実は今、とても迷っていることがあります。
家を買うことに決めて、
弁護士やアドバイザーへの手付金も払って、
あとは他の人が仕事をしてくれるのを待つばかり・・・
という状況になっているにもかかわらず、
他の物件に目移りしてしまったのです!
私は浮気性ではないと思うのですが、
多分、決断力がないのだと思います。
優柔不断と言うよりも、
自分が下した決断に自信が持てないため、
こんなふうにフラフラしてしまうのかもしれません。
実は、イギリスの不動産売買では
実際に家の鍵を貰うまでは、
油断できないのです。
売主・買主ともに気が変わることもありますし、
買う人が、今の持ち家を売って次の家を買うつもりだったら
持ち家が売れなかったら、次の家が買えないため、
売買契約が成立しないのです。
そして、イギリスの不動産売買の大半は、
このように「持ち家を売って、次を買う」ケースなので、
売買契約が成立しないことは、
割と「よくあること」なのです。
というわけなので、
かなりの不義理をすることになりますが、
今の時期に「買いません」と言うことが
不可能ではないのです。
ただし、手付金は戻ってきませんし、
不動産屋さんや売主に迷惑をかけることになりますが・・・
そして、なんで今さら目移りしているかと言いますと、
なんと、買おうと思っている物件の近くに
庭付き物件が売りに出たのです。
そうなのです。
庭付きなのです!!
そして、お値段の差が17,000ポンド、
約250万円くらいなのです。
ローンの返済額にすると、
1ヶ月あたり90ポンドくらい(約1.4万円)増えます。
このときに、自信満々に「これが限界」などと
豪語していたのが恥ずかしいのですが ↓
この家、どうにか買えるかも・・・
という値段なのです。
ご存じのように、
私の趣味はガーデニングです。
お金が足りないから、
庭なしで我慢しよう。
ガーデニング心は
ボランティアで満足させよう。
そう思ってはいたのですが、
なんとか頑張れば手が出そうな金額で
庭付きの家が出てきてしまったので、
すごく迷っています。
迷っているうちに
他の人に買われてしまう可能性もありますし、
いくら「よくあること」だとしても、
そんな不義理なことをしてもいいものか・・・
と躊躇する気持ちもあります。
浮気心をそそられている家は、
こちらの写真なのですが、
家の前にも少しだけスペースがあります。
そして、東向きの庭があるのです!
奥の壁にツルバラを這わせたい・・・
などと思ってしまう自分を、
どうしても止めることができません。
この期に及んで、
こんな物件が出てくるなんて、
本当にどうしたら良いものか、悩んでいます。
どうしたら、この優柔不断と言いますか、
決断したのに、
まごついている自分を律することができるのでしょうか。
このまま最初に決めた家を貫くべきなのか、
それとも不義理を覚悟で、浮気の道を探ってみるのか・・・
とても迷っています。