20歳近く年下のイタリア人に口説かれた、
その顛末で、こちらの続きです ↓
訳の分からないまま怒鳴られて、
夕食を奢らされて帰宅した私ですが・・・
悪し様に罵られて、
なんだか毒気にあてられたような、
悪いモノに憑りつかれたような気がしたので、
無性にお風呂に入りたくなりました。
よく時代劇などで、
職人さんが「塩、蒔いとけっ!」などと
言っている様子を見たことがありましたが、
まさに、そんな感じの気持ちです。
お風呂に入って体中を洗ったからといって
嫌なものが洗い流されるわけではないとは思いましたが、
とりあえずバスタブにお湯を張って、
江戸っ子職人さん気分で(?)
キッチンにあった料理用の岩塩を
ひとつかみ分、お湯に入れました。
なんとなく、
身を清めたい気分になったのです。
そんなことで清められるのか、
分かりませんが・・・
ゆったりと湯船につかりながら、
「いったい、今日のは何だったんだろう・・」と
またしても、色んな事を考えていました。
とりあえずお風呂でリラックスしたら
気持ちが落ち着いてきて、
その日はぐっすり眠れました。
しかし、翌日、
また彼からメッセージが来ていたのです。
「昨日は、本当に申し訳なかったと思っている。
あれは、君に対して怒ったわけではなく、
僕自身に対して怒っていたんだ。
君と過ごした時間は、とても楽しかった。
それが、あんな形で終わってしまって、
残念に思っている。
できれば、また君と楽しい時間を過ごしたいから、
僕のことを許してくれないか?」
読んだとき、「なに、これ?」と思いました。
健忘症・・・?
自分が言ったこと、
自分の行為を忘れてしまったのでしょうか?
「楽しい時間」って言うけれど、
私には「恐怖の時間」でしたけど・・・?
「また楽しい時間」って、何ですか?
私は、あなたのセフレにはなりませんよ?
いろんな気持ちが湧き出てきましたが、
とりあえず返信せずに、削除しました。
連絡先からも、彼を削除しました。
彼が、単なる「遊び人」なだけであったなら、
そして、私をセフレにするのを諦めてくれたなら、
友達になれたかもしれません。
でも、いきなり怒鳴りつける人なんて、
そら恐ろしくて、関わりたくありません。
これも人生勉強かしら・・・などと思いつつ、
とりあえず身の危険は去ったので、
それだけは良かったです。
人って、付き合ってみないと
分からないものですね。
彼は会計士でもあり、
とても優秀ですし、
会社で会った印象は良かったのです。
私に人を見る目がないだけなのかもしれませんが、
見た感じの印象で人を判断してはいけないな、
と思いました。
こちらは、今日ジムへ行く途中で見かけた家の窓です。
きっちりと植えこまれたシクラメン、
とても几帳面な感じがして、
見ていて気持ちが良かったです。
私は、こういうきっちりしたもの、
整然と並んでいるものが好きみたいです。