずっと閉まっていたのですが、
とうとう社員を大幅にリストラして、
しばらく業務を停止することになったそうです。
いつものガーデンではなくて、
毎週末3時間ずつ手伝っていた
地元の小さな博物館みたいなところです。
もともと常駐スタッフが3人しかいない状態で、
2人がリストラされることになったそうです。
残った1人はその博物館に住み込みで
庭や家の手入れをしている人なので
リストラするわけにもいかなかったのかもしれません。
ボランティア先では、
ロックダウンになってからはファーローと呼ばれる、
雇用者が社員をクビにせずに済むために、
政府が給料の80%を肩代わりしてくれるという
補助を受けていたので、
今まで解雇を免れていたようです。
このファーローというスキームは、
9月から政府の負担が0%になるはずだったものが、
国民からの強い反対にあって、
9月末まで延長することになりました。
10月以降も政府の負担が半分くらいになりますが、
継続している補助ですが、
雇用者の負担分が増えることになりました。
しかも、今後は政府の補助金を
ゼロにする方向で進んでいるようです。
補助金と言っても国が借金を続けて、
国民の給料を肩代わりしていたわけなので、
いつまでも続くはずがないと思ってはいたものの
ファーローが打ち切りになって(減額されて)
経営が立ち行かなくなって
解雇される人たちを目の当たりにするのは
ショックでした。
誰もが自分のことで精いっぱいで、
政府だってこれからBrexitもあるわけで、
仕方がないということは分かっているのですが、
残念で仕方がありません。
なし崩し的にロックダウンになり、
きちんとお礼やお別れを言う機会がないまま
スタッフの方がリストラされてしまって
もう二度と会うことがないと思うと、
無性に寂しくなります。
気分を上げようと思って
ついついスイーツを買ってしまいましたが・・・
以前ならペロリと平らげていたところですが、
ずっと甘いものを食べてなかったせいか、
昔ほど心躍るような気持にはなれませんでした。