昨日の夜、ジムに行ったら
同僚の Pさんに会いました。
Pさんのことは、こちらでも時々書いていますが、
興味深いテレビ番組のことを教えてくれたり
本を貸してくれたりする、とても良い人です。
スタジオでステップというエアロビっぽいクラスの後、
マットが敷いてある場所で柔軟をしていたら、
通路を挟んだ向かい側で
腹筋運動をしている人がいたのです。
その人は足をこちら側に向けて、
両足を上げ下げしていたので
最初は顔が見えませんでした。
私が柔軟を終えて立ち上がったら、
寝そべっている P さんの顔が見えて、
目が合ったのです。
ちょうどPさんも腹筋を終えて、
一緒に更衣室のほうへ向かって、
階段を下りました。
すると、私が足を滑らせて、
階段が2段くらい残っているところから
ズルっと転んでしまったのです。
ああ、痛い・・・と思った途端、
Pさんが手を貸してくれました。
肘が痣になりそうでしたが、
大きなケガはなく、
普通に歩くことができました。
Pさんは、この後カナリーワーフという
テムズ川の南側にある新興エリアに住んでいる
彼女のところへ行くそうです。
「では、良い週末を!」と言いながら Pさんと別れて、
更衣室でシャワーを浴びて、着替えて、
ジムの出口のほうへ向かいました。
すると、ロビーのソファに
Pさんが座っているのが目に入りました。
彼女との待ち合わせ時間までの暇つぶしかな?
と思いつつ、「ハロー!」と声を掛けてみたら、
こう言われました。
「ああ、よかった!
心配だったらから、ちょっと待ってたんだ」
・・・・びっくりしました。
確かに派手に転んだかもしれませんが、
私は良く転ぶことがあるので、
割と慣れていると言いますか、
大したことはないと思っていて、
シャワーを浴び終る頃には、
転んだことなどすっかり忘れていたくらいなのです。
さすが、優しくて、気の付く Pさんだなぁ、
と思いつつ、今や絶滅危惧種となりつつある
イギリス紳士というのは、
こういう人のことを言うのかもしれないな、
と思いました。
こちらは、グラストンベリーで見かけた
クリスマスローズです。
寒い冬でも見事に咲いてくれますし、
多年草なので毎年咲いてくれる優秀な花ですが、
1株15ポンドくらい(約2300円)するので、
欲しくても、なかなか手が出ません。
いつか、家の表玄関に置いてある鉢植えに植えて、
暗い冬に少しでも明るさを取り入れたいな、と思います。