外出禁止が続いていますが、
どうしても気分が晴れず、
少し外に出てガーデニングをしてきました。
ボランティアしているガーデンで、
バラの病気予防の薬を撒く時期なのに
外に出れなくて、
ずっと気になっていたのです。
できるだけ人と接触しないように・・・と思い、
朝の6時半に出て
7時半前には帰宅しました。
思っていた通り、
すでにサビ病や黒星病が発症していて、
気の毒なことをしてしまいました。
手遅れだと思いつつも
予防薬を撒いてきましたが、
バラの病気は一度発症すると、
冬になって葉っぱが落ちるまで続くので、
今年のバラはキレイに咲かせられないかもしれません。
でも、今年一番に咲いた
バラの花を見ることができました。
今年は無農薬でバラを育てようと思い、
家のテラスにあるバラには
自作した予防薬を
1ヶ月くらい前から1週間に1度くらいの割合で
散布していました。どうやら効果があるらしく、
私の家のあるバラのなかで
一番病気に弱いセプタードアイルというバラですら
今年は病気が発症していません。
セプタードアイルは「王が治める島」という意味で、
日本でも買えます。 → セプタード・アイル
ミルラ(乳香)タイプの芳香が強く、
薄ピンクの可憐なバラなのですが、
毎年、うどんこ病の巣窟となってしまうのです。
いつも弱々しい葉っぱばかりなのに、
今のところ、元気そうに葉を伸ばしています。
でも、実は自作の「薬」とは名ばかりで、
葉っぱや土に常駐する善玉菌を増やして、
病気のもと(カビ菌)を捕食してもらう、
というコンセプトで作った、
米のとぎ汁がメインの液体です。
日本なら「米ぬか」を混ぜるところですが、
イギリスでは手に入らないので、
なんとか手に入った、麦の「ぬか」を使っています。
今年1年様子を見てみて、
効果があるようでしたら、
改めて配合などをご紹介しますね。