昨日は気分が落ち込んでいたこともあり、
せっかくのお天気だったのに
家から一歩も出ませんでした。
ネットサーフィンをしたり、
いまだに手続きが完了しないアパートに
置くための家具を探してみたり、
ベッドの上でゴロゴロしてみたり、
無為に過ごしていた1日でした。
そんな過ごし方をしていたのですが、
先日訪れた Fenton House で
気に入った水彩画があったのを思い出し、
その作家の絵が欲しいな・・・と
探してみたのです。
その画家は Helen Allingham という
19世紀後半から20世紀前半に活躍した女性で、
柔らかでありながら鮮やかな色合いと
わずかに霞がかったようなタッチが特徴の
優しい雰囲気の絵を描くのです。
Helen Allingham の絵は、
小さな水彩画でも百万円以上するので買えませんでしたが、
何かきれいな水彩画が欲しいな…と思い、
手頃な価格のものがないかネットで探してみたのです。
すると、Esty というサイトを見つけました。
色んな人たちが手作り品を販売しているサイトです。
そのサイトを2時間くらいかけて物色し、
幾つか気に入ったものを見つけたので、
思い切って購入しました。
今の部屋に飾ってもいいし、
アパートが手に入ったら、
アパート購入記念として部屋に飾ってもいいかな、
と思ったのです。
そして、4枚の絵を買うことにしました。
この下の2枚は、イギリス在住の方が描いた、
スケッチ的なイギリスの田園風景です。
これを描いた方は水彩画の教室を開いていて、
生徒さんたちの前でデモンストレーションとして
描いた絵を販売していました。
暗くて長い冬に観たら、
明るい春を思い出させてくれそうな、
明るい色の元気な絵のように思ったのです。
そして、この下の2枚は、
イタリアに住んでいる女性が描いたものです。
こちらは「私は画家として協会に登録されています」
と書かれていましたので、
画家を本業としている人のようです。
写真だと分かりずらいかもしれませんが、
「さすがイタリア人!」と唸りたくなるような、
鮮やかな色彩センスに心惹かれました。
風景画のはずなのに、
まるで夢の国のような色合いで、
見ていると明るい気分になるような気がしたのです。
何もせずにゴロゴロしていたくせに、
お金ばっかり使って・・・と思いながらも、
「私のアパートに飾るんだもん!」と
自分に言い訳をしつつ、買ってしまいました。
1枚あたり20-30ポンドくらいなので、
100ポンド(約1万5千円)くらい使ってしまいました。
自己満足の無駄遣いだったかもしれませんが、
言い訳をさせていただくと、
自分の気持ちを明るくしてくれるもの、
を買いたかったのです。
明るい色彩の絵画が、
常に目に入るところにあったら、
それを目にしたときだけは
気持ちが明るくなるんじゃないかな?と思ったのです。
自分の周りに、
自分を笑顔にしてくれるものを置いておけば、
少しは Happy だと思える時間が増えるのではないか、
そんな期待を込めて買ったのです。
この写真だけだと分かりずらいと思いますので、
絵が届いたら、また写真をご紹介しますね。