人事に呼ばれました

なんとも後味の悪い話なのですが、
今日、人事の人に呼ばれました。

妙に明るい口調で
アメリカ英語を話す人事の男性から、
お昼過ぎに電話がかかってきたのです。

「もし時間があったら、
これから10分くらい話をきかせてもらえませんか?」

と言われて、
何のことかと怪訝に思ったら、
こちらの同僚のことでした ↓

実は、無視されなくなった後、
今度は他の同僚をターゲットにして
「あの人は酷い!」などとオフィス内で言いふらしていたので、
本当に女子高生の いじめっ子みたいだな、
と思っていました。

いじめられっ子が何らかの理由で消えると、
次に誰かをいじめるという行為、
そして他の同僚に「あなたも、そう思うでしょう!?」と
同意を求めている様子を見ていて、
いじめっ子のセオリー通りだと思ったのです。

私がターゲットでなくなったのは良かったのですが、
次のターゲットの中国系の男性が気の毒でなりません。

でも、できるだけ関わりたくない・・・
と思ってしまう自分がいて、
見て見ぬふりをしていました。

これもまた、
いじめっ子の同級生と同じことをしているな、
という自覚はあるのですが、
また自分がターゲットになったら、と思うと
怖くて近寄ることすらできません。


そんな状況だったので、
その同僚については関わりたくなかったのですが、
人事に呼ばれた以上、行かないわけにはいきません。

そして、そこで聞いた話ですと、
どうやら私以外にも無視されたり、
イジメのターゲットになった人が複数いて、
その調査をしているようなのです。

アメリカ人特有の元気でリズミカルな英語で、
こう言いました。

「守秘義務があるから詳しくは言えないけれど、
君の上司から XXさんのことについて相談を受けたんだよ」

とてもおしゃべりな人で、
「話を聞きたい」と言っていた割には、
会話の大半が彼の話になっていて、
「本当に話を聞く気があるのかな?」と思ったくらいですが、
それでも、誰かの悪口じみたことを話すのは躊躇われたので、
黙って聞いていました。

そして、前にいただいたアドバイスを思い出して、
事実を短くまとめて、淡々と話しました。


2週間くらい前に、急に無視され始めたこと。

ケータリングの手配のことがあってから、
無視はやんでいること。

でも、無視されていたときは辛くて、
医者に行って胃薬をもらってきたこと。

今は、できるだけ関わらないようにしていること。


すると、彼はこう言いました。

「僕の立場としては、
スタッフ全員が気持ちよく働けるよう、
マネージメントに指導するし、
マネージメントが動かなかったら、
その上のマネージメントを指導して、
どうにか状況を改善するように努力します」

あれ?と思ったので、
私はこう言いました。

「先にお話ししたとおり、
今は無視がやんでいて、とりあえず落ち着いています」

「でも、それは根本的な改善にはなっていないよね?」

「彼女は怒ると怖いので、
私は出来れば平和的に、静かに仕事がしたいので、
あまりことを荒立てるのは気が進みません」

「それは、不健全な関係だと思わない?

人との関係において問題が生じた時、
いくつかの対応方法が考えられるけど、
その一つは『避けること』なんだよね。

衝突を避けるためにガマンしたり、
影で仕事を引き受けたり、
そういうことをすれば、その時は大丈夫でも、
それは一時的なものでしかないからね」

そう言われたとき、
なんとなく心当たりがありました。

長い間、彼女に気を遣って、
陰でフォローしていたために、
彼女は自分を客観的に判断するチャンスを失い、
自分は仕事ができると思い込んでしまったのかもしれない。

そう考えると、
この状況を作り出した原因の一端は
私にあるのかもしれない。

つい人の顔色を見て、
相手の機嫌を損ねないよう
言葉を選んだり、
立ち回ったりしてしまうけれど、
それは間違っていたのかもしれない。

そんな風に思いました。

急に性格が変われるわけでもないのですが、
でも、無意識のうちに相手に迎合する癖がついているので、
この癖は直そう、と決心しました。


それにしても、
彼女が人事にマークされていたとは思いませんでした。

私以外にも辛い思いをした人がいるのだと思うと
彼女の怖さと冷たさを知っているだけに、
気の毒になります。

そして、あの時に無視されて辛い思いをしたおかげで、
今日の話し合いのときに、
「彼女を庇おう」と思った気持ちを否定できました。

最初は「人事にマークされているなんて、
クビになったりしたら、気の毒だわ」と思いましたが、
深呼吸をひとつして、冷静になったときに、
こう思ったのです。

なんで、私に酷いことをした人のことを
庇わなくちゃならないの?

心のどこかに、こう思ってしまう自分って冷たい・・・
と思う気持ちが残ってはいましたが、
でも、ここでまた彼女を庇いだてしたら、
前と全く同じことになってしまうと思ったのです ↓

彼女のスポークスマンとして
彼女の良さを吹聴していたからこそ、
こんな結果になったのだ、と自分に言い聞かせ、
淡々と事実を述べることだけに専念しました。


それにしても、いったいどうなることやら・・・

もう彼女とはかかわりたくないのですが、
「もしかしたら、また話を聞くかもしれない」
と言われてしまったので、
もしかしたら、これで終わらないのかもしれません。


こちらは、先日見かけた本屋さんです。
日本関係の書籍が並んでいて、なんだか嬉しくなりました。

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posted by イチイ at 23:55Comment(4)日記

半額でも買う気になれませんでした

先日、スーパーに行ったら、
サーモン寿司弁当が半額近くになっていました。


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2.20ポンドは300円くらいなのですが、
この見るからに不揃いで、
美味しくなさそうなお寿司に300円も払えないわ・・・
と思ってしまいました。

日本食はヘルシーというイメージが強いのですが、
ご飯はタンパク質ですし、
このお弁当は野菜もないし、
あまりヘルシーとは思えないのですが、
相変わらず日本食は人気のようです。