最近、いろいろとお話したいことが沢山あるのですが、
頭のなかで上手くまとまっていなくて、
に表現するのが難しいだけなのかもしれません・・・
先週末、ズンバのインストラクターになる
トレーニングを受けてきました。
インストラクター養成コースの先生の話では、
普段は100人くらい集まるらしいのですが、
今回はたったの21人でした。
道理で、直前でも申し込めたわけだ・・・
と思いつつ、Aさんと一緒に受けてきました。
先生は、スレンダーな金髪碧眼のきれいな人でした。
ただ、生徒の中に、
「きちんとダンスを習ったことがあるんだろうな」
と思わせるようなステップの人がいて、
その人に対して、
少しだけ目の敵にするような言動があったのが残念でした。
「ズンバはダンスとは違うんだから」とか、
「きれいなステップを踏むよりも、
分かりやすいステップがいいのよ」とか、
その人のことをチラチラ見ながら、言っていました。
ハッキリ言って、その人の踊り方は、
先生よりも、ずっときれいでした。
同じステップで踊っているのに、
手首の動かし方とか、
ターンの仕方がしなやかでブレがなく、
しかも余韻を感じるような仕草なので、
見ている人の目を楽しませてくれる踊り方なのです。
でも、先生がやっている通りに踊っているわけで、
決して「私はうまいのよ」とひけらかしたり、
わざと大袈裟に踊ったりしているわけではありません。
だから、先生と同じ「分かりやすいステップ」を踏んでいるのです。
「分かりやすくて、きれいなステップ」なので、
正直なことを言うと、「先生よりも その人に習いたい」、
「その人みたいに、キレイに踊りたい」と思ったくらいです。
先生と全く同じステップを踏んでいるのに、
動きが美しいから、
ついつい、その人に目が行ってしまうのです。
多分、私以外もそういう人が多かったみたいで、
その人に見とれている人もいたりして、
彼女は、かなり目立っていました。
おそらく、先生もそのことに気づいていて、
でも、他の生徒さんの手前、
「自分のほうが良いのだ」と主張したかったのかもしれませんが、
個人的には、単なる言いがかりか、
妬みにしか思えませんでした。
そんな目で見てしまったせいか、
最後のほうは、先生の色々な言動が鼻についてしまい、
ちょっとウンザリしてしまいました。
たとえば、ズンバのインストラクターになると、
ズンバのオフィシャルウェアが割引価格で買えるのです。
そして、先生は誇らしげにこう言っていました。
「たとえば、自分が25%引きで買ったら、
それを自分の生徒さんたちに10%引きで売れば、
生徒さんたちは定価よりも安く買えるし、
自分は15%儲かるでしょ?
私が着て踊るだけで、
生徒さんたちは面白いように買うから、
すごく儲かるわよ」
その誇らしげな言い方が、
私にとっては生徒さんたちのことを
「彼らは単純だから、すぐに買うのよ」と
バカにしているように感じたのです。
何だか人を小馬鹿にしているようで、
なんだか苦いものを飲み込んだような、
嫌な気分になってしまったのです。
でも、きっと先生はそんなつもりはなくて、
「儲かること=良いこと」だと思って、
親切心から、私たちに儲けの手段を
教えてくれたのだと思いますが・・・
生徒さんたちの「やせたい」とか
「健康になりたい」とかいう気持ちを大切にしたいとか、
「自分が楽しいからやるんだ」みたいな気持ちではなく、
「生徒=お金をもたらしてくれるもの」としか
思っていないように感じてしまったのです。
インストラクターの収入だけで
食べていくのは大変でしょうから、
それも仕方ないと思いますし、
多分、私が甘すぎるのだと思います。
でも、営利と自分の虚栄心を満たすためだけに
インストラクターをやっている人のように思えて、
「素晴らしいインストラクターだわ」とか、
「あんな人になりたい」とは
どうしても思えなかったのです。
世の中には色々な人がいますし、
彼女はインストラクターとしては
大成功している人なので、
私のような素人がとやかく言う資格もないのでしょうが、
ただ、なんとなくズンバのインストラクターに対する
印象が悪くなってしまい、残念な気持ちになりました。
きっと、私が甘すぎるのだと思います。
そう思いつつ、「ああいう人にはなりたくないな」
と思ってしまう自分がいます。
ところで、こちらは近所で咲いているアネモネです。
アネモネは可愛いのですが、
1mくらいの大きさになるので
テラスで育てるには大きすぎます。
でも、こうして毎日ご近所の前庭で堪能できるので、
とても有り難いと思います。