文句を言っても始まらないのに…

イタリアでのことを全て書ききっていないのですが、
2泊3日の旅行を終えて、ロンドンに戻ってきました。

空港から市内までの直通バスに乗ったのですが、
空港を出て20分ぐらいしたところで、
バスが止まってしまいました。

どうやら、故障等ではなく、
ドライバーが長時間運転し続けていたために、
バスに備え付けられているレコーダーが自動作動して、
バスが機能を停止したようです。

ドライバーさんの話では、
運転を開始するときにバスにディスクを入れるそうで
そこに時間や走行距離などを記録しているそうです。

そして、法律で決められている
規定以上の距離や時間以上運転してしまうと、
疲労による事故の危険性が出てくるため、
それ以上の運転ができなくなるそうです。

交代要員の運転手さんが、
今からこちらにやってくることになり
30分ぐらい高速道路の路肩で待つことになりました。

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すると、3人の男性が運転手さんのところに行って、
食ってかかり始めました。

確かに、自分の労働時間を
きちんと管理していなかったのは不手際かもしれませんが、
前のサービスが渋滞等で思ったより時間がかかったため、
通常だったら市内までは運転していけるはずだったそうです。

運転手さんのせいなのか、
バス会社の管理不足なのか分かりませんが、
これだったら30分後に出発するバスを待って、
それに乗った方が早くロンドン市内到着したはずです。

そんなふうに思うと
食ってかかっている男性たちの言い分もわかるのですが、
こうなってしまった以上は、どうしようもありません。

食ってかかっても仕方がないのになぁ…と思いつつ、
彼らの剣幕に釣られて
他の乗客までもイライラしてきているのがわかりました。

こういう時は、
騒いでも状況が良くなる事は無いのに、
どうしてこんなことをするのでしょうね?

こんな風に思うのは、
事なかれ主義の日本人だからでしょうか。

それとも、彼らはこれを理由に
運賃の返金でも要求しようとしているのでしょうか?

とりあえず高速道路で
運転手さんが来るのを待っています。

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posted by イチイ at 23:49Comment(6)日記

ホテルの見晴らし室

アッシジで泊まった宿の最上階には、
小さな見晴らし室がありました。

ソファとお酒やお茶が置いてある
バーカウンターがあるのですが、
なんと、部屋を囲んでいる4つの壁すべてに
大きな窓があるのです!

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私は夕日が沈んでいくさまを眺めるのが好きで、
旅に出ると見晴らしの良いところへ行くのですが、
こういう冬の日は、小一時間も外にいると
石畳から足先に寒さが伝わってきて、
夕日を心ゆくまで堪能することができません。

でも、ここなら、ぬくぬくとしながら
淹れたての紅茶を飲みながら、
沈みゆく夕日をゆっくり眺めることができます。


夕日の美しさは、
地平線に沈む太陽の残光もさることながら、
オレンジ色の優しい光が、
建物や丘の木々に反射して、
目の前の風景が、陰影の濃い、
柔らかなサーモンピンクに染まる瞬間が息を飲むほど美しく、
なんとも幻想的で心奪われます。

携帯で撮っているので精度は良くありませんが、
こんなふうに色づいた瞬間です。

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1枚目の写真と同じ窓から撮ったものなので、
その色の違いがお分かりになると思います。

4つある窓の前を行ったりきたりしながら、
だんだんと色を変えていく大きな空を眺めていました。

ウンブリア平原に沈む夕日は、
見ていて飽きません。

きっと前の日だったら、
雪のため、こんなに鮮やかな空を
見ることはできなかったと思うので、
とてもラッキーでした。

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太陽が地平に隠れた後も、
地平線に残光が残っています。

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少しずつ町の灯りがともり、
ローマ帝国時代からある町に
長い夜が訪れました。

