イギリスらしい手際の悪さ

今日は会社を休んで、
田舎の家に来ています。

昨日の夜にロンドンを出て、
車を運転してきました。

と言いますのも、
こちらにも書きましたが ↓
今日の午前中にベッドをが配達されるのです。

本当は土曜日に配達してもらいたかったのですが、
土日の配達はしていないそうで、
仕方なく会社を休んで、
田舎の家にやってきました。

昨日、配送会社から電話があって、
今日の8時から11時の間に配達予定だと言われたので、
朝の7時に起きて、
パジャマのままコーヒーを飲んでいたら、
なんと家の呼び鈴が鳴りました。

時計を見ると、まだ朝の7時半でした。

ええ?まさか??

と思いつつドアを開けてみたら、
ベッドの配達でした。

この人たち、
いったい何時から何時まで働いているんだろう?

そんな風に思いつつ、
慌てて着替えて、玄関に戻りました。

私が頼んだシングルベッドは、
トラックの下のほうに積んであったため、
その上に積んであった
ダブルサイズのマットレスやベッド台などを
トラックから一旦下ろして、
ようやくシングルベッドが出てきました。

なんと言いますか・・・・

せっかく早朝から働いているのだから、
もう少し手際を考えたらいいのに、
と思ってしまいました。

なぜなら、「あれでもない、これでもない」
などと重たいものを出し入れしているうちに、
15分くらい過ぎていたのです。

配達先リストが配られたら、
それを元に配達順序を組み立て、
最後に行くところから先に積んでいけば、
最初に届けるものが一番上にくるはずです。

予定の時間よりも早く届けるところもイギリスらしいし、
この手際の悪さもイギリスらしいなぁ・・・と
笑ってしまいました。

ベッドを部屋に運び入れたら、
ちょうど8時になっていたので、
食料を買いにスーパーへ出かけました。

途中、煙突から煙が出ている家が目に入りました。

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あの家も、今頃食卓の準備をしてるのかなぁ?

それとも暖炉に火を入れてるのかしら?

そんなことを考えるともなしに考えながら歩いていると、
ロンドンの忙しない往来や
けたたましいサイレンの音などとは無縁の地にいることに、
そこはかとない嬉しさを感じました。

こういうふうに日常から離れて
気持ちをリセットすることって、
大切ですよね。

交通費以外には特にお金をかけずに
ゆったりとした時間を過ごせるのは
本当にありがたいことです。