今日、ジムに行ったら、
スタジオのエアコンが壊れていました。
この真夏日にエアコンなし!?
・・・と、帰りたくなりましたが、
皆、天気に釣られて外で遊んでいるのか?、
普段に比べて随分と人数の少ないクラスだったこともあり、
帰ったらインストラクターに申し訳ないような気がして、
そのまま頑張ってクラスを受けました。
受けたのは Body Combat という、
キックボクシングなどの要素を取り込んだ、
ハイインパクトのエアロビみたいなクラスです。
「1時間で600キロカロリー以上を消費する」
という謳い文句なだけあって、
かなりの運動量です。
運動を始めると、
すぐに汗が噴き出してきました。
眉間にシワを寄せつつ、
やっぱり帰れば良かった・・・と後悔しながら、
「うう、辛い!」
「思っていた以上にキツイ!」
「ああ、喉が渇く!」
そんなことをブツブツ呟きつつ、
ちらちら時計を見ながら
「早く終わらないかなぁ」と思っていました。
そして、あまりに暑かったので、
上に着ていたタンクトップを脱いで、
スポーツブラだけになったのですが、
そこで、常連の女性が
こんな風に声をかけてきました。
「あなたのお腹、ペッタンコね!
どうしてるの!?」
この女性、おそらくスペイン系の人で、
ご自分の見た目に、
とても気を遣っている人なのです。
いつもノーブラなのに
身体にぴったりフィットするタンクトップを着て、
お洒落な野球帽をかぶっています。
いつも最前列の鏡の前を陣取って、
先生よりも自分を見ながら運動している人です。
形のはっきり分かる胸はキレイなお椀型で、
他の常連さんによると、
人工的なもの(豊胸手術)らしいです。
言われてみると、
激しい運動をしても胸があまり揺れず、
形が乱れることもないので、
本当に人工的なものなのかもしれません。
話は逸れましたが、
その女性が、ぺろりとシャツをめくって、
自分のお腹を見せながら、
「ほら、私はこんななのよ」と言いました。
見せられたお腹は、
肌のハリもあって、キメも細かくて、
別にポッコリしているようには見えませんでした。
「あなたもペッタンコでキレイなお腹ですよ」
そう答えると、
彼女を首を振りながら、こう答えました。
「違うのよ。ただ平たいだけじゃダメで、
ほら、ココのこの線がないとダメなの」
と、脇腹を上から下になぞるようにしました。
言われてみれば、
私のお腹は、ハリはありませんが、
脇腹に、うっすらと縦線が2本 見えています。
実は、ジムの筋トレクラスを
週に1回受けるようになったのですが、
そこで「ぐぅうううう!!」と唸りながら、
腹筋をしていたおかげで、
うっすらと筋肉がついていたようです。
生まれてこの方、
体形を褒められたことがなかったので、
しどろもどろになりつつ、
ようやくこう答えました。
「えっと、ジムのクラスを受けてるだけです。
毎週水曜日 7時からのクラスで
筋トレしてるからかもしれません。
でも、それ以外には何もしてません」
曲と曲の合間だったので、
会話はそれで終わりました。
自分では大した腹筋ではないと思いますが、
それでも、美意識の高い人に、
目ざとく指摘してもらえたという事実が、
嬉しかったです。
体育の成績は1と2しかとったことがないという、
運動音痴な私ですが、
下手は下手なりに、
ジム通いを地道に続けていて良かったです。
アラフィフになっても腹筋が発達することも、
新たな発見です。
この年になったら、
身体は退化するばかりだと思っていたので・・・
これまで、なんとなくジムに通っていただけですが、
食べ物とか、普段の姿勢などに気を付ければ、
もっと筋肉を付けることができるかもしれません。
せっかく人様に褒めてもらったので、
もっと頑張ってみようと思います。
人様に褒めてもらった経験がほとんどない私なので、
こうして、誰かに褒められると
自然と「がんばろう」という気持ちになるのも
実は、新たな発見でした。
アラフィフですが、
今さらながら、運動を頑張ってみようと思います。
話は変わりますが、
こちらは今日見かけた道路表示です。
イギリスの道にはすべて名前がついていて、
角にはその道の名前が書かれている看板があります。
普通は、黒枠&白地に黒い文字がかかれているのですが、
この看板には、覗き込むようなネコが描かれています。
「なんて、カワイイ!」と思って、
近づいて見てみたら、
なんと、ステッカーでした。
誰かのイタズラのようですが、
こういった微笑ましいイタズラは、
気持ちが和んで良いですね。