「ここが私の家だったら、どんなにいいだろう」
と思いつつ、くらい空に沈んでいく、
町並みを眺めていました。


最近は仕事が大変で、
自分でもイライラしているのが分かるくらいでした。

こちらでは書いていませんでしたが、
実は、少し前に上司が代わりました。

新しい上司の常識が、
私や他の同僚の「常識」と違っていて、
「いったい何を考えているのだろう?」
と思うような指示が多く、
息苦しい日々が続いていました。

上司のいうことだから、
と素直に指示に従っていますが、
たとえば、こんなことを指示されています。

どんな業務をしたか、
1時間ごとに箇条書きで日報を書くようにとか、

タスクシート(仕事一覧)を作って、
毎日、そこに進捗を書くようにとか、

そういったことです。

日報については、
スタッフの業務を把握するためなのかと思っていましたが、
どうやら、きちんと働いているか
チェックするためのようでした。

そういうことをされてしまうと、
なんだか信用されていないような気がして、
仕事への意欲が削がれます。

タスクシートについても、
たとえばプロジェクトなどで働いている場合には
有効な手段かもしれませんが、
私のようなアシスタント業務は、
予定外の仕事ばかりなので、
タスクシートに記入できることがありません。

突然、出張の手配を頼まれたり、
急にミーティングをアレンジすることになったり、
いわゆる On Demand と言いますか、
仕事は予定されておらず、
急に降ってくるものなのです。

上司にはそのことを伝えたのですが、
「皆も書いているのだから、書くように」とのことでした。

杓子定規と言いますか、
臨機応変ということばとは無縁の上司なのです。

同僚に言わせると、
彼の常識とルールに沿って動いていれば、
実際には仕事を怠けていても評価が良い、
とのことではありましたが、
私のように、タスクシートが空欄だと、
あたかも仕事をしていないように見られてしまいます。


そんな窮屈な日常から離れて、
窓を開けて、大きく深呼吸していると、
「リラックス」という言葉は、
こういう気持ちのことを言うんだな、
と改めて実感します。

アッシジ自体は小さな町なので、
そうそう何度も訪れるような場所ではないかもしれませんが、
この居心地の良い見晴らし室でブログを書いたり、
お茶を飲みながら本を読んだりするためだけでも、
またアッシジに来たいと思いました。

アッシジ 大満足の宿

一昨日から泊まっている宿は、
Nさんおすすめの小さなホテルです。

見晴らしが良く、
町の中心に位置しているうえに、
オーナーが親切だから、と聞いていました。


Nさんが言っていたとおり、
部屋の窓からは、
こんな素敵な景色が広がっていました。

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奥のほうに見えるこの教会は、
聖キアラ教会というロマネスク様式の教会です。

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到着した前夜に雪が降ったそうで、
テラコッタの屋根瓦にはうっすらと雪が積もっています。

オーナーの話ですと、
その日の朝は2cmくらい積もっていたそうですが、
日が高くなるにつれて雪が解けたそうで、
ラッキーでした。

坂道だらけの石畳の町なので、
雪が残っていたり、凍っていたりしたら、
きっと歩くのが大変だったと思います。

お昼くらいに到着して、
チェックイン手続きをしたら、
アッシジのガイドブックを貸してくれました。

しかも日本語です!

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ガイドブックを買おうと思っていたので、
こうして貸してくれて、とても助かりました。

ガイドブックは買ったときは読みますけど、
その後、ずっと開かないままで終わったりしがちなので、
お金の節約にもなりました。


しかも、カプチーノを入れてくれて、
私の好きな Macine というクッキーや、
写真は撮り損ねましたが、
ケーキを振舞ってくれました。

クッキーなどのスイーツは朝食室に置かれていて、
好きなときに食べて良いそうです。


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穏やかな口調で話すオーナーは、
私をセフレにしようとしたイタリア人とは全然違って、
おっとりした、人のよさそうな印象を受けました。

現時点ですでに2泊していますが、
この宿がとても気に入りました。

今回の旅行はゆっくりするのが目的でしたが、
浮世のストレスをすっかり忘れて、
のんびりすることができました。

小さなホテルで、
エレベーターがありませんが、
日本でいうところの2階と3階に部屋があるので、
それほど重たい荷物でなければ、
特に困ることはないと思います。

しかも、オーナーのステファンさんが、
部屋まで荷物を運んでくれました。

こちらのホテルになりますが、
ぜひ、またここに泊まりたいと思います → Hotel Trattoria Pallotta