昨日、「Disney's Christopher Robin」を観てきました。
邦題は、「 プーと大人になった僕」となっているようで、
文字通り、大人になったクリストファー・ロビンと
プーさんたちの話です。
きっと見た人によって印象は違うのだと思いますが、
私は、少し中途半端なお話のように感じました。
プーさんたちが動いているのは可愛いのですが、
オールド・プーのような,
割とリアルなプーさんたちなので、
ディズニーのアニメキャラクターに比べると、
どうしても可愛さが少し劣るような気がしてしまうのです。
クリストファー・ロビンが働いている会社での出来事も、
「ファンタジーだから・・・」と納得して観ていたつもりですが、
中途半端に現実っぽいために、
完全なファンタジーやコメディーとして割り切って楽しめず、
「いや、そんなこと、ありえないよね~」と
思わず突っ込んでしまいました。
でも、この点については、
もしかしたらロンドンに来たことのない人にとっては
「中途半端に現実っぽく」は感じなくて、
まるきりファンタジーとして楽しめるのかもしれません。
たとえば、クリストファー・ロビンが勤める会社は、
私が通勤の途中で目にしているエリアにある設定なのです。
だから、Bank of England 周辺など、
普段見慣れている景色を背景にして、
プーさんたちが動き回っていたので、
妙に現実っぽく感じただけのような気もします。
見終わった後には ほっこりとした気持ちになりましたが、
なんだか完全なファンタジーとして、
映画に入り込むことができなかった気がしました。