こちらでお話しましたが、
私がすべての書類を提出するまでは、
買おうと思っている家はマーケットにある
(=売り家として広告している)状態でした ↓
その時にも書きましたが、
マーケットから取り下げられるのは、
イースター休暇明けの火曜日だと思っていました。
でも、昨日の午前11時半くらいに
不動産屋さんからメールが入っていました。
「書類が届いたので、
今日中にマーケットから取り下げます」
厳密に言うと、
祝日は金曜日と月曜日なので、
土曜日は通常営業らしく、
その不動産屋さんは午後3時まで営業していたようです。
失礼ながら、呑気なイギリス人が
四連休も働くなどとは夢にも思っていませんでした。
でも、思ってもいなかっただけに、
マーケットから取り下げられたと聞いて、
ほっとしました。
とはいえ、喜んでばかりもいられません。
今回の家は、前の家よりも値段が高いので、
前金の金額も跳ね上がるのです。
前の家は、もともとの値段が安かったうえに、
5%の前金でローンを組む予定でした。
でも、今回は元の値段が高くなったため、
5%だとローンが組めなかったのです。
簡単に言いますと、
銀行から借りる金額が高くなるので、
私の年齢から70歳まで働いたと仮定して、
(そんな年まで働きたくはありませんが・・・)
20年のローンを組んだときに返済できる金額の
上限ぎりぎりになってしまったのです。
5%の前金だと、
20年ローンで返済できる金額よりも
少しだけ多い金額を借りる必要が出てくるため、
ローンが組めなかったのです。
でも、10%の前金を入れれば、
なんとかローンが組めるとのことだったので、
今はその方向で進めています。
前に、Brexit で
不動産価格が少しだけ下がったことにより、
これまで「ぎりぎり手が届かなかった」庭付き家が、
なんとか「ぎりぎり手が届く」ようになったと書きましたが、
本当に「ぎりぎり」だったのです。
と言いますか、
実際のことをお話しすると、
本来であればローンは組めなかったかもしれません。
このときに相談した ↓
住宅ローンアドバイザーの
Mさんに全てお任せしているのですが、
アドバイザーに相談していたおかげで、
どうにかローンが組めそうなのです。
実は、今回の家を買うときの値段交渉をする前に、
私がメインで使っている銀行に電話して、
お金が借りられるかどうか、聞いてみたのです。
すると、にべもなく、こう言われました。
「それは通勤圏外だから、無理です。
25%の前金を入れるなら、貸せます」
アドバイザーのMさんがイースター休暇に絡めて
長期休暇をとっていることを知っていたので、
仕方なく銀行に電話したのですが・・・
でも、実際に前の家を買おうとしたときには
5%のデポジットで、
某銀行から正式なローンの許可が下りていました。
おそらく、アドバイザーの伝手と言いますか、
きっと銀行と交渉してくれたのだと思います。
そこで、ダメもとでMさんにメールで聞いてみたら、
Mさんは休暇中にもかかわらず返信をくれて、
「10%の前金を入れるなら、ローンが組める」
と教えてくれたのです。
どちらの家にするか迷っていたときに
「買うのを見合わせる」
という選択肢もありましたが、
今でさえ「10%の前金で、ぎりぎり借りれらる」状態なので、
来年になったとしたら、
ローンを組める年数が19年に減ってしまうため、
つまりは、借りられる金額が減ってしまいます。
いくらBrexit で価格が下がっているとはいえ、
1ヶ月に3万円くらいしか貯金できない現状を考えると、
不動産価格が10%以上値下がりしない限りは、
1年後に庭付きの家などは買えないだろう、
と判断して、家を買うことに踏み切ったのです。
話が逸れましたが、
最初に予定していた金額に比べ、
倍以上の前金を入れることになったので、
弁護士費用や家具の購入費用などを考えると、
貯金があまり残らない状態になってしまうのです。
それでも、スッカラカンにならないだけマシですが、
残った貯金で中古の日本車を買おうと思っていたので、
それが買えそうになく、残念でなりません。
でも、たぶん1年くらい頑張って貯金すれば、
車は買えると思うので、
それまでの辛抱だと思っています。
こちらは、今日近所で見かけました。
手入れのされていない駐車場の端で、
いわゆる雑草と言いますか、
放置されている植物たちです。
誰も手入れしていなくても、
こんなに元気に、
そしてカラフルに咲き誇るなんて、
植物の生きる力はすごいですね。
こういう逞しい植物を見ると、
私も頑張らなくちゃ!という気持ちになります。