Try and Fail, Don't Fail to Try

田舎の家は
普段はホリデーハウスとして貸し出していますが、
2つあるベッドルームには、
ダブルベッドが1台ずつ置いてあります。

いろいろと考えた末に、
そのうちの1台を、
シングルベッド2台に入れ替えることにしました。

ダブルベッド2台だと、
カップル2組か、
大人2人が宿泊することになります。

でも、カップルが2組揃って旅行することは
とても珍しいようで、
ここ数ヶ月の予約を見てみると、
大人2名の予約の方が多いようでした。

しかし、大人2名の場合、
ベッドルーム1つの物件のほうが、
ベッドルームが2つある私の家よりも宿泊費が安いため、
競合という観点から考えると、
私の家は、不利になります。

外で寛げる庭があったり、
街の中心からの距離などといった
セールスポイントがあるためか、
割と予約は入ってくるので、
このままでも良いとは思いましたが・・・

本音を言いますと
私が友達を招く時に、
1人しか招待できないことを
少し残念に思っていたのです。

そこで、友達どうし3人グループや
親子でも対応できるように、
ダブルベッド1台と
シングルベッド2台に変えることにしました。

シングルベッドを2台くっつければ
多少寝心地は悪くなるものの、
ダブルベッドとして利用できますので、
これまでのターゲット層にも対応できます。

そして、これで私も、
2人の友達を招待することが
できるようになります。

不要になるダブルベッドは
British Heart Fundation という
チャリティ団体に寄付しようと思ったのですが、
集荷の手配をするために電話をかけたら、
「Fire Label がないと回収できません」
と言われてしまいました。

Fire Label というのは、
「燃えずらい素材ででてきる」ということを
証明するステッカーのことです。

私のベッドは安物だったせいか、
その Fire Label がないのです。

20泊くらいしか使われていない
ほぼ新品のベッドを
粗大ゴミとして捨てるのもしのびなく、
とりあえず、ebay というオークションサイトに
5ポンドで出品してみました。

仮に捨てることになっても、
粗大ゴミ回収は有料なので、
無料でもいいから、
誰かが取りにきてくれないかな?
と思ったのです。

そこで、ebay というオークションサイトで
5ポンドで売りに出しました。

無料でもいいと思っていたので、
薄暗い写真、しかも布団がかぶっていて、
ベッドとマットレスが見えない写真を
たった1枚添付しただけの、
かなり「やる気のない」出品でした。

「来週末土曜日の午後に回収にきてくれること、
日付の融通はききません」という条件のもと、
5日間出品していたのですが、
驚いたことに、毎日2−3件の質問が届きました。

「マットレスに破れはありますか?」といったものから、
「今日、取りに行ってもいいか?」などという、
「説明に『必ず来週土曜に回収』って書いたのになぁ?
まだオークションが終わっていないのになぁ?」と
首を傾げるような質問までありました。

さきほど、そのオークションも無事に終わって、
結局、45ポンドで買取主が見つかりました。

無料でもいいから・・・と思っていたので、
値段がついたことに、少し驚きました。

そして、落札した人は
「これで息子もダブルベッドで寝られます!」と
嬉しそうなメッセージをくれました。

新品同様のベッドを45ポンドなら、
安物ベッドではありますが、
買った方もお得だと思います。

私は180ポンドくらいで買ったベッドですが、
内装を変えることで
ターゲット顧客層が広がって、
今までよりも2泊多く予約が入ったら、
それで元が取れるはずです。
(獲らぬ狸の皮算用かもしれませんが・・・)


実は、家を改装したときには
シングル2台とダブル1台にするつもりだったのです。

しかし、念のため・・・と思い、
マネジメント会社にアドバイスを求めたら、
「ダブル2台にしたほうがいい」と言われ、
シングル2台をやめて、ダブルにしたのです。

でも、このマネジメント会社、
あまりこちらで書く機会がなかったのですが、
ここ数ヶ月のやりとりで
結構いい加減なことが分かってきたのです。

そこで、マネジメント会社のアドバイスは
信用できないと思うようになり、
過去の予約状況を見たり、
友達の意見を聞いたりして、
シングル2台にすることにしました。

結果がどう転ぶかわかりませんが、
このときのメッセージを思い出しながら、
決断しました ↓

Try and Fail
Don't Fail to Try

「試して、失敗しましょう
試すことをやめないで」

たまたま見かけたマッサージのクーポン、
それで行ったマッサージの待合室で
なんとなく目に入ったポスター。

そんな「偶然」や「なんとなく」に導かれて
こんなことを決めてしまう自分に笑ってしまいますが、
でも、私はこの言葉をとても気に入ったのです。

過去の私は Fail(失敗)を恐れるあまり
引きこもって、
Try(試す)ことをしませんでした。

前にも書きましたが、
最近は「失敗」に対する
耐性がついてきたような気がします。

Try and Fail も、
続けていると慣れてくるのかもしれませんね。


こちらは、先日お散歩中に見かけた窓です。

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たくさんの編みぐるみが外を眺めています。

個性豊かな表情をしていて、
なんだか「トイ・ストーリー」みたいに
夜になったら動き出しそうですね。
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posted by イチイ at 23:44Comment(2)日記

甘いものを控えているのに・・・

今日、会社の同僚から
こちらをもらいました。

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クリスピークリームのドーナツです。

年末年始に甘いものを食べ過ぎたので、
甘いものを控えているのですが・・・・

と言ったものの
「このくらい、大丈夫!」と言われて、
結局、なしくずし的にもらってしまいました。

こういうとき、難しいですよね。

スイーツ好きだということが浸透していて、
同僚たちは、私が喜ぶと思って、
こうしてスイーツをくれるわけです。

せっかく私のことを考えてくれた、
その気持ちを無駄にしたくない。

そう思うと、断ることもできません。

ありがたい気持ちと
困った気持ちが入り混じりながら、
どうしたものかと迷った末に、
半分ずつに分けて、
隣の席に座っている同僚と一緒に食べました。

私は、人様に良くしてもらった経験が少ないせいか、
こうしてものをもらったり、
私のことを考えての行動を見ると、
嬉しくて、舞い上がってしまうのです。

こんな私のことを考えてくれたんだ・・・

私のために、これを持ってきてくれたんだ・・・・

相手にしてみれば、
単なる気まぐれだったり、
大した意味はないのかもしれませんが、
そんな風に思ってしまうのです。

ありがたいことなのですが、
上手な断り方ができるようにならないと、
いつまで経っても、
スイーツだらけの毎日から脱却できません。

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posted by イチイ at 09:29Comment(2)日記