先々週のことなのですが、
私がボランティアしているガーデンへ行ったら、
テーブルの上のが溶けたロウだらけで
しおれた花束が沢山置いてありました。
これ、なんだろう?と思って、
お庭を管理している仲間に聞いてみましたが、
誰も心当たりがありませんでした。
でも、ガーデンテーブル(木製)の上で
皿など置かずにロウソクを大量にともしたようで、
ロウが一面に広がっています。
木製なのに、燃えたらどうしよう?
とか考えなかったのかなぁ?
そんな風に思いながら、
私からの連絡を聞いて駆けつけてきた
2人のボランティアと一緒に
1時間以上かけてロウをこそげ落としたり、
しおれた花束の後片付けをしました。
そして、昨日、
その話を知った近所の人が
こんな写真を送ってくれました。
この写真を見て、私は心底驚きました。
木々に囲まれた、
木製のデッキ(テラス)の上で、
木製のガーデンテーブルの上に、
こんなに大量のロウソクを置くなんて、
非常識にも、程があります。
火事にならなくて、本当に良かったです。
その後、ネットで調べたボランティア仲間からの連絡で、
どうやら、1月12日に墜落したPS752便の追悼として、
世界平和を祈るイベントを、
許可を得ることなく、
行っていたこが分かりました。
世界平和を祈る心は立派です。
でも、イベントをするのに
場所を利用する許可を得ることもしない。
木製のテーブルに平気で大量の火を置く。
しかも、バケツなどの用意もない。
後片付けすらせず、そのまま立ち去る。
その姿勢に、腹が立つのを通り越して、
呆れてしまいました。
「死者の追悼」、「世界平和」、
そんなキレイ事を並べ立てて、
自分たちは良いことをしたつもりでしょうが、
あまりに周りの迷惑を考えていません。
駅と線路に面している公園なので、
火事にでもなったら、
公園だけでなく、近所の人や
鉄道利用者にも迷惑がかかります。
冷たい言い方かもしれませんが、
世界平和などという大きなことを祈る前に
自分の行動と常識を顧みるべきだと思います。
こういうことをしている大人を見た
子供たちが「良いこと」だと思って
同じようなことをするかもしれません。
良いことと悪いことの区別がつかない大人、
自分のした行為に責任を取れない大人、
そんな人が増えているような気がしてなりません。