決断しました

前回のブログで、
「アパートのことで、ある決断を迫られている」
と書きました。

こちらにも書きましたが ↓
アパートを買ったら、
良い同居人が見つかるまで、
Air B&B で部屋を貸すつもりでした。

そう考え始めたのが1か月半前くらいだったので、
すぐに弁護士にメールを送って、
Air B&Bで貸し出せるか、確認するよう依頼しました。

というのも、イギリスのアパートの大半は、
地主が土地を所有していて、
アパートのオーナーは地主と
アパートが建っている土地のリース契約を結ぶのです。

そのため、アパートの改修や、
住居以外の用途に利用するときなどは
地主の許可を得る必要があります。

そのため、地主に連絡をとって、
確認してもらうよう依頼したのです。

しかし、その後 3回催促しても
返信がありませんでした。

でも、不動産屋さんが私の弁護士に
「早く Exchange して下さい」と催促したらしく、
昨日、ようやく返事がきたのです。
そこには、こう書かれていました。

「『このアパートは、一世帯が住むこと』と
リース契約に記載されているので、
Air B&B では貸し出せません」

つまり、Air B&B で貸し出すことができないので、
同居人が見つかるまでの間、
ローン返済をすべて自分が負担することになります。

ロンドン市内の通勤圏内のアパートなら、
今の賃貸アパートを引き払って、
買ったアパートに引っ越して
ローンの返済をすることもできますが、
田舎のアパートなので、
そういうわけにもいきません。

かといって、焦って同居人を見つけて、
後で困った事態になっても困りますし、
すぐに同居人が見つからない可能性もあり、
どう考えても、リスクが大きすぎます。

しかも、「一世帯が住む」ことしか
許されていないなら、
同居人(ハウスシェア)は家族ではないので、
ハウスシェアさえ許可されない可能性があります。

そうなると、ロンドンの家賃のほかに
ローンを全額返済してくことは、
私の収入では、不可能です。

このことを、ずっと悩んでいるのです。

ローンが返済できないなら、
買うことをやめるよりほか、
選択肢はありません。

でも、それに伴う出費、
売り手や不動産屋さんにかける迷惑を考えると、
考えるのが嫌になって、
「あああ」と頭を掻きむしって、
それ以降の考えが進まないのです。

買うのをやめる。

それしか選択肢がないのに、
周りへの迷惑が怖くて、
そして失うことになるお金がもったいなくて
決断できずにいたのです。


しかも、日曜に Nさんに会って、
病気のこととアパートのことを相談したときに、
こう言われたのです。

「ガンだったとしたら、
治ったとしてもローンが組めるとは
限らないんじゃない?

だって、例えば『余命5年』と分かっている人、
つまり20年のローンを完済できないと分かっている人に
お金を貸す銀行なんて、あると思う?

もしかしたら組めるかもしれないけど、
死んだときの保険金で全額返済できるよう、
高額な生命保険に入ることが義務付けられて、
それだけ毎月の出費が嵩むんじゃない?

仮にガンだったとしたら、
今のうちにローンを組まないと、
Now or Never (今か、無か)で、
一生、家なんて買えないかもよ?」

その後、ネットなどで調べてみたら、
確かに重篤な持病のある人がローンを組む時には
銀行からの条件として、
生命保険加入が義務付けられているようでした。

Now or Nver なら、
多少無理してでも
買っておいたほうが良いかも・・

そんな風に思うと、
「買わない」という決断ができなかったのです。


でも、「自分は決断できない」もしくは
「決断するのが苦手なんだ」と自覚すると、
その欠点を直すために、
無理にでも「決断しなくては!」と、意識できます。

これからは、レストランのメニューも、
アパートを買うかどうかも、
自分が何をするか?ということも、
その逆に、何をしないか?ということも、
きちんと自分で考えて、
自ら決断を下さないといけないのだ と、
今さらながら、あ自覚しました。

そうしないと、
後で「パンケーキが良かった」とか、
「ロンドン郊外でアパートを買えば良かった」とか
あれこれ考えたり、後悔することになります。

今さらながら、
「責任をもって決断する」ことの意味を、
そして、私にはそれが出来ていなかったことを、
認識したような気がしました。

何十年もの間 染みついた行為を変えるのは
苦労するとは思いますが、
このままでは何も変わらないし、
これからも困った事態に陥り続けるでしょうから、
少しづつでもいいから、
変わっていくために努力しようと思います。


そして、私はアパートを買うのを、
やめることにします。

というよりも、
自分が真っ当な生活をするためには、
Air B&B でも、シェアでもいいので、
人に貸せる物件を買うよりほか、
選択肢はありません。

人様に迷惑をかけてしまうことになりますし、
しかも、既に住宅ローン用の
積み立てを解約しているので、
もらえるはずだった政府からの補助金などを含めると
その損害額は、
日本円にして60万円位になります。

