今日は、久しぶりにNさんと会って、
一緒に Travel Fair へ行ってきました。
Destination London というイベントで、
訳すなら「行き先いろいろ in London」といった
意味合いでしょうか。
入場料が15ポンドかかるのですが、
Nさんが無料券を2名分持っていたので、
タダで行ってきました。
London Olympia という、
日本でいう幕張メッセみたいなイベント会場で、
いろいろな国や旅行会社がブースを出していました。
幕張ほど大規模ではありませんが、
大きな体育館みたいなところで、
二人であれこれ見てきました。
私が気に入ったブースは、
フィリピンのブースです。
こちらの写真のブースなのですが、
スタッフたちが楽しそうに歌ったり、
踊ったりしているのです。
旅行会社のブースなどは、
週末なのに仕事で仕方なく・・・
みたいな表情の人たちもいたのに、
ここの人たちはとても楽しそうで、
フィリピンって良い人が多いんだろうな、
と思わせてくれる雰囲気でした。
有名な旅行作家の講演会とか
旅先のファーストエイドについての講演とか、
簡単なお料理のデモンストレーションとか、
それぞれのブースが趣向を凝らしていて、
とても楽しかったです。
しかも、旅行へ行く予定もないのに、
このカタログの表紙が可愛くて、
つい貰ってきてしまいました。
まるでヌイグルミみたいですよね。
コアラは凶暴だと聞きますが、
この写真を見る限り、
とてもそんな性質だとは思えません。
Nさんは、すでに色々なところへ旅行をしているので、
割とマニアックなところのブースを見ていました。
たとえば、ブータンとか、
ヒマラヤ山脈のトレッキングとか、
キリマンジャロのトレッキングとか、
北極ツアーとか、そんな感じのところです。
私は、ヨーロッパのブースで見かけた
マルタ島の写真に惹かれました。
Nさんが北極ツアーのブースで説明を聞いているとき、
少し長引きそうだったので、
その間にマルタ島のブースへ行って、
話を聞いてきました。
とても小さな島で、
端から端までドライブしても、
短いほうの直径で30分くらい、
長いほうの直径でも1時間もかからないそうです。
ウォーキングルートがたくさんあって、
しかもイギリスと同じ左側通行らしく、
レンタカーでの運転も簡単だと言っていました。
ぜひ行ってみたいと思い、
ベストシーズンを聞いてみたら、
4-5月と9月が良いそうです。
いつか行ってみたいなぁ・・・と思いつつ、
また南極ツアーのブースに戻りました。
そこでNさんと合流して、
今度は、ヒマラヤやキリマンジャロの
ツアーの話を聞いてきました。
ブータンのブースに行ったとき、
なんとなく「ブータンからも
ヒマラヤのトレッキングができるのですか?」と
スタッフの人に聞いたら、
Nさんに笑われてしまいました。
スタッフの人も苦笑しながら、
「ブータンはヒマラヤの中にあるから、
ブータンに来た =(イコール)ヒマラヤに来た、
ということなんですよ」と答えてくれました。
ほんと、何も知らなくて恥ずかしい限りです。
キリマンジャロは標高4000mくらいのベースキャンプまで、
約5日間かけて登るそうです。
でも、現地の費用だけで
3000ポンド(約50万円)もするようです。
しかもホテルが2泊だけで、
あとはずっとテント泊らしいです。
ヒマラヤのほうは現地の費用だけで
1600ポンド弱(約23万円)でした。
ヒマラヤのほうは5000mくらいあるそうですが、
こっちのほうが費用が安いのが意外でした。
高所まで行くほうが
値段が高いような気がしていたのですが、
考えて見ればネパールとタンザニアだと、
ネパールのほうが物価が安いのでしょうね。
ウォーキングは好きですし、
高いところからの見晴らしも好きですが、
ヒマラヤとかキリマンジャロなんて、
冒険者かテレビ番組のスタッフが行くところ、
という気がしていたので、
一般人がツアーで行けるなんて意外でした。
話を聞いているうちに、
なんだか私も行きたくなってきたのは、
ブースの人たちのセールストークのせいなのか、
いつもテンションの高い
Nさんの楽し気な話のせいなのか・・・
キリマンジャロは値段が高くて手がでませんが、
ネパールのヒマラヤなら、
がんばって支払えない金額ではありません。
まぁ、旅行費用が払えても、
体力とか衛生的に耐えられるのかとか、
いろいろと問題はありますけど、
それでも、いつか行けたらいいなぁ・・・
なんて思ってしまいました。