今日も快晴で、気温が20度を超える、
まるで夏のような日でした。
こんなふうに半裸の人たちが歩いているくらい、
夏が来たかと勘違いしそな陽気です。
相変わらず、家の前でビール片手にラジカセを聞いている、
お隣のEさんと大家さんに「こんにちは」とだけ言って、
朝の10時くらいに公園へ出かけました。
朝の10時ということもあって
さすがにお酒は飲んでいましたが、
アイルランド人のEさんは私を見ると
「アミーゴ!アミーゴ!!」と騒いでいました。
まったく、酔っぱらってもいないのに
陽気な人だなぁ・・・と思いつつ、
「ハイ、ハイ」と片手をあげて挨拶したのでした。
公園へ行ってみると、
いたるところで人々が寝そべっています。
政府のお達し『ロックダウン』では、
『1日に1回、エクササイズの外出』と、
『生活必需品の買い出し』だけが許されています。
ピクニックとか、お昼寝は『エクササイズ』じゃないよね?
そう思いつつ、
屁理屈の上手なフランス人あたりは
「これもエクササイズだ!」などと言うんだろうな・・・と、
3年くらい前の出来事を思い出しました ↓
ロンドンにはイギリス人以外が大勢住んでいて、
私の経験上、理不尽な行いをする人や
ルールを守らない人は、
ほぼ100%に近い確率で非イギリス人です。
そんなこともあり、
「きっと寝そべっている人たちも
フランス人やポーランド人たちなんだろうな」
と偏見に満ちたことを思ってしまいました(苦笑)
少なくとも2mの距離は守っているようなので、
感染の危険はないのかもしれませんが、
それよりも腹立たしかったのが、
こういう人たちがゴミをそのまま残していたことです。
公園内や出入口にゴミ箱はあるのですが、
広大な公園なので、
すぐ近くにゴミ箱がないところでは
ゴミが散乱していました。
政府のお達しでは
「自宅付近でエクササイズすること」となっているので、
本来であれば近所の人たちしか来ていないはずですが、
ゴミを残していく人たちは、
おそらく近所の人たちではないと思います。
自分の近所を汚して平気でいるような人は、
イギリス人の多い私の近所にはいないと思います。
「100%いない」とは断言できませんが、
夏は、日本の海水浴場のように混み合うので、
そういった時期は公園がゴミだらけになりますが、
地元の人しか行かない秋冬はゴミが落ちていません。
そもそも歩いて5分くらいで家に着くのだから、
家でゴミを捨てても大した負担になりませんので、
ゴミをその場に残す必要もないのです。
ピクニックしてゴミをそのまま置いていくなんて、
いかにも政府の達しを守らない人たちの
やりそうなことだなぁ・・・
そんなふうに思いながら、
私たちが大切にしている公園が
ルールを守らない人たちに蹂躙されているような気がして
なんだか悲しくなりました。
見晴らしの良い丘の上などは
目も当てられないほどにゴミだらけです。
普段なら毎朝係員がゴミ拾いしているのですが、
今はロックダウン中なので
ゴミ拾いの人も少ないのかもしれません。
私が落としたゴミではありませんが、
明日からはゴミ袋持参でお散歩しようと思いました。