バラの春剪定

最近は毎日、
会社帰りにガーデンに行って
バラの剪定作業をしています。

バラが花盛りなので、
枯れたバラを切るのが追い付かず、
ほぼ毎日通っています。

今は夜の9時まで明るいので、
夜の7時ころから8時半くらいまで、
作業しています。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
イギリスのバラ(イングリッシュローズ)は、
日本やフランスのバラよりも
花もちが悪いのです。

盛りなのはせいぜい2-3日で、
あっという間に散ってしまうので、
毎日、もしくは最低でも1日おきに
枯れかけた花を切りにいかないと、
すぐに みすぼらしい状態になってしまうのです。

バラの種類にもよるのですが、
たとえば、フロリバンダという、
1つの枝に複数の花が咲くタイプは、
枯れたバラを1週間くらい放置していると、
茶色く枯れた花弁が隣の蕾と癒着してしまい、
これから咲くはずの蕾が腐り落ちて、
花が開かないこともあるのです。

というわけで、次に咲く花のことを考えると、
枯れはじめたバラは速やかに切る必要があります。


バラの数が多いので、
毎日、このガーデニングバケツ(30リットルサイズ)に2杯くらい、
枯れたバラを切っています。

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花弁が落ちてしまうと、
他の蕾や葉っぱにくっついてしまうので、
枯れ落ちる寸前のものや、
もうすぐ枯れそうなバラも切ってしまいます。

そのほうが、これから咲く蕾に栄養が行くので
花が長持ちするのです。

単に花を切るだけでなく、
次に咲くバラを美しく咲かせるために、
外に向かっている立派な葉っぱ(5枚葉)の上で
切っています。

バラは上に伸びる性質があるので、
花首だけを切ると、
その直下の細い枝葉から新芽が出てきます。

でも、それだと栄養がきちんといきわたらず、
次の花は、ひょろひょろした枝に咲くことになり、
小さな花しか咲かないのです。

そこで、思い切って少し下のほうから、
元気の良さそうな芽が出そうなところで、
しかも外側に向かって芽が出そうな場所で剪定します。

内側に向かって芽が伸びてしまうと、
バラの内側が葉っぱで蒸れてしまい、
うどんこ病などの原因になるので、
外側に芽が伸びるように、考えながら切ります。

でも、あまり下のほうで切ってしまうと、
次の芽が伸びるのに時間がかかるので、
適度に上のほうで、
しかも、外側に芽が伸びそうなところで切る必要があり、
なかなか頭を使う作業でもあります。

冬剪定もそうですが、
将来「こんな形に枝が伸びるだろう」ということを考えつつ、
剪定していくわけです。


こんな風に、毎日行っているのには、
理由があります。

実は、今週末のロンドンは、
Open Square Weekend というイベントがあり、
普段は入れないプライベート庭園や、
有料のガーデンに入り放題になる日なのです。

入り放題といっても、無料ではありません。
1日券(10ポンドくらい)を買うと、
イベントに参加している庭なら、
どこでも自由に入れるのです。

実は、去年のこのイベントのときに
Jさんと知り合いました ↓

思えば、このときからガーデニングのボランティアを
することになったのでした。

このときにも書いていますが、
去年は「枯れたバラが多いなぁ」と少し残念に思ったので、
今年は誰もそんなことを思われないような、
逆に「手入れの行き届いたガーデンだな」と思ってもらえるような、
そんな状態で、人々を迎えたいと思ったのです。

私は右腕に腱鞘炎の持病があるため、
直前に時間をかけて一気に剪定したら、
きっとまた腕が痛くなって大変なことになると思い、
前日に何時間もかけて剪定しないで済むよう、
前もって枯れたバラを切り続けているのです。

今週末は、きっと普段訪れない人たちも
私たちのガーデンに来てくれると思うので、
来てくれた人が「素敵だな」と感じてくれるよう、
がんばっています。


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posted by イチイ at 07:58Comment(4)バラのこと