今日はジムに行った後、
カムデンガーデンセンターに行ってきました。
目的は、ガーデンセンターの会員特典である
無料のコーヒーだったのですが、
ルールが変わったそうで、
最低3.50ポンド以上飲食しないと、
コーヒーが無料にならないそうです。
完全無料でなくなってしまったのは残念ですが、
ちょうどジム帰りでお腹が減っていたので、
遅めのランチを食べることにしました。
お天気が良かったこともあり、
店内は、割と混んでいました。
空いているテーブルが2つありましたが、
ソファに深く腰かけて、
両手足を伸ばしたかったので、
年配の女性が1人で座っているソファ席に向かい、
相席をお願いしてみました。
その女性は快くOKしてくれたので、
1人掛けのソファに座って、
Pさんから借りた本を取り出しました。
このときに借りた本です ↓
まだ10分の1も読めていないのですが、
とても役に立つ内容だったので、
早く続きが読みたかったのです。
でも、この年配の女性が話しかけてきて、
結局、1ページも読めませんでした。
きれいな英語を穏やかな口調で話す女性で、
この地域に30年近く住んでいるそうです。
カフェの常連らしく、
私が無料コーヒーを貰いに来ている姿を、
何度か見たことがある、と言っていました。
私にとっては、見ず知らずの人でしたが、
チャイナタウンにあるお勧めのお店を教えてくれたり、
30年前は、運河沿いは倉庫ばかり建っていたことなど、
色々と教えてもらって、楽しかったです。
ソファに座りたくて相席を頼んだのですが、
テーブル席に座らなくて良かったです。
昔の私なら、きっと遠慮して、
テーブル席に座ったことと思います。
昔は、断られることが怖くて、
人に何かを頼むことができませんでした。
と言いますか、
今でも、上手に「お願い」することができません。
そして、人に拒絶されるのが怖くて、
なんでも受け入れていたため、
たとえば付き合っていた人に
大金を貸して戻ってこなかったり、
そのほかにも、いろいろと悲しい思いをしました。
そんな私だったのに、
「断られてもいいから、とりあえず相席を頼んでみよう」と、
何の違和感も覚えずに、相席を頼んでいました。
そして、そのおかげで
1人ぼっちの寂しいランチのはずだったのが、
誰かと一緒に楽しい時間を共有することができました。
「断られてもいいから、自分の希望を伝えてみよう」と、
自然と思えるようになったことで、
自分の世界が広がったような気がしました。
自分の思ったとおりのことにならなかったとしても、
それを笑顔で潔く受け入れる覚悟さえできていれば、
人にお願いすることは難しくないのだな、と思いました。
(もちろん、お願いごとの内容にもよると思いますが・・・)
今日の目的はソファでしたが、
次に同じような状況になったら、
ソファ席じゃなかったとしても、
あの女性のところに行って、
相席をお願いしようと思います。
こちらは、今日のランチです。
いつも同じものばかり注文してしまうのですが、
マッシュルームのオープントーストです。
そして、11月になりましたが、
店内にはジャック・オー・ランタンが飾ってありました。
一番左側のカボチャ、
目と眉毛のあたりの細工が細かくて、
「こういう顔の人、いるよねぇ・・」と、
思わず呟いてしまったくらい、感心しました。
4つ並んでいると、
それぞれ個性があるのが分かって、面白いですね。