それでも、長期目線で見たときに、
負担額がかさむ可能性高く、
自分の死活問題にかかわってくるので、
そこは迷惑を我慢してもらうしかありません。

新しいアパートで使うために、
色々と買い込んでしまったものがありますが、
それは E bey (オークションサイト)で売ろうと思います。

私はE bay を使ったことはないのですが、
同僚で詳しい人がいるので、
その人に教えて貰えば、何とかなると思います。


色々と考えた末に、ようやく決断しました。

あとは、決断した内容がブレないように、
それだけに気を付けて、
ことを進めて行こうと思います。


こちらは、病院の帰りがけに立ち寄った
Fenton House のお庭です。

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子供たちが走り回っていて、
とても平和そうです。

子供の頃は、痛い思いや苦しい思いばかりしていましたが、
少なくとも「自分で決断」する必要はありませんでした。

「決断しないで済んだ、子供のころは楽だった・・・かなぁ?」

そう思った直後、こう口にしていました。

「いやいや! また、あんな辛い思いをするくらいなら、
決断の結果が、すべて自分のせいになったとしても、
どんなにプレッシャーを感じたとしても、
自分で決断するほうが、百万倍もマシ!!」

「辛さ」の質は違いますが、
あの頃の辛さに比べたら、大したことはありません。

痛くもないし、悲しくもないし、
追い出されて住むところがなくなるわけでもないし、
怪我をするわけでもないし・・・

そう思ったら、
喉のことも、アパートのことも、
何とかなりそうな気がしてきました。

こういうのも、「自信」と言うのでしょうか。
「自信」という言葉を聞いて思い浮かべるものとは
全然違いますけれど・・・

でも、「自分は大丈夫」と思えるのは、
自分を信じる(自信)ことに繋がるかもしれない、
そう思いました。

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posted by イチイ at 18:23Comment(14)日記

決められない自分

イタリア旅行を諦めて病院に行ったのに
検査の結果が分からず、昨日は、
「こんなことなら、イタリアに行けば良かった・・・」
と呟きつつ、うなだれながら病院を出ました。

気分が落ち込んでいたので、
イタリア旅行ほどでないまでも、
自分が喜ぶことをしよう!と思い、
前から気になっていたカフェへ行ってみました。

Burgh House という、
地元の歴史を紹介している、
小さな博物館に併設しているカフェです。

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こんな感じのテラス席があって
前から行ってみたいと思っていたのです。

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風が少し強かったのですが、
暑くもなく、寒くもない陽気だったので、
少し奮発して、外でランチを食べることにしました。

ここで、ちょっと考えさせられることがありました。

外のテーブルについて、
椅子に座ろうと思ったら、
インド系のウェイターがやってきて、
「ご注文はお決まりですか?」と聞いて来ました。

まだ椅子に座ってもいないので、
当然、メニューも見ていませんでした。

でも、そこで咄嗟にこう思ったのです。

キッチンは室内だし、
わざわざまた外に出てこさせるのも申し訳ないから、
今、ここで決めちゃおうかな・・・

そして、「何かお勧めはありますか?」と聞いたら、
ウェイターの男性は、こう言いました。

「そうですね、こちらのチキンがおすすめです」

「では、そちらでお願いします」

そして、出てきたチキンが、こちらです。

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カツレツでした。

私は、胃もたれしやすい性質なので、
油で揚げたものだと知っていたら、
きっと注文しなかったと思います。

決して不味くはありませんでしたが、
特別「美味しい!」と思うほどでもなく、
「まぁ、こんなものかな」と思って食べていました。

そして、何気なくメニューを見たら、
アメリカ風パンケーキというのがあって、
「こっちのほうが良かったな」と、
思ってしまいました。

そして、よく見ると、
このチキンはメニューの中で、
最も料金が高いものでした。

チキンにそれほど満足できなかったこともあり、
こんな考えが、頭をよぎりました。

「もしかして、ウェイターさんは、
美味しいものじゃなくて、
単に自分が一番 儲かるものを勧めただけかも・・・?」

そして、ハッとしました。

これって、今までの人生で私がやってきたこと、
そのままだ、と気づいたのです。

疲れているから。

面倒だから。

よく知らないから(調べるのがイヤだから)。

責任を取りたくないから。

そのときどきで理由は様々ですが、
これまで何かを決断しなければならないとき、
ウェイターさんにメニューを勧めてもらったように、
自分の頭で考えることなく、
人任せにしてきました。

そして、その決断の結果が
思っていたようなものでなかったとしても、
「ま、こんなもんよね」と、すぐに諦めて、
印象にも残らず、さっさと忘れてしまっていました。


でも、たとえばウェイターさんのお勧めを聞いたとしても、
その後で、じっくりと自分でも考えてみてから
きちんと料理を決めていたなら、
それが美味しくなったとしても、
「でも、これが一番美味しそうだったから仕方ないよね」
と思うことができて、
後から「パンケーキが良かった・・・」などと
後悔というほどでもありませんが、
小さな遺恨を残すこともなかったはずです。


たかがレストランのメニューなら、
別に大したことありません。

でも、過去の自分を振り返ってみると、
いつも人任せにしていて、
自分で主体的に決断した覚えが、ほとんどありません。

人に任せられない状況のときには、
決断を後回しにして、
「もう、それしか選択肢がない」という、
いよいよの状況になってから、
その選択(決断)をしていました。

つまり、私は「決められない」人間なんだ、
ということに、今更ながら気づいたのです。


そして、実は今、
私はアパートのことで、
ある決断を迫られているのです。

少し長くなってしまったので、
そのことは、次回のブログで説明させてください。