バトルして、ガンではないと分かりました

皆さんにご心配をおかけしましたが、
検査の結果が分かって、
ガンではないことが分かりました。

ご心配をおかけして、すみませんでした。

そして、皆さんに励ましていただけて、
ここ数日の不安を乗り切ることができました。

貴重なお時間を割いて、
コメントを寄せてくださった皆さん、
どうもありがとうございました。


検査の結果、甲状腺に嚢胞が出来ていて、
血液が溜まっていることが分かりました。

その中に結節という小さな塊もありましたが、
いずれにせよ良性で、
手術なども必要ないそうです。

ただ、嚢胞がかなり大きく、
しかも大きくなり続けているので、
針を刺して中身の体液を出すことになりました。

・・・と、この結果を貰うまでに、
また一波乱ありました。


一昨日、会社を休んで結果を聞きに行ったのに
結果が出ていなかったことを書きました ↓

その時、ドクターにこう言われました。

「検査後、24~48時間で結果が分かるので、
結果が出たら、秘書が連絡をしますので、
アポイントを取ってください」

昨日の午後3時の時点で、
検査後48時間が経っていました。

でも、秘書から連絡はありません。

4時くらいに、しびれを切らして
秘書の直通番号に電話してみましたが、出ません。

午後5時少し前に掛けても、やっぱり出ません。

仕方がないので、病院の受付に電話したら、
「秘書に連絡するよう、伝えますね」
と言われたのですが、この時点で、
気持ち的にかなり追い詰められていた私は、
堰を切ったように、こう言いました。

「この方は、折り返しをお願いしても、
一向に折り返しが来ません。
だから、こちらに電話したのです!」

「あら、それはおかしいわね。
彼女は割とすぐに折り返しているはずだけど?」

「いいえ、昨日のアポイントを取った時も、
何度も電話しましたが、応答せず、
やっと誰かが出たと思ったら、
そのままワンギリされたのです!

その後、『忙しいから後で電話する』という
一言だけ携帯にメッセージが入り、
折り返しの電話は来ませんでした」

「え、そんなことが? それは、酷いわね・・・」

「ええ、私も酷い対応だと思います。
今日も何度も掛けていますが、繋がりません。
留守番電話にも繋がらないので、
折り返すようメッセージを残すことすらできません」

「分かったわ。今から私が電話して、
あなたに電話するよう伝えます」

「よろしくお願いします」


その電話の後、20分くらいしたら、
秘書から電話がかかってきました。

「お元気ですか?」みたいな、
一般的な挨拶もなしに、
いきなり言い訳を切り出してきました。

「検査の結果は、まだ出てません。
今日も1日中催促していたけれど、
結果は出ていないから、どうしようもありません」

「でも、ドクターは『24~48時間で結果が出る』
と言っていました。
そして、すでに48間以上経っています。
今、結果が出てないのはおかしいですよね?」

「でも、あなたは違う病院で検査をしたから、
その病院に何度も連絡をしているのに、
結果が出ていないのよ」

「違う病院だとしても、
別に郵便でやり取りしているわけではないでしょうし、
電子データではないにしても、
バイク便などを使えば、結果は手に入るはずですよね?」

「でも、今日ずっと1日中催促しているの。
それに、私はあなたに折り返したでしょう?

私はとても忙しくてずっと働いていたのに
1日中(All day)催促していたのよ。

今だって、こんな遅くまで働いて・・・」

怒涛の如く耳に入ってくる言い訳を聞きながら、
私の頭は妙に冷静になり、
こんなことを考えていました。

「この人、絶対に1日中催促なんてしていない。
きっと1回くらいは催促したかもしれないけれど、
実際、『1日中催促し続ける』なんて不可能だもの。
自分を正当化するために、嘘をついている!」

そう思ったら、無性に怒りが込み上げてきました。

例えば検査結果をチェイスするのを忘れたとか、
実際に検査結果が出ていなくて、
48時間という約束が守れなかったなら、
それについては、責任をもって謝罪するべきだと思います。

でも、彼女は「自分に非はない」と、
子供のように幼稚な言い訳をし続けていました。

ちなみに、追い詰められたイギリス人は
こうやって、窮鼠のように言い訳するのが常套手段です。

相手に反論の余地を与えないよう、
とにかく自分を正当化する屁理屈を並べ立て、
相手に口を挟む隙を与えないのです。

私は、「またかぁ・・・」と うんざりしながらも、
この人は「秘書として働くには未熟なんだな」と思い、
諦めて聞いていました。

でも、何も言わずに聞いている私のことを
御しやすいとでも思ったのか、
さらにこんなことを言い出したのです。

「私はきちんと折り返した」

「電話をワンギリなんてしていない」

この言葉を聞いたときに、
いきなり冷たい水を掛けられたような、
衝撃が走りました。

この人、嘘をついている!!

そう思ったときに、
いろいろな考えが頭の中をめぐりました。

当事者であって、
事実を知っている私に対して、
どうしてこんな嘘をつくの?

私の勘違いだとでも言いたいの?

それとも、私が外国人で、
大人しく聞いているから、
バカにしているの?

