ここ数日、イギリスでは気持ちの良い快晴が続いています。
私も日に当たるために、1日に何度かテラスに出ていますが、それでも狭い室内とテラスだけでは気が滅入ってしまいます。
きっと近所の人たちも同じことを考えているようで、ここ数日は1階に住んでいる人たち(3世帯)が表玄関で楽しそうに何時間もおしゃべりしています。
表玄関に座り込んで、おしゃべりをしている会話が開け放たれている窓から聞こえてくるのです。
窓の外を見ると、やはり1mくらいの距離はとって座っているようですが、小心者な私は「それで大丈夫なの?」と思ってしまいます。
人づきあいが苦手な私ではありますが、さすがに5週間も人とまともに会話をしていないので、雑談に交じりたくなりました。
でも、失礼ながら、気が緩んで雑談しているような人たちなので、きっと他所にもいろいろと出かけていることと思います。
そういう人たちは、ウイルスを保持している可能性も高いわけなので、一時の誘惑に負けて感染でもしたら大変です。そう思うと、やはり家から出るのをやめようと思ってしまいます。
ちょっと公園にお散歩へ・・・と思っても、表玄関を陣取っているので、彼らの近くを通らずに外に出ることもできません。
そう思うと、なんだかイライラも募ってきてしまい、悪循環だと思うのですが、「気にしないようにしよう」と思うと、余計に気になるものですから、感情のコントロールって本当に大変です。
こちらは、昨日郵便局へ行ったときに見かけた垂れ幕です。
NHSというのは National Health Service の略で、病院のことです。
NHS職員やキーワーカーとされる人たち(食料品屋さんなど、人が生活するうえで必要な業務)に対して「You are amazing(あなたたちは素晴らしい)」と感謝しています。
これ、パッチワークでできていましたので、誰かが手作りしたのだと思います。
私は自分のことで精一杯ですが、こうして人のことを思いやって自分のできることをする人たちを見習いたいものです。