花泥棒に間違われました

今日、夕方の7時くらいに
ボランティアしているガーデンで
枯れたバラの花を切っていました。

車道に面したフェンスに這わせた
ツルバラをきっていたきのことです。

「あなた、花を摘んでるの!?」

少しトゲのある、若い女性の声が聞こえました。

顔をあげてみてみると、
ボーダー柄のミニ丈ワンピースを着た
金髪をした20歳くらいの女性でした。

「いいえ、バラの世話をしているんです」

その言葉を聞いても、
剣のある顔つきでじっと私を見ています。

花泥棒に間違われたのは久しぶりだなぁ、
と思いつつ、こう言いました。

「あちらのゲート、閉まってますけど
私は鍵を持っているので、南京錠は開いています」

すると、怒ったような足取りでゲートへ行って
施錠されていない南京錠を一瞥すると、
「フン!」と言って、そのまま行ってしまいました。

これを見たとき、こう思ってしまいました。

「フェンスの外に這わせているバラの手入れをするのは、
もうやめようかな・・・
そしたら、こんな嫌な思いをすることもないだろうから」


その後も、なんだか失礼な人だったなぁ・・・と思いつつ、
まぁ、花泥棒と思って問いただすということは、
それだけ治安が良いということだし、
ガーデンのことを思ってくれてのことだから、
まぁ、いいか・・・と、作業を続けていました。

でも、作業をしていても、
心の中のモヤモヤが晴れないのです。

もらったばかりのバラ剪定用手袋をしていたし、
横には枯れた花が沢山入った大きなバケツがあり、
私の様子を暫く観察していたなら、
枯れたバラを切っていると分かりそうなものです。

つまり、ぱっと見た時に
私がバラを切っていることに気づき、
すぐに声をかけてきたということです。

すぐに人に注意してきた姿勢、
その行為自体は、正義なのかもしれません。

でも、真偽を確かめずに注意してきて、
私が言ったことが正しいと分かった時に
謝りもせず、「フン!」と怒ったように
その場を立ち去ったことから、私はこう思ったのです。

自分が間違っていたことが分かったときに、
それを認めることのできない狭量さに基づいた「正義」には、
そこには「自分は必ず正しい」といった確信のような、
悪い言い方をすると「驕り」のようなものがあり、
つまりは「自分は、良いことをしている」と思いたいがための、
自己満足から出た行為のような気がしました。

中途半端な「正義」と言いますか、
純然たる意味での「正義」の行為ではないように思えて、
それに対して腹立たしく思ったのだと思います。

自分が「正しい」と思うことを実行することは大切ですが、
その行為にはある程度の責任が伴うわけですから、
きちんと「自分が正しいと思っていること」が本当に正しいのか、
いろいろな角度から考えるようにしないと、
単なる独りよがりの行為になってしまうのだな、と思いました。

最近は、昔と違って
ある程度行動を起こすことができるようになった私ですが、
それでも軽はずみな行動をしないように
きちんと考えて行動する癖をつけないといけないのでしょうね。


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posted by イチイ at 21:14Comment(8)誰かのためにできること