などなど・・・

彼女が嘘をついている理由が、
理解できなかったのです。

でも、ひとつだけ、
自分の中で確かな感情がありました。

それは、「自分を正当化するために、
人を丸め込もうと嘘をつくなんて、許せない!」
という、強い怒りでした。

私が大人しく黙っているのをいいことに、
私を丸め込もうとしている・・・? と思うと、
さらに腹立たしい気持ちになりました。

そこで私は、怒涛のように話し続ける秘書に対して、
大きく息を吸ってから、ゆっくりとこう言いました。

「少しお待ちください。

あなたは『折り返した』と言いますが、
何か勘違いされていませんか?

先日は、私が何度もメッセージを残したのに
折り返しが来ないので、午後6時過ぎに、
私が、電話したのです。

あなたが電話してきたわけではありません。
覚えてらっしゃらないのですか?」

すると、相手は一瞬黙った後、こう続けました。

「でも、今日は こうして折り返したでしょう?
それに、検査の結果はまだ出ていないのよ。
ただでさえ忙しいのに、1日中催促したのよ!

だから、検査の結果が分かったら、
こちらから電話するわ」

「検査の結果が出るのは、いつですか?」

「そんなの、分からないわよ。
結果が出た時が、そのときよ」

「でも、ドクターは『最長で48時間』
と言ってましたよ?」

「でも、出てないものは、仕方ないでしょ!」

「では、明日の夕方、検査の結果が出ていても、
出ていなくても、私に電話を頂けますか?」

「だから、結果が出たら電話するって言ってるでしょう!
なんで、結果が出てない場合も
電話しないといけないわけ?」

「それは、あなたの仕事ぶりを信用していないからです。

あなたは『折り返した』と嘘をつきました。

こちらが掛けた電話に対し、
応答しないだけでなく、
ワンギリをしました。

しかも、何度かけても
留守電にすら繋がりません。

プロフェッショナルとは言えない行為を
ごく普通に行っている人の言葉を、
どうしたら信用できるというのですか?」

「そんなの、信用してもらうしかないわよ!」

「あなたが、どのように思うかは関係ありません。

私は、私が受けた経験から、
あなたの『電話する』という言葉が、
信用できないのです。

あなたがどう思おうと、
それはあなたの自由です。

でも、私がどのように思ったかということを
あなたが変えることはできません。

純然たる事実として、
あなたは『折り返す』という言葉を守りませんでした。

これは、私が受けた経験であり、
変えることのできない事実です。

そのような経験を受けた私は、
あなたの『折り返す』という言葉を
信じることはできません」

何も言えずに黙っている秘書に、
私はこう続けました。

「では、もし明日中にあなたから電話がなかったら、
明日の夕方、私のほうから電話して、
本当に検査の結果が出ていないのか、確認します。
それで、宜しいですね?」

すると秘書は「分かりました」と不服そうに言いながら、
電話を切りました。


ここまでが、昨日の出来事なのですが、
今日の朝、9時過ぎに秘書から電話がかかってきて
「検査の結果がでました」と言われました。

「やっぱり出てたんじゃない…」と思いつつ、
ここでも、バトルが開始されました。

というのも、検査の結果を伝えるから、
「今日の午後1時に来い」と言うのです。

上司にもこちらの事情を説明しているので、
無理をすれば、それも可能かもしれません。

でも、あまりに急すぎるので、
夕方では無理か聞いたのですが、
ダメだと言われました。

そして、今日の1時に行けなければ、
来週火曜日のアポイントになる、と言うのです。

そもそも、この秘書の仕事ぶりを
まったく信用していない私は、
こう聞いてみました。

「では、電話で結果を教えてもらうことは
できないのですか?」

すると「確認するから、お待ちください」と言われ、
しばらく保留にされた後、
それでOKだと言われました。

応用が利かないといいますか、
頭が固いと言いますか・・・
どうして、いつも私から代案を提案しているのだろう?と、
彼女の通り一遍な仕事ぶりに呆れてしまいました。

そして、午後1時過ぎに
ドクターから電話がかかってきました。

結果は先に書いた通りですが、
もう一度病院に行って、
嚢胞内の体液を抜いてもらうことになりました。

ドクターとの電話の後、
すぐに保険会社に電話をかけて、
この体液を抜くという医療行為について
支払いがなされるのか確認したところ、
問題なく許可されました。

というわけで、来週の月曜日に病院に行って、
体液を抜いてもらってきます。

ちなみに、この来週月曜の予約は、
私が自分で病院に電話をして、予約をとりました。

ドクターが、例によって「秘書が連絡する」と言ったので、
昨日からの腹立たしさも相まって、
「彼女のことは信用できないので、自分でやります」と、
考えるよりも先に口に出していたのです。

あ、しまった・・・と思ったものの、
今さら言った言葉を消すこともできません。

でも、ドクターは「すみませんでした」と謝りながら、
放射線科の電話番号を教えてくれました。


今回のことでは「ガンかもしれない」と焦っていたため、
かなり強引に、いろいろなことを主張してきました。

そんなふうに強く張する自分は嫌なのですが、
でも、もしそれぞれの場面で強引に主張しなかったら・・・?
と考えると、きっとまだ結果を知ることができず、
不安な週末を迎えていたことと思います。

今回のことで、前にNさんが言っていた、
「この国は、『言った者勝ち』だから」という言葉を
身に染みて理解したような気がします。

黙っていたら、後回しにされてしまう。

黙っていたら「御しやすい」と舐められて、
無責任な対応をされてしまう。

日本によくある「察する」という言葉は、
この国の辞書には存在していても、
その行為自体は存在しないのだと思います。


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posted by イチイ at 23:15Comment(19)健康になるために