確信犯を見て、「最近の若い人は・・・」と呟いてしまいました

今日、会社で少し嫌なことがありました。
真面目一辺倒でやってきたせいか、
融通がきかないだけなのかもしれませんが、
どうしても理解できないことがあったのです。

私の勤めている会社は経費削減を励行しており、
駐在員さんたちが日本に行くときには、
ビジネスやプレミアムエコノミーで帰国できたところを、
「今後はすべてエコノミークラスにするように」という告知が、
2週間くらい前に発表されたのです。

そして今日、若い駐在員さんが、
自分で旅行会社に電話をして
プレエコでフライトを予約したのです。

私は50人くらいいるチームのアシスタントをしているため、
1日あたり5-6軒のフライトを新規で予約しています。

同じ日のうちに何十回も旅行会社に電話を掛けることが多く、
旅行会社の人とも顔なじみ(声なじみ?)になっていたので、
旅行会社の人が、わざわざ教えてくれて、
このことを知りました。

「御社から伺っている規定に違反していることを
再三 お伝えしたのですが、
『そのままプレエコで予約するように』と言われ、
こちらとしてはお客様の言うとおりに予約するしかないので、
予約をして、発券まで済ませました」

それを聞いた私は、
その人のところに行って
エコノミーで予約し直すよう伝えたのですが、
なんだかんだと屁理屈を言って、
予約を取り直そうとしません。

「だって、発券されたってことは
予約が承認されたってことでしょ?」

「この前、他の人もプレエコで予約してましたよ」

「このまま何も言わなければ、大丈夫だよ」

「僕はロンドンに来るときもプレエコだったから、
その規定とは関係なく、帰りもプレエコのはず」

などなど・・・・
まったく聞く耳をもってくれません。

でも、このままプレエコ予約を見逃しては、
「見て見ぬふりをした」などと
後で私に火の粉がかかっては大変だと思い、
気を強く持って、こう言いました。

「ほかの人が規定違反をしたからといって、
自分も規定に従わなくていい、
という道理はないと思います」

すると、「その規定には、僕は該当しないはずだ」
などと言い出す始末です。

そこで、規定を担当している部署に確認したところ、
「XXさんに、エコノミーで予約し直すように伝えてください」と、
思った通りの回答が届きました。

そして、そのメールを彼に転送して、
さらに彼のところへ行き、
「さっきメールを転送しましたが・・・」と話し始めたら、
彼は「チッ!」と舌打ちして私の話を遮り、こう言いました。

「でも、他の人もプレエコで予約してますよ!?
人によって対応が違うのは、おかしい思います。
だから、これでいいはずです!」

そこで、私はこう答えました。

「その人は規定が改訂されたことを知らないか、
プレエコのほうがエコノミーよりも安かったか、
何らかの事情があったのではないでしょうか」

それでも、彼は引きません。

「でも、それなら僕もプレエコでいいはずでしょ」

ここまで話をして、諦めたと言いますか・・
愛想を尽かしたと言ったほうがいいかもしれません。

私は、最後にこう言ってその場を去りました。

「規定に不服があるのでしたら、
XX課のXXXさんがご担当なので、
彼女と直接交渉してください」


彼は、25歳くらいだと思います。
若くしてイギリスに駐在するくらいだから、
優秀な人なのだと思いますが、
ルールを守ろうとしない姿勢に驚きました。

しかも、駐在員の中では下っ端のほうで、
自分よりも目上の人たちがエコノミーを利用しているのに、
たまたま(もしくは意図的に)同僚が
まんまとプレエコの予約ができたことを知って、
自分もそれに倣おうとする姿勢にも、
彼の狡さを見たような気がしました。

規定違反だと知っていて、
上手くそれを誤魔化す方法を知っていて、
それを黙って用いて、自分だけ得をすることに、
少しも罪悪感を抱いていないようです。

旅行会社の人が教えてくれなければ、
彼はそのままプレエコで帰国したことでしょう。

そして、私のような事務員の言うことなど、
意にも介していません。

本当は「してはいけないこと」だと分かっていて、
会社の経費を必要以上に使っているのだから、
私としては、横領とか詐欺行為と紙一重のようにも思えるのに、
彼は「何が悪いの?」と本気で思っているようです。

知らないで予約してしまったならまだしも
確信犯というのは、
本当に手に負えないものだ と思いました。

結局、私は「最近の若い人は・・・」と呟きつつ、
彼とXXさん宛にこんなメールを出しました。

「規定ではエコノミークラス利用となっています。
エコノミーで予約することに疑問があるようでしたら、
直接、XXさんにご確認ください」

正直なところ、こんなメールを送っても、
彼がエコノミーで予約をし直すことはないと思います。

でも、私が「エコノミーで予約しないといけない」
と伝えた証拠を残しておかないと、
「イチイさんが予約してくれた。
プレエコがダメとは知らなかった」などと
平気で嘘をつきそうな気がしたので、
メールを出しておいたのです。

と言いますのも、
実は同僚の事務員が似たような目に
遭ったことがあるのです。

あるスタッフが、本来エコノミーで出張すべきところを、
自分でビジネスクラスを予約したのです。

出張から戻って、たまたまそれが上司の知るところとなり、
上司に問いただされたときに、
「〇〇さんがビジネスクラスを予約した。僕は知らない」
と事務員のせいにしたことがあったのです。


誰も彼もが、会社のお金で利を得ようと、
会社から搾り取れるものは、
とことん搾り取ろうとしているような気がして、
なんだか嫌になってしまいます。

私の何倍、人によっては何十倍もの給料をもらっているのに、
なぜ、さらに会社から搾り取ろうとするのでしょうか?

そういうことをする人たちは、
決して性格が悪いわけではないので、
たぶん「皆がそうしているから」という理由のもと、
そういう悪習に慣れ切っているだけなのかもしれません。

なんだか、世知辛い世の中ですね・・・


ところで、このときに植えた見切り品のベゴニア ↓
とても元気になって、
沢山の花を咲かせてくれています。

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毎朝、会社へ行くときに見るのが楽しみです。

ミニバラのような花が可憐で素敵ですし、
花もちも良いので、
来年も同じ種類を植えたいです。

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posted by イチイ at 23:20Comment(4)仕事